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大学院一年目の読書録 その8「マネジメント」(NHK 100分de名著ブックス)
こんばんは。読んでも読んでも書く時間が取れず、読む前の本も積ん読。読み終わった本も積ん読のユミです。あああ。焦らず、粛々と時間を見つけて書いていきます。
ここから懺悔です。
もっと分厚い元々のドラッカー先生の著書、エッセンシャル版「マネジメント」も持っており、実は、20年近く前に読んでおりました。が・・・院で先生に「読んだ人?」質問された時に、手を挙げられませんでした。だって、まったくと言っていいほど、何も覚えていなかったから。悲しいくらい「無」。聞かれても、中身について答えられることが皆無。恥ずかしい限り。
当時・・・子どもが小さくて、何しろ細切れに読んだことだけ記憶はあるのですが、あの当時に読んだ書物って、これに限らず、まったく記憶に残っていないのです。私の「無」時代。
字面を追っていただけ。流行っていたから読んでみただけ。読んだという事実が欲しかっただけ。本気で読んでいない。自分ごととして読んでいなかったということでしょうね。
育休明けてはいたものの、当時は短時間勤務で役職も外れ(そんな時代)、部下もおらず、「組織とは」、「マネジメントとは」と真剣に受け止めていなかったのだと思います。今になって思えば、本当にもったいない無駄な時間。
子育てをしながら、きちんと仕事も勉強も欠かさない世のお母さんたち、心から尊敬します。
で今回、あまり時間がない中で、中身を把握するためにとりあえず手にしたのがこれ
「NHK 100分de名著ブックス マネジメント 人こそ、最大の資産である」ドラッカー著。上田惇生訳
さすがの私も、読み直したら、多少は思い出しました。
とここまで書いていたのが6月。そして今はなんと11月…
なんと、5ヶ月間放置プレイ。
公開されてない…ところか、途中でした。急いで、備忘録として目次だけメモしておきます。今度こそ、忘れないために!
はじめに
『マネジメント』が感動を与えるわけ
第1章 社会のための「マネジメント」
「傍らに立って見る者」であり続けたドラッカー
人生を運命づけた二冊の本当の出会い/すでに起こった未来を見る
資本主義も社会主義も同じ穴のムジナだ
マネジメントが人間に幸せをもたらす/政治三部作の登場
経営三部作、そして『マネジメント』へ/文明の運命を握るものとしてのマネジメント
第2章 人こそ、最大の資産
『マネジメント』と他の経営学の本との違い
その事業にワクワクドキドキしているか/「人」こそが企業の財産である
社会のニーズに応えることが社会貢献である/企業が達成すべき五つの目標
マーケティングとイノベーション/経営資源・生産性・社会的責任
企業は利潤を目的にしてはならない/知りながら害をなすな
第3章 誰もがマネージャーになれる
マネージャーとは、オーケストラの指揮者である
マネジメントに必要なスキルとは?/コミュニケーション成立のカギは「受け手」にある
「いかに」管理するかではなく、「なにを」管理するか
マネジメントは社長のためだけのものではない/成果を上げるための五つの方法
組織の正当性の根拠ーそれは「強みを生かす」こと/何をもって憶えられたいか
第4章 ドラッカーが見据えた未来
新しい社会への移行/今、私たちは歴史の峠を越えつつある
知識や教育も変化を続けている/知識社会になると、なにが起きるのか?
ポストモダンの七つの作法/日本の「西洋化」ではなく、西洋の「日本化」
日本はポストモダンの手本になりうる/日本には復興の力が備わっているはず
対談 上田淳生×岩崎夏海 今こそ、イノベーションのとき
読書案内
ドラッカー 略年譜
あとがき
エッセンシャル版にあるドラッカーの重要なポイントは、全てここに紹介されています。平易な言葉で、ドラッカーが語ろうとしたことを、シンプルにわかりやすく翻訳してくれているので、正直、読後に頭に整理されてインプットできました。
マネジメントだけでなく、仕事をしていく際の心構え、いわば人生論とも言える名著「マネジメント」。
読書の時間がとれずに、ドラッカーの考え方に「もしドラ」でしか触れたことのない方、まずはこれでドラッカー入門しましょう。
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