にしんそば

京都で暖かいお蕎麦の代表格といっていいのがにしんそば。

今まで食べたことがない方は一度は食べていただきたい、まぁ本当に美味しいおそばです。この鰊と蕎麦の組み合わせを考えたなんてすごいと鰊の美味しさに感動する食べ物です。京都では年越しそばの代わりににしんそばを食べる方も多いです。

南座の横に1861年創業の松葉という有名なお店があるのですが、このお店の2代目松野与三吉さんがにしんそばを発案されたそうです。新鮮なお魚が手に入らず干物が主流だった京都ならではな気がします。

最近お店が中々開いていなかったこともあり、家で作ることも多くなりました。にしんの炊いたものをの売っているのがなかなか無くて、見つけたら買うようにしています。美味しいものには目がありません。

作るときのお勧めは、にしんの上にそばを入れることです。お店によっては一番上ににしんが乗ってたりしますが、にしんを炊いたその味がお汁により溶け込むことで美味しさが広がるので、にしんを入れた上におそばを入れて食べるのがよりおいしいです。にしんを見えるようにしてそばを上に置いているところも多いです。ぜひまだの方は一度食べてみてくださいね。6/11