京都で新しい視座を得た話
二泊三日の京都大阪旅行は、二泊とも大阪の同じホテルに泊まりながらも、うち二日間はほぼ京都。決して効率的ではないけど、全然乗ったことのない電車で移動する、それだけでも旅の楽しみはあるってもの。ということで、1日目の夜に先斗町を散策した12時間の朝には、再び京都へ。その目的は「KYOTO ART HOSTEL Kumagusuku」での朝食。実はYMT郎くんにお願いして代表の矢津さんをご紹介いただいていたのだった。
大阪・梅田から阪急電車で、阪急大宮駅へ。初めて乗る電車、車内の中刷り広告、車窓から見える風景。そこに住んでいる人にとっては当たり前にあるものが、どれも目新しい体験として記憶に刻まれていく。新しい知見を得るには旅に出るしかないんじゃないか、と最近よく感じる。日常を離れて、普段会わない人に会って話をする。見たことのないものを見る。その他、記憶に残らないことも含めたあらゆる体験が、ジワジワと自分の何かを変えたり作ったりしているような予感。そう考えると、旅は自分への投資のように思えてくる。
大宮駅から歩いて5分ほどのところに、「KYOTO ART HOSTEL Kumagusuku」はある。矢津さんが作ってくれた朝食は見た目の美しさだけでなく、優しい味ですごく心地がいい。朝からこんな美味しいものをいただける、ということの幸せ。京都に来てよかった!バターが乗ったパンと、コーヒーは特に印象深いなー。また有難くもいろいろなお話を聞かせていただけたことは、本当に貴重な時間だった。アートと事業の交差点で動き、実績を作られているお話は刺激と実りが多かった。さらに仕込み中のアイデアをお聞きしていくにつれ、自分のやるべきことを改めて考えたりした。そしてやれていないことがある、ってことと、それを早くやろう、みたいな気持ちがむくむくと湧き上がって来るのを感じた。GWのお忙しい時に、他に代え難い体験をさせていただいた矢津さんには心から感謝。次回はぜひ宿泊したいす!
帰路、京都駅に行く途中で立ち寄った東本願寺には圧倒された。いやー大きい!本当に大きい!!そんなことも全然知らずにいたけど、実際に触れるといやはやすごい。誰かに会って、実際に何かを体験すること。それってやっぱり大事だな…ってそれを「百聞は一見に如かず」とかいうんだろうけど。
あ、今まで見た目で敬遠していたニシンそば、食べてみたらとても美味しかったです。