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なんかとても納得してしまった話。

私は今絵を描いている。

ふと世界のアート市場を見たとき
アメリカ、中国、UKがそのほとんどを占めていて
日本は円グラフにするともう見えんくらい市場は小さかった。(1%て)

これを見てなんかとても納得してしまったのだ。

アートって、
私は見るのも好きだけれど醍醐味はその作家が
世の中に向けて発信する問いだったり
世の中をより良くしたいと伝えたいメッセージだったり
それを受け取った時、
言葉にはできないなんとも言えない感動がある。

でもそれって自分だけの感動、自分だけの高揚感
要は究極に自己満の世界なのだ。

で、この究極に自己満の世界というものを
日本人はあまり持っていないよなーと
この円グラフを見てふと思った。

(念の為言っておくけれど、これは日本人を否定しているわけではない)

長く海外にいた経験から
日本人というものを俯瞰的に見る機会も多く
私的解釈でいうと
”他人軸”がとてつもなく得意
な人種だ。

周りがどう思うか
常に周りの評価を気にして行動する。
それゆえにおもてなしのレベルは世界トップ
逆に自己肯定感の低さは先進国の中ではワーストに近い

言葉にすると改めて興味深い人種だわ日本人。
近年では自己肯定感の低さなど悪い面が指摘されがちだけれど、個人的には周りのことを考えられるからこその日本人の力や技術力はめちゃくちゃ誇りだと思っている。

話がちょっとずれたけれど、
要は、日本人は他人軸で生きていることが普通なので
究極の自己満からはかなり掛け離れているところにいる

アートのような究極の自己満で購入するようなもの(しかも高額)に
手を出す人は少ないということ。

これは一つの解釈にしか過ぎないと思うのだけれど
なんだか思わぬところで日本人のソレが垣間見えて
一人でくすっとなったという話。


日本人いいわー
でも絵は買ってー

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