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大切なことはとてもシンプルだった。


It was simple.(53 x 45.5cm)

最近時間をつくってはただひたすらに絵を描いているけれど、
とても大切なことに気づいた。

いや、気づいていたとは思うんやけれど
それを初めて体感しているというか、
『あんれぇ〜!?ほんまにこんな簡単なことやったんかぁ〜!』
といった感じ。

それは、
自分の好きなことができていれば誰に評価されずとも幸せだということ。

少し前のnoteで、
私が幸せな人生を送るために必要なことを洗い出したと書いた時
これだけやれていれば私は幸せなんだと気づいた。
そしてその幸せに必要なこと以外の部分をいろいろ手放して、
気づけば3ヶ月が過ぎた。

そして今思うことが、冒頭にあった
『あんれぇ〜!?ほんまにこんな簡単なことやったんかぁ〜!』
ということ。

幸せなんです。
誰にも評価されてないし、稼ぎたい絵ではまだ実質1円も稼げていない。
でも、めちゃくちゃ幸せなんです。豊かなんです。たくさん稼いでいた以前よりも。

なんか書くと、めっちゃシンプルやし、当たり前のことで拍子抜けしてしまうくらいやけれど、
この気づきは私にとってめちゃくちゃ大きい。

逆に気づいたことは、
”評価”というものがどれだけ人を苦しめているかということ。

どういうことかと言うと、
今まではやっぱり好きな絵であっても誰かに評価されたい。
それをやり続けるためには評価されないと意味がない。
そう思っていた。

絵を本格的にやっていこうと決めるまでは
頭に浮かんだものを赴くままにふんふんふん〜♫と描いていたけれど
それが本格的にやっていこうと決めた瞬間=他者からの評価を求めた瞬間
急に描けなくなった。

(評価してもらうためには)インテリアに合うものを
(評価してもらうためには)センスの良いものを
(評価してもらうためには)意味のあるものを

そうやって無理くり描いたものは
なんのエネルギーもなく、ただの色として存在していた。

あれ?幸せじゃないかも?

そう思って、また原点に戻った。
それが、
『私が幸せな人生を送るために必要なこと。』
を書いた時だ。

それに、”評価”というものは入ってなかった。
私はただ、大好きな”絵を描く”ということや”文章を書く”ということに
費やす時間がたくさんある『暮らし』をしたいだけだった。

そう思って、SNSからも離れて
描きたいものをたくさん描きまくった。
そのうち残したい作品はインスタに載せたいななど
小さい願望も生まれて、「自分のために」SNSを活用するようになった。

そう。このSNSというものを好きなものを表現する場ではなく「評価」と捉えると
めちゃくちゃ苦しくなるのだ。

稼ぐためにはもちろん誰かしらの評価は必要やし、評価してくれる人にはめちゃくちゃ評価してもらいたい。
でも評価というものを目的にしてはいけない。
それを目的にしてしまうと、
評価されないときそれは自己否定となって自信を奪い、希望をも蝕む。
でもそうじゃない。
好きなことはただ好きでできてれば幸せなのだ。

要は「評価」と「好きなこと」は完全に別個のものだということ。
それは絶対に混同してはいけない。

ちょっと熱くなりすぎた。ゼェゼェ(゚Д゚;)

で、そうやって好きなことをやる暮らしをしていると、
どんどん小さい願望=夢が生まれて
それに向かってまたエネルギーが湧いてくる。

暮らしがあって夢が生まれる。
お金が尽きると夢も尽きる。
そういうことも感じているけれど、
そのことはまた書きたいときに書こうと思う。



アディオス。

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