【篭りがち主婦が行く】東京ひとり旅
東京に行くのなんて何年ぶりだろう。
ひとりで遠方に泊まるなんて、子供を産んでからはもちろん、結婚してからもなかったかも。実に10年ぶり(!)
ド緊張しながら、週末に東京ひとり旅してきました〜〜!!
いやー、普段半径3キロ以内で生活する、凪のような生活を送っているわたしにとって、久々の東京はとても刺激的な場所でした。日常へのスパイス効きまくり。
記録として残しておきます☺︎
(ほんとうは写真で振り返りたいけど、余裕がなくて写真少なめです。笑)
旅の経緯
ふと応募したzozotownのniaulabに当選したことがきっかけであり、今回の旅の目的でした。
メンタルダウンしてから(いや、多分もっとずっと前から)自分というものが分からなくなり、妻でもない母でもない自分を探し続けてきたこの一年。
去年はそんな気持ちみじんも起きなかったけど、体調が上向いてくると少しお洒落したいなという気にもなり、人生初の眉毛サロンに行ってみたり、明るい色の服を買ったり、少しずつアップデートを重ねていたところでした。
そんなタイミングでの当選の連絡。
パニック持ちのわたしにとって、新幹線や人混みはかなり苦手な場所。でもそれよりも行ってみたいが勝り、今回東京行きを決めたのでした。
恐怖よりも○○したい!が上回ること、実はとても久々のことでした。
夫や子供たちを誘ってみたものの、人混みが苦手&家族全員で移動にお金をかけてまで行く必要ある!?とのことで(悲)ひとり旅になりました。
おそらく、わたしが一人で行動することで色々なことを取り戻してほしいと、夫なりの願いもあったのだと思います……!
一日目
いったんスタバ
家族に駅まで送ってもらい、久々の新幹線に緊張しながらもなんとか東京に到着。
niaulabの会場まで歩こうと原宿駅を降りると、そこは竹下通りが目の前の出口でした…!
あまりの人の多さに圧倒され、それゆえに孤独感が増してしまったわたしはいったんスタバに避難。
どこで飲んでも同じ味、同じサービスが受けられるスタバ。安心感があってふうっと一息つけました。
niaulab
そして今回の目的、niaulabへ。
何人か人がいるのかなと思いきや、わたし一人に七人くらいの人がついてみっちり2時間半…!
本当に超・パーソナルスタイリングでした。
プロのスタイリストさんに、プロのメイクさん。プロのカメラマンさんと接客のプロのzozotownの社員さん。
途中AIも使いながらわたしの背格好や顔、雰囲気、好みに合わせたスタイリングを3つ選んでもらい、試着した上でそこから1つを選び、ヘアメイクをしてもらって撮影、という流れでした。
恥を忍んで写真を載せてみます。
ビフォー
アフター
スタイリングを組んでもらえたのはもちろんのこと、その道のプロの方に色々教えてもらえたのが一番有り難かったです。こういう目の色だから、こんな色のトップスが似合う、とか、顔色やいつものメイク加減からこの色のリップが似合うとか。
パーソナルスタイリングのサービスって色々あると思うけど、スタイリストさんひとりだけじゃなくてたくさんの人から、たくさんの面から助言をもらえるのがとてもいいなと思いました。
(PRではありません。頼まれてません。笑)
新幹線代をかけて行っても、それを上回る満足感がありました◎
almond hostel & cafe
疲れたけど楽しかったー!と余韻を楽しみつつ、本日の宿へ。
旅先では例え良いホテルでもあまり寝られないことが分かっていたので、どうせ寝られないなら安いとこでと今回は女性専用フロアがあるゲストハウスに泊まってみることに。
(若干人恋しさがあったのもあります…!)
この宿のいいところは、お洒落カフェに併設されているところ。
晩御飯もこのカフェで済ますことができ(しかも超美味しい!)、東京に不慣れなわたしにはありがたかったです。
居酒屋はしごするのもいいんだけどね。今回は体力もなく断念。
八幡湯
晩御飯の後は、ホステルから徒歩3分ほどのTHE・地元の銭湯へ。
おしゃれ銭湯よりも、こういう地元感あふれる銭湯だいすき。脱衣所で流れる格付けチェックを見ながらあーだこーだ言ってるおばちゃん達に癒されました☺︎
そして宿に戻り、宿のロビーとしても使えるカフェで今回の旅のお供として持参した星野源のエッセーを読む。
眠くなってきたところで就寝しました。
案の定あまり眠れはしなかったけど、個室っぽくなってるドミトリーは予想以上に快適でした☺︎
世界中のバックパッカーさんが泊まっていたので、ちょっと海外気分も味わえてよかった。
二日目
明治神宮
当初の予定ではお昼頃に行こうと思っていたのだけど、激混みの様子をインスタで見てしまったので、朝散歩に変更することに。
8時頃宿を出て、歩いて25分ほどで到着しました☺︎
木々がすくすくと力強く育っていて、都心とは思えない自然があり、凛とした空気を纏う場所。
行って良かったです。
押競饅寿
帰り道によさげな台湾料理屋さんを見つけたので、遅めの朝食をこちらでとることに。
ドストライクなお店でした…!
(こんな店がわたしの住む街にもほしい〜)
わたしがおかずに選んだ卵ときくらげの甘酢あんが最高に美味しくて、帰ってからすぐ作りました。笑
表参道ぶらぶら
その後は宿をチェックアウトし、前日に少し立ち寄ってもうちょっとじっくり見たいなと思っていたhay tokyoとMoMA Design Storeへ。
自分用の手帳と子供たち用の文房具を購入。
その後ぶらぶらとそのあたりをウィンドーショッピングし、キャラクターショップで子供たちのお土産を買い、帰路につきました。
総括・住むように暮らす旅が向いてるかも
ひとまず今は無事に行ってこれてホッとしています。行けて良かった。行って良かった。
自分の「したい」に正直に行動できたこと。わたしの中の低い自己肯定感を、ひとつぐいっと上げてくれたような気がしています。
疲れは3日くらい引きずったし、新幹線は停車駅の少ないのぞみに乗るのは怖くてひかりにしたり、出来なかったこともあるけれど。でも、きっと上出来。
ひとつ今回の旅で思ったのは、わたしはやはり暮らすように旅をするのが向いてるなーということ。
慣れない環境が苦手なわたしは、たいてい一泊や二泊じゃ宿に慣れずに眠れない。
周辺の道もよく分からなくて、ドキドキしながら携帯片手にしか歩けない。余裕がない。
思えば昔から海外に行くときも、最初の1週間、少なくとも3日くらいは思いっきり体調を崩して寝込んでいたし、今回も1日目に超緊張して、2日目にちょっとひとりに慣れてくるという感じだった。
拠点を作って、そこから数日かけてゆっくり旅をする。
なかなか出来ないかもしれないけど、そういうスタイルが理想だなと改めて思ったのでした☺︎
こちらもゆったり旅だった、旅の記録。
さくっと振り返るつもりが、長くなりました。🙈
年始からの落ち着かない日々。
わたしには、わたしのできることを。募金をしたり、防災を見直したり、子供たちと災害について話をしたり。
しなやかに日々を過ごしていきたいと思います。