今一度、生活習慣の見直しを その2(運動編)
だいぶ間が空いてしまいましたが、「その1」で、入社前検診でコレステロールの高さを指摘された話をしました。
↓この記事の後半ね。
それで、今回は、コレステロールを下げるための生活改善策として、運動の話をしようと思います。
内科医師からの指導
2月末、現在の会社に入社する直前くらいに、入社時検診の結果を持って近所の内科医を受診した時に言われたのが、やはり「運動」でした。
問診の際、運動の習慣がどれくらいあるかを聞かれたのですが、その時はまだ今の会社の入社前だったので、犬の散歩と近所への買い物程度くらいの運動量という風に答えました。
そうしたところ、「運動量を増やしましょう」となり、犬の散歩の時間を倍くらいにしましょうとか、歩く速さをもっと早くしましょうとか、プールで水中ウォーキングとか、なんかいろいろ言われました。
また、「筋肉をつけましょう」というのも言われました。
具体的には、椅子に座った状態で、片足ずつあげて、太ももの筋肉を鍛える、という運動を指示されました。
↓こういう風なやつです
こんな感じで運動量を増やして、あとは食事も改善して(食事については次の記事で触れますね)、2か月後くらいに再検査しましょう、となったんですが。
正直、これまでの運動経験が乏しい私には不安しかありませんでした。
これまでの人生の中でも「運動しましょう」と言われる場面が多々ありましたが、私の場合、身体の使い方がおかしいのか、運動すると身体が痛くなったり色々問題が出てしまうのです。
(単に筋肉痛という感じではなく、例えば腹筋をしたら首が痛くなるとか、ウォーキングしたら膝が痛くなるとか、腰が痛くなるとか、もうそういう感じです)
専門家がいると安心
それで、私は、数年前よりお世話になっている理学療法士の先生に、「検診で引っかかって内科医から運動指導されている」という事を話したうえで、色々とアドバイスをいただきました。
まず、上記の「椅子に座ったまま片足ずつ上げて、太ももを鍛える運動」については、「やり方にコツがある」という事で、実際対面で、細かく「どこを、どう意識して、どのくらい動かす」とか、「1日にやる回数はどのくらいがよいのか」とか、かなり細かく教えていただきました。
私は、そのくらい細かく教えてもらってやらないと、「見た目の動き」は、指導されたとおりになっているように見えても、実際は、本来鍛えたいところを全然使ってなくて別のところに力を入れて動かしている、そのせいで関係ない場所を痛めてしまう、そしてそのために運動が続かないという事が多々あるのです。
また、その他の運動の量や強度(歩く速さ、距離等)についても、「とりあえず歩く速さを早くするようにしてみたところ、歩いている最中に太ももがつる」という事態が発生したため、こちらも理学療法士の先生に相談したところ「内科の先生の指導通りにやると、私の場合、運動強度が高すぎになってしまう」という話がありました。
私の場合、3月から働き始め、毎日通勤するようになったことで、2月と比べて歩く量自体は増えているのだから、歩く速さを無理に変えなくてもそれで十分、あとは太ももを鍛える運動を続ける、という事を指導されました。
その際に思ったのは、「私はたまたま理学療法士の先生とのつながりがあったからよかったけど、そういう専門家とのつながりが何もない状態で、運動するのは、人によっては身体を痛めて危険なのでは」と思いました。
部分でなく全体を診れる病院が必要なのでは
ここで私が言いたいのは、内科の先生の指導が間違っているとかそういう事ではありません。
内科医の先生の運動指導は、「内科的な視点から見たら間違っていない」のです。実際それでコレステロールが下がる人が多いから、その方法が保険診療で指導されているのです。
ただ、人の身体は一人一人違いますし、「大多数の人には問題ない範囲の運動指導」でも、支障が出てしまう人というのが少数ながらも存在するので(私もその一人)、できれば内科にも運動指導のための専門家(細かいやり方を指導するための専門家)がいたらいいんじゃないかなと思いました。
そうしたら、内科医の指導に基づいて、その運動を、一人一人の身体の能力に合わせて、しっかり教えられる上に、アフターフォローもできるので、よりいっそう効果が期待できると思うんですよね。
私はたまたま、理学療法士の先生とのつながりがあったので、そちらの先生に事情を話してご指導いただくことができていますが、普通はなかなかつながりないですよね。
大病院とかだったら、内科、整形外科領域の連携もできたりするのかな、とか思ったりしていますが(生活習慣病の場合はそこに食事も絡んでくるので、栄養士も必要ですよね)、わざわざ大きな病院まで行かなくても気軽にかかれる町医者レベルでそういうのがあったら生活習慣病はもっと減るのかなと思いました。
まとめ
さて、話がそれましたが、まとめとしては、下記が、現在私の実践している運動習慣になります。
・通勤で歩く
片道で大体、自宅~最寄駅間が徒歩6~7分、会社の最寄駅~会社までが徒歩7~8分。なので、往復だと大体通勤だけで30分弱くらい歩いている計算。
・犬の散歩
朝は犬の散歩をしてから会社に行っています。今は夏なので、暑くて15分くらいで帰ってきてしまいますが、暑くない時期だと20分とか25分とか。
・食材、日用品の買い出し
仕事の日は、通勤経路上にある店に寄って帰宅するので「通勤で歩く」の部分に含まれてしまいますが、休みの日は、通勤経路上にない店に、徒歩や自転車で行ったりします。
・太ももを鍛える
上述の、内科医から指導された太ももを鍛える運動もやっています。
筋肉をつける、というところまでは期待できるかわかりませんが、せめてこれ以上衰えないようにという事で継続中。
まぁこんなところかな、という感じです。
歩く速さは、できる範囲で、早歩き程度ができるように努めています。
あとは身体の使いかたですね。
日常生活での身体の使い方について、本を読んだりしてちょっと知識をつけています。
私が参考にしているのはこちらの本↓
日常生活における身体の使い方について、細かくわかりやすく書かれています。
まずは歩き方から、この本の通りに実践しているという感じです。
さて、次回は食事の話をしていきたいと思います。
発達障害者が少しでも生きやすくなりそうな情報(本、ネットの有料記事等)の購入費用に充てますのでよろしくお願いします★