秋の青森 紅葉と鄙び湯巡り一人旅 鄙び湯編②
JALのマイルを使って青森(三沢空港)へ三泊四日の一人旅へ。六戸、七戸のボロ、あ!違う、鄙びた温泉をメインに湯巡りしてきました。一日目は六戸温泉旅館に宿泊、二泊目は浅虫温泉泊、三泊目は玉勝温泉泊。最終日の記録です。③はこちら
宿泊した玉勝温泉は宿泊は別館、別館にも宿泊者専用の小さなお風呂がありますが、本館がメインの風呂となり、何度でも無料で入れます。閉店間際に行ってみました。
脱衣所では演歌がガンガンにかかってる。笑
やはり天井が高く、仕切りはブロックガラス、そして丸いライトの作りですね。お花のタイルがかわいい。
お湯は別館と同じでドバドバかけ流されています。ツルツルで素晴らしいお湯です。湯使いは断然本館の方がいい。
地元の方々から愛されている温泉らしく、閉店間際までお客さんが。
10時前から掃除の方々が来られて、準備されていました。朝はなんと5時から営業です。
翌朝、宿の風呂へ。捻挫はまだ痛むけど昨日より全然いい。温泉効果?
お風呂の脱衣所でマダムに会った。湯治客?
女性で泊まってるのは私だけと思っていたのでビックリしました。炊事場で朝ごはんの準備をしていたら、もう出かけて行く方も。
家にあった非常食の梅がゆ、浅虫温泉で作った温泉たまごと道の駅で買ったお惣菜と持参のインスタント味噌汁。
お掃除マダムに「チェックアウトはここでいいですよ。鍵もらいます」ってゆるゆるでした。
【玉勝温泉】
素泊まりのみ2500円(税込)
アメニティはバスタオル、浴衣のみ。Wi-Fiなし。食器類、電子レンジ、冷蔵庫あり。
今日は雨女らしく雨です。もう紅葉は見ないので全然OK。
近くの温泉から湯巡り開始。一湯目はここに来たら寄らねばならぬ温泉へ。
青森 姉戸川温泉
再訪。ここは外せない。素晴らしいお湯。独特の湯口も印象に残ります。
アルカリ単純泉。源泉38度のツルツルトロトロのお湯。
次は六戸方面へ向かう。
青森 六戸宝温泉
今回の旅で、玉勝温泉別館を上回る最上クラスのボロ、あ!違う、鄙び温泉です。
中に番台があるレトロな温泉銭湯。なんと280円でした。
ナトリウム-塩化物泉。右の浴槽はかなり深め。適温で、ツルツルな浴感。
カランからは温泉が出るが、配管のサビのようなものが出てくる。おそらくメンテ出来てないんでしょう。こういう場合は浴槽のお湯を使用(掛け流し限定)
潔癖な方は無理かもですが、しっとり温まりのいいお湯でした。
青森 道の駅ろくのへ
宝温泉のすぐ近くだったので寄ってみた。
青森はこの「源たれ」というタレが有名らしく、道の駅の他、空港でも必ず売ってます。買ってみた。
外で美味しそうな匂いに誘われる。
えごまとネギ味噌の2種。えごまは前のマダムが10本まとめ買いで売り切れ。ネギ味噌を購入。
美味い!あと2本くらい食べれそう。ここから八戸に向かう。車で30分ほど。
青森 八戸 Bronze Grill
そろそろ洋物を欲する頃。昨日は海鮮づくしだったし、肉が食べたいとこちらへ。
ここは澤内醸造という八戸のワイナリーが経営するハンバーガーのお店。ワインの購入も出来ます。
オーダーは最新式タッチパネル。オリジナルバーガーを注文。12時前で客は私だけ。
需要の減った葉タバコ畑をブドウ畑に転換して、八戸の地産地消の試みから産まれたワインのようです。
次々にお客さんが来るんだけど、なんと外人ばかり。近くに三沢米軍基地があるからかな?
ビーフパテはつなぎなしでジューシーで美味しい。ベーコンはデフォルトです。
コーラもいいけど、赤ワインに合いそうで、もちろんワインも頼める。車なので断念。涙
割と小ぶりだったので、足りないかな?と思いきや、厚めのパテのおかげで大満足。
私以外、4組全員外人と言う日本とは思えない状況となる。
また七戸方面に戻ります。昨日のお寿司屋さんのお客さんが勧めてくれた温泉に行ってみることに。
青森 らんぷ温泉
ロビーでは女将と常連マダムがレディーストークに夢中だ。
かなり熱めです。ナトリウム-塩化物泉。源泉52度でした。奥の熱め浴槽の中に塩ビの湯口がありました。しっとりいいお湯。
そして目が釘付けなのがこれね。笑
下風呂温泉の水彩画とご当地演歌歌手がシュール。
確かにいいお湯でした!ねこたんが2匹。きゃわいい。
夕方の飛行機ですのでそろそろ帰り支度。まずはお寿司屋さんで勧められた日本酒を手に入れねば。
教えてもらった三沢の酒屋に向かうが、ハロウィンのイベントであちこち通行止め。なんとか車を停めてゲット。
種類豊富な品揃えの酒屋さんでした!
この後は〆に相応しい温泉へ。空港の近くです。
青森 三沢保養センター
再訪。三沢に来たらここに寄らないと。
源泉43度のアルカリ性単純泉でツルツル。適温掛け流し。仕上げ湯にピッタリの優しいお湯だ。
年季の入ったレトロな豆タイルでエモい温泉施設です。
脱衣所で湯上がりに湿布を貼っているとマダムに、どうしたの?と言われ「捻挫」と答えると、あら、治るまで時間かかるね。と言われ、
マダムが話を始める。
青森弁でよく聞き取れなかったが、たぶん…
これぞ湯治。マダムは81歳とのことでしたが、肌はツヤツヤで若々しく、大変お元気な方でした。温泉パワー恐るべし。
三沢空港から夕方便で帰ります。
今回は捻挫のアクシデントがありましたが、それを上回る内容の濃い楽しい青森旅でした。お土産を紹介して終わります。
ほたて系土産をつまみに飲みたいからワインは白にした。教えてもらった豊盃も合いそうよね。
源たれも購入。いろんな味があったけどまずはオーソドックスなこれ。あぁ、バラ焼きで赤ワインもよかったな。車だったら赤白2本買えた。
他ににんにくやカットかぼちゃも。当分は青森の余韻に浸れそうです。
おわり
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