雨女、豪雨に挑む2023 岩手温泉巡り旅②
3連休を使い、友人と二泊三日の湯巡り旅へ。1日目は台温泉、水上旅館泊。2日目の記録です。
1日目はこちら↓
台温泉を後にし、友人も行きたいと行っていた夏油温泉へ向かう。「夏油」と書いて「げとう」と読みます。
夏油温泉と言えば元湯夏油が有名ですが、元湯夏油は泊まらないと全部のお風呂に入れないし(男女入れ替えの都合で)私は既に行っていたので、あえてのもう一つの旅館へ。
岩手 夏油温泉 夏油温泉観光ホテル
こちらの川沿いの露天風呂が秀逸なんです。なんと足元湧出。内湯のみは700円。露天風呂と両方は1000円
土砂降りで露天風呂には屋根がない。脱衣場には屋根があります。川はすでに濁流に。でもどうしても入りたくて。
岩の間から湧く温泉は奇跡の適温で、ずぶ濡れになりながら入る。雨じゃなかったらずっと入っていたかった。カルシウム•ナトリウム-硫酸塩温泉。源泉45度。
内湯に移動。奥の湯と手前の湯で源泉が違います。泉質も違い、奥は温めの含弱放射能-カルシウム•ナトリウム-塩化物泉。成分も濃いめ。手前は露天風呂と同じ、カルシウム•ナトリウム-硫酸塩温泉。熱めでした。
内湯にあったボトル。スパ銭でよく見る「馬油」シャンプー。あれ、確か茶色だよね?これ絶対違うんだけど、言ったもん勝ちと言うことで。笑
こちら、もう一つ露天風呂があります。
元湯夏油もですが、たくさんのお風呂を堪能できます。泊まるなら元湯夏油の方が風情があるかな?好き好きですね。
さて、ランチはどうしよう?Googleマップで次の目的地に行くまでの道沿いに良さそうなお店を発見したんだけど、あいにくお休みだった。
ならば、途中の大沢温泉の食堂に行こう!となる。
岩手 花巻温泉郷 大沢温泉
湯治宿で有名な花巻温泉郷にある大沢温泉。自炊ももちろん可能だが、中に食堂があってそちらで食事をとることも可能。以前、湯治棟に宿泊した時は食堂を利用しました。
混浴の露天風呂が有名ですが、内湯がレトロでいいんですよ。
ラーメンではなく、お蕎麦。前日はカップ焼きそばだったのでしっぽりと。地元大沢地区産のそば粉100%でちょっとお高め
湯治客向けの売店もあります。もちろんおみやげも買えますよ。
大好きなぺろっこうどんがあったので購入。他に
ひっつみと盛岡冷麺も。
岩手 鉛温泉 藤三旅館
土砂降りの中、2軒目はこちら。混浴風呂「白猿の湯」が有名。覗いて誰もいなかったら入ろうなんて言ってたら、ラッキーなことに14時〜15時は女性タイムだった!あと30分だったので、他のお風呂に入って時間をつぶす。800円
こちら貸切風呂ですが、10時〜15時までは女性専用。浴槽が小さいのでお湯が新鮮でした。
内湯も男女入替でした。泊まれば両方入れますね。
やはり白猿の湯は圧巻でした。佇まいも素晴らしく、真ん中に楕円系の深ーい浴槽。深さはなんと125cm。底から温泉が湧いている足元湧出です。泉質は単純温泉で源泉59度と41.7度の源泉を使いわけているようです。
暖簾替えの方に誰もいないので写真を撮っていいですか?と聞くと快諾。
今日の宿泊地へ向かいます。
岩手 国見温泉 森山荘
もりやまそうではなく「もりさんそう」です。お隣の石塚旅館と迷いましたが、石塚旅館は日帰りで行ったことがあったのと、友人が山小屋風を希望したのでこちらへ。標高860m、秋田駒ヶ岳の拠点でもあり、登山客も多いです。雨風が強く、かなり荒れた天候。
テレビ、エアコンなし。冷蔵庫は共有のものがあります。雨に濡れたので寒いくらいでした。ビールで乾杯してから温泉へ。混浴の展望露天風呂があるらしいが、眺望はなしだろう。
湯小屋は別棟です。凄まじい風雨で傘がおちょこになりました。
緑色のお湯です。含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉。源泉49度。登山マダムと一緒になった。駒ヶ岳は諦めて、違う山に行こうか検討中だそう。
飲泉可だったので飲んだら激マズでした。暴風雨の中、誰もいないだろうと展望露天風呂へ。
晴れてたらさぞかし景色がきれいだったであろう。夜は満天の星も見れたであろう。それらは雨女とは無縁のものだ。
玄関脇の魅惑のコーナー。カエルの鳴き声も。
さて部屋で乾杯してから夕食。
全体像撮り忘れました。すみません!お酒は冷酒をお願いしました。秋田のお酒でした。
自家製のイカの醤油漬けが絶品でした。鷹の爪も入っていてピリ辛。お酒に合う!
雨と、風がゴーゴー吹く中、早めに就寝。
③につづく
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