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北海道 函館 温泉巡り旅③

JALスマイルキャンペーンで安い航空券をゲットしての北海道、函館に温泉巡り二泊三日の旅へ。
函館は未開の地。一泊目は銀婚湯。2日目午後からです。②はこちら

昭和食堂でお腹を満たした後は、また海沿いを行く。北海道での運転はストレスとは無縁だ。中森明菜を歌いながらずっと運転していたい気分。

北海道 モッタ海岸温泉

こちら、絶景温泉です。駐車場で硫黄の香りがしたので硫黄泉かと思いきや、海沿いあるあるのナトリウム-塩化物泉でした。

露天風呂(男湯。女湯は囲いあり)

撮影不可なので島牧村観光サイトから写真をお借りしました。内湯もあります。露天風呂が絶景で最高ですね!源泉52度で熱め。宿泊もできます。

北海道 千走川温泉

次はこちら。扉に鍵がかかっていて開かない。え!臨時休業?電話をしてみたら留守電で「主人の体調が悪く宿泊は年内いっぱいお休み、日帰り入浴は電話下さい」ってガイダンス。
しかし、車が1台停まってるし、わんこ(繋がれていない)が店番してるんだから誰かいるのでは?と期待するのだが…。

店番はこの子だけ。かわゆ!

「入れますでしょうか?」ってわんこに聞くも答えられるはずもなく…。笑 
日光澤で噛まれたことを思い出し、話しかけるでけにしとく。

あきらめて帰りますね。店番さん、さようなら

まあ、毎回1軒くらいは撃沈を喰らうのでめげない。次。


北海道 旅館たかだ

こちら、旅館の母屋とはかなり離れた湯小屋。温泉師匠から私好みのタイル風呂があるからぜひ行ってみたら?と教えてもらって来たのだけど「宿泊者専用」と貼り紙があって鍵がかかってる。
旅館に行き、日帰り入浴できないかと女将さんに聞いたら「いいんだけど、主人が鍵を持ってて、今買い出しに行ってて夜まで戻らない」とのこと。残念すぎるー。

ここに来て二軒撃沈だった。もう宿に向かおう。
そして宿まで100キロ以上離れた場所まで来ちゃってる件。

北海道の100キロって距離、50キロくらいにしか感じない。
ただ、函館界隈って私が「The北海道」って思ってる景色じゃないのよね。平野のじゃがいも畑や牧草地が続くような。去年の帯広はまさにそれだったので、ちょっと物足りない気もする。

もちろん下道で1時間半超のドライブを経て憧れの宿に到着。

北海道 濁川温泉 新栄館

ずっと憧れてた宿。こちら、予約が大変でした。予約サイトなんてあるはずもなく、何日もかけて10回以上電話したけど出ず、廃業したかと焦り、町役場の観光課に聞く。「同じような問い合わせがきます。大丈夫です、営業してます。高齢で耳が遠いので根気よくかけ続けて下さい」とのこと。

そしてやっとつながる!興奮してまくしたてたら「聞こえない」と言われた。

ご主人「予約?」
私「そうです」と日にちを言う。
ご主人「え?聞こえない」

日にちは何回もデカい声で言って聞き取ってもらうも名前は何度言っても聞き取ってもらえない。

私「湯美です!2名ね」
ご主人「ダメだ、聞こえない。女の人の声はキンキンして聞こえない」

相方に代わってもらったけどやっぱりダメ。
でも日にちと人数は伝わったからもういいやとなった。
ある意味、海外のホテルに英語で電話予約しなきゃいけないくらい難関だった。

呼び鈴を鳴らすとご主人の息子さんが登場。ご主人に名前を聞き取ってもらえなくて…と言うと、大丈夫です、予約承ってますよ。とのこと。
よかったー。
ご主人は寝ているようだ。結局最後まで会えなかった。

で、部屋へ案内されると鉄骨の新館だった。ボロい方、あ、違う、旧館には泊まれないのですか?と聞くと「はい今は…」とのことだった。ちょっぴり残念だ。

部屋

ふとんはセルフ。冷蔵庫あり。
古いお風呂は混浴だが、新館に女湯があるんだそう。まずは憧れの古い方へ。

廊下。右に傾いています
名湯は下へ下れ
じゃーん!

薄暗い浴室、簡素な浴槽、析出物、朽ちた天井。なんだろう、この荘厳な雰囲気。日帰り客も帰り、宿泊は私たちだけらしく今日はこの温泉を独り占め出来るなんて贅沢すぎだ。

シーンとした浴室に「ボコっボコっ」と源泉の湧く音だけが響く
洗い場。シャワーなんてありません。

何枚写真撮ったかな?笑
長い年月が作る芸術。この浴室は明治時代に作られたそうで、もはや温泉遺産の域だ。濁川温泉は、周りがカルデラなんだそう。
泉質はナトリウム-炭酸水素塩泉•塩化物温泉。

左上が湯口。水路みたいになっていて右上が投入口。水道は水です。
投入口に黒い布の塊を置いて投入量を調整。

源泉は53度。熱めだが、自分で加水なり、投入量を調節して好きな温度にできる。

析出物
古い成分表

新館の女湯も見てみよう。

フツー
湯口

シャワー有。結局入らなかった。

湯上がりにセコマオリジナル缶チューで一杯。

そして夕食は新館1階の広間で。

あまりに日本酒に合いそうな食事なんで日本酒を。最終日で明日は帰るだけだし、二日酔いになろうと関係ないね。

食事は全く期待してなくて(失礼!)いい意味で裏切られた。美味しすぎた。地元の食材がふんだんに使われた食事。

小さなヤマメの唐揚げと右上はなんと熊の肉

これは私の「ごはんの美味しい温泉」マガジンで紹介せざるを得ないな!詳細は後日。


しかし、ブヨに刺された跡が痒い。4ヶ所やられてて、かかとは重症で腫れてきた。眠れるかな?

足首まで腫れてきた

温泉効果と痒み止めでなんとか眠れた。朝風呂をキメて朝食。

ポトフは地元産じゃがいも

朝便で帰るので、通常より早い朝ごはんにも対応いただけました。

【濁川温泉 新栄館】
一泊二食7500円(税込)Wi-Fiなし。アメニティはバスタオルを含め全て有

このまま帰らないのが私。温泉師匠に空港近くの朝5時〜営業している温泉を教えてもらった。


北海道 西ききょう健康グランド

空港から車で20分ほど。泉質はナトリウム-塩化物泉。源泉62度なんで熱いです。

内湯
露天風呂。円形浴槽が3つあります
湯口

函館空港にてお土産を物色。道の駅に寄れなくてアスパラも買えず。また来よう。

函館空港にて購入。森町に行ったので

家に戻って飲みきれなかったセコマ缶チューと去年の帯広以来大ファンの鮭とばチップスで一杯。まだまだ北海道気分。

次回は観光したいです。笑

おわり

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