夏の奥鬼怒温泉郷 プチ登山と温泉①
暑い。夏は暑いもんだとわかってるんだけど、暑い。青森が雨だったこともあり、涼しかったのと、やはり都会のコンクリートに囲まれた空間とは暑さの質が全然違う。
ウチの会社はお盆休みがないので、それぞれが有給休暇を消化して休む。お盆前に青森で2日使ったので、もう1日はお盆が明けてから取った。相方もお盆休み中に1日出勤がある為代休を取るとのこと。そこで、避暑を兼ねて前々から行きたかった、奥鬼怒温泉郷「日光澤温泉」に行くことにした。
奥鬼怒温泉郷には「加仁湯」「八丁湯」「日光澤温泉」「手白澤温泉」という4つの温泉旅館がある。この内二つの加仁湯と八丁湯は麓の女夫淵駐車場から宿泊者のみ無料送迎があるが、他二つは歩いて行くしかない。
加仁湯は以前に行ったことがあったので、今回は山登りをしながら行ってみることに。野菜と山と、時々猫さんの記事を読んで、登山&温泉したくなったのです。
但し、私はヘタレなのでガチ登山は無理。7年前に行った金時山が最高峰という。高尾山じゃないよ!笑
日光澤温泉は前から行きたかったし、アップダウンもあまりなく、登山と言うよりトレッキングで、コースタイムも2時間と聞き、ヘタレにはちょうどよいと判断。
相方も流行病前に張り切って買った登山靴がほこりをかぶっている。私も5年前に筑波山に登って以来、靴箱に入れっぱなしの登山靴をひっぱり出した。
まずは拠点となる「女夫淵駐車場」に向かう。めおとぶちと読む。以前は女夫渕温泉があって、旅館もあったらしいが廃業してしまったそう。残念。
家を8時前に出発し、12時に駐車場に着いた。宿のチェックインは14時。2時間コースだからピッタリ。
駐車場までは、鬼怒川温泉駅から日光市営バスも運行しています。
さて入山します。熊除けの鈴がないのが不安。大きな声で話しながら行くか。となる。
早速急な階段と登り、すぐ下りでなんか損した気分。帰りにここが登りになるんだーとかネガティブなことを考えながら進むと、橋があっていきなり絶景でした。
みなさんお気づきかと思いますが、快晴です。相方は晴男なんで、こんな山登りの時は助かりますね。
確かに途中は緩やかな登りと平坦な箇所も多く楽だ。これなら全然大丈夫。そろそろ2時間かなー、というあたりでやっと第一中継地点、八丁湯に到着。
八丁湯にも入りたかったので、日帰り入浴をしているか聞いてみると、お盆期間中で日曜日までは日帰り入浴はお休みとのこと。残念。外国人のスタッフ(ベトナムかな?)が丁寧に上手な日本語で説明してくれました。
10分ほど行くと以前泊まった加仁湯があり、横をすり抜け、さらに10分ほど緩やかな登り。これが最後の登りで結構きつかった。やっぱり私、ヘタレだ。
棒(ストック⁈)欲しい、棒欲しい、って言いながらずっと登ってました。笑
日光澤温泉
2時間半で到着。ダラダラ来たら30分オーバー。
憧れの山小屋温泉!
今回は散らかる前に写真を撮りました!笑
アメニティは浴衣とフェイスタオルのみ。準備して行きましょう。持ち込んだゴミは持ち帰りが基本。テレビもゴミ箱もありません。ドライヤーは貸してくれました。
こちら、お風呂は4カ所あります。混浴露天風呂が二つ、男女別内湯が各一つ。そして全部違う源泉(自家源泉)なんですよ。素晴らしい!
女将さんが「今日はそんなに混んでないので、チェックイン一番乗りです。混浴露天風呂がチャンスですよ。明るいうちに」と言っていただき、早速入らせていただく。
まずは白濁の含硫黄-ナトリウム・塩化物泉から。日光澤温泉CとEの混合泉。うっすら塩味と硫黄の香り。奥がぬるめ、手前が熱め。
登山で身体が疲れてるので、温泉が沁み渡るー!
いつもたくさん入り過ぎてるからこの感覚忘れてた。
こちらはナトリウム-塩化物•炭酸水素塩泉。日光澤温泉Dと千枚岩源泉の混合泉。硫黄成分は入っていません。熱めのいいお湯。こちらも沁み渡るー。
部屋に戻ってビールを飲んで涼む。ビールも沁み渡るー。湯上がり+登山疲れで美味しさマシマシ!
エアコン、扇風機はないですが、窓を開けておけば、涼しい風が吹き抜けてとても気持ちいい。ふとんはセルフです。
少し館内を探検。
夕食は食事処で。
天ぷらや季節の野菜、お肉。品数は少ないかもですが、美味しかった!山小屋の食事ですし、旅館のお食事は食べ切れないことも多いので十分でした。
お酒はワインをボトルでお願いしました。グラスワイン500円、ボトルは1600円なんです。安い!2人だし、絶対ボトルです。フランスの白ワインで辛口。私好みでした。赤もあります。
余ったら部屋で飲もう!って言ってたけど、食事処で完飲しました。相方はあまり飲まないので私がほとんど飲んだ。こういう時は2人だといいなと思ったけど、この価格ならたぶん1人でもボトルで頼んでいただろう。笑
19時〜21時は内湯が男女入れ替えになり、混浴露天風呂は女性専用となります。
なので、この時間は男湯にも入れます。
こちらはナトリウム-塩化物泉。日光澤温泉AとBの混合泉。硫黄成分はほんのちょっとで含硫黄になってないのにややグレーがかった白濁。温泉の不思議。
ヘトヘトなんで寝ます。女湯は明日の朝にとっておこう。おやすみなさい。
つづく
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