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東京 青梅 温泉と高級ラーメン

昨年、東京郊外に引越した。その前も都心ではなく郊外だったんだけど、更に西の郊外へ。
青梅や奥多摩などの「東京都なんだけど田舎」が近くなった。
水道水が地下水汲み上げで美味しかったり、野菜直売所がたくさんあったり、都心には出づらくなったけど引越してよかったと思っている。

今月から業務委託の仕事を始めた(旧正月でほとんど仕事がないが)
心に余裕ができたので、久しぶりにランチを外食にしてみようと思い、ならば贅沢を!と、青梅の予約しなきゃ食べられない高級ラーメンを食べに行くことにした。
引越してから、近くのラーメン屋をリサーチしてめちゃくちゃ気になっていたラーメン屋。近辺にはたくさんのラーメン屋があり、有名店もチラホラあるんだけど、そのラーメン屋は頭抜けているのだ。

クチコミも「岡山から5時間半かけて車で行った」や、「キレはあるが角がなく、なんとも言えない余韻が残るスープ」など、もうラーメンヲタの語彙集のようなコメントだらけ。

予約はTable Check というオンラインサービスからで手数料が390円もかかる。
そして平日でも1週間先しか予約が取れない。土日は難関です。平日13時の予約が取れたので、その前に…。

ひとっぷろしてから行こう!


東京 青梅石神温泉 清流の宿 おくたま路

こちら大きめの宿泊施設。「お風呂が小さい」ってネガティブなクチコミを見て決めた。
みなさん、温泉の浴槽は小さければ小さいほどいいんですよ!温泉が滞留せず、入れ替わりが早いのでお湯が新鮮なんです。

独泉。平日のお昼だしね。

右の湯口からは何も出ていません

案外大きいお風呂でした。笑
奥多摩の温泉の運び湯だから加温循環ですが、源泉を追加できます。

湯口 縁には析出物が

析出物も確認出来るので温泉で間違いないでしょう。単純硫黄泉なんですが、運び湯のせいか硫黄の香りはしませんでした。残念。
塩素消毒ありとありましたが、塩素臭はなし。

こちらの縁にも析出物

源泉を入れると溢れます。ちょっと物足りないけど、まあこんなもんかな?

ではメインイベントの高級ラーメン店に向かいます。


東京 青梅 Ramen FeeL

目立つ看板

温泉から5分。予約の10分前に到着。駐車場は店の前に4台のスペース。

オシャレな暖簾

本日完売。予約で終了なんだと思います。
中に入り予約の旨を伝えると、フードコートでよくあるブザーがなる番号札を渡されて、2階で待つ様に言われます。

2階の待合室

これが、ラーメン屋とは思えないオシャレな空間。昭和の食堂をリノベーションして活用してるようだ。温かいお茶が用意されていました。
13時を過ぎてすぐ、ブザーが鳴り下へ。

ボードの真ん中にお店のアイコン

カウンター席に案内される。ランチョンボードに箸置きと箸。
店内は6人掛けのカウンターとテーブル席が4つくらいかな?空間が保たれた配置。
カウンターの向こう側がオープンキッチンになっています。メニューをもらう。

ワインに合うラーメンだって!

ビックリする値段ですよね!ラーメンに未だ1000円以上出したことのない私が、清水の舞台から飛び降りることになる。
散々迷って醤油の雲呑麺にしました。
クチコミでは塩推しが多かったですが、まずは醤油にした。
サイドメニューはメンマ丼とかTKGなど、お酒はビールは勿論、ワイン、日本酒もあるみたい。

水を飲んだら、水も美味しい。
「ラーメンはもうすぐです」と温めたレンゲが先に供されました。温めたレンゲなんて初めて。

Feel The 雲呑醤油らぁ麺

キタ-ッ!
もうね、どんぶりから立ち上る香りが違うの。本物の醤油の香りがする。麹の香りなのかな?
まずスープを飲む。キレがあって角がないってこれかー!って言う美味しさだった。レンゲが温かいからスープが熱々のまま口に入るのも良き。

麺は柔らかめのストレート。とんこつによくある麺硬めが好きな人には合わなそう。私は永福町の大勝軒派で、柔らかめが好きなのでピッタリ。

着丼の際、スタッフから「焼豚は埼玉の香り豚です」と説明があった。今まで食べてきた焼豚とはステージが違う感じ。根本的な作り方が違いそうだ。

こんな写真撮ったことないけど撮っちゃうほど美味しい。焼豚だけあと三切れ食べたいと思った

ワンタンは美味しいけど、わりかし普通。この肉厚な焼豚が美味しすぎて、霞んだ。チャーシュー麺をメニューに加えてほしいとさえ思った。
メンマは完全に脇役で、味は覚えてないけど、メンマ作り名人ていう盾があった。

初めてラーメンのスープを全部飲み干す。そして、最後まで熱々だった。
ラーメンは期待しすぎて残念パターンが多かったんだけど、ここはかなりハードルを上げてたのにその上をいった感じ。ホントに美味しかった。

で、ビックリしたのがカウンターで私と並んで食べていた男性が二杯続けて食べていたこと。つけ麺の後に塩らぁ麺。クチコミを見たら「連食」してる人が結構いた。すごいね。

店主は湯河原の有名なラーメン屋で修行して独立したらしい。まだ若くてイケメン。全然高飛車な感じじゃない。スタッフの接客も素晴らしい。
帰り際「とても美味しかった」と伝えると「どちらから?」と聞かれ、答えると「あら、近いですね、またぜひいらして下さい」と感じがとてもいい。思わず「次は塩にしますね」と言っていた。
なぜ青梅なのか、もし次に行ったら聞いてみたい。

行列で何時間も待たされて、最悪売り切れ御免なら、予約制の方がいいのかもしれない。

帰り道、またまた気になるお店を発見し寄り道。


東京 青梅 へそまんじゅう総本舗

バラで買えるか聞いたら、バラだと蒸したてとのこと。一個120円

茶と白一個ずつ

蒸したてのへそまん、めちゃくちゃ美味しい!あんはつぶあん。つぶあん派なのでうれしい。

まだまだ気になるお店がたくさんある青梅や奥多摩。
次はおくたま路に運んでる源泉近くの温泉に行ってみたいな。

おわり

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