雨女、豪雨に挑む2023 岩手温泉巡り旅④
3連休を使い、友人と二泊三日の湯巡り旅へ。1日目は台温泉、水上旅館泊。2日目は国見温泉、森山荘泊。3日目夜〜最終日の記録です。3日目は鶯宿温泉泊。
3日目朝〜はこちら↓
前回のつづき。鶯宿温泉の宿にて予約が通ってないとトラブル発生。更に、後から来たおじさまの団体のうちの4人の分の予約が通ってない。私とおじさま団体代表と女将でせめぎ合い。
私「二組も通ってないなんて。もうサイトからの予約だけにして電話予約は受付けるのやめたらどうですか?」
おじさま「寝るとこはどうにでもなるよー。飯がないのは困るよ」
しばらく3人でやりとりするうちに、食事は用意できないの一点張りだった女将が折れた。
女将「そうですよね…夕食はなんとかして用意します。部屋は申し訳ないですが、素泊まりの部屋になります」
おじさまと私「よかった。部屋は寝れればどこでもいいですよ。」
友人は外で団体のおじさまの一人と話したそうだ。豪雨の中、秋田からレンタカーで来たそう。泊まれてよかった!どうやら同窓会みたいでした。
前払い制。素泊まりの部屋になったので割引になった。
無事に部屋へ。エアコンなし、扇風機あり。共有の冷蔵庫が廊下にあり。ふとんは敷いてあったので元々誰かが泊まる予定がある部屋だったのだろう。
安心したのでひぐらしが鳴く夏の雨上がり、鶯宿温泉街を散策。以前は華やいだ温泉街だったことが伺える寂れた温泉街。
今、営業してたら泊まりたかった旅館ばかり見つかる。うぐいす旅館は絶対好みだったはず。
一軒だけ居酒屋があった。夕飯なかったらここだったねーと話す。
宿に戻ってお風呂ー!タイルがかわいいのだ。これで選んだんだもん、楽しみ。
お花タイル、たまに見ますね。好きです。扇型の浴槽も良き。まだお湯が完全に溜まってなくて準備不足が伺える。単純泉。源泉50度なので投入量が少ない為なかなか溜まらない。
なんとか夕食にはありつけた。長い宴会場が襖で仕切られている。端の広いブースは先程のおじさま達が宴会中。
なんとか間に合ったみたい。これに白いごはん。やればできる!
お刺身と煮付けは分けたのか量が少なめ。笑
飲みものを聞かれないし、おじさま達がビールをオーダーする声が聞こえ「もう冷えてるビールは4本しかないですー」なんて言ってる。
察して缶チューを上の冷蔵庫から持ってきて飲んだ。
翌朝、晴れたので朝風呂前に散歩に出かける。近くにまた廃業した旅館。
風呂場の窓が開いてて、中が見えた。かわいらしいタイル浴槽とブロックガラスではないか!
温泉は湯口から垂れ流されていた。もったいないなー。戻ろう。
さて、朝風呂をキメたら朝食だ。
普通の朝ごはんでした。十分です。
チェックアウト。女将から次回はサイトから予約お願いしますとのこと。民宿なのでお安いです。
予約が通ってなかったこと、目くじら立てて怒らないよ。
これが1泊3万円の宿なら怒っちゃうけど、7000円ちょっとで二食付き、温泉にも入らせてもらえるなんて海外ではあり得ない。海外のホテルで幾度となく塩対応を食らってる私としてはきちんと対応してもらって満足だし。
女将とパートさん二人で切り盛りしてるのも見ちゃって、文句なんてとても言えない。でも泊まれなかったら文句言ったかも。笑
この後、道の駅と一軒温泉に立ち寄って帰ることにします。
岩手 道の駅 紫波
途中、恒例の道の駅に寄る。また天気がどんよりしてきた。フルーツが特産らしく、フルーツの他に地元産ワインもあった。1本買ってみた。
野菜の直売所も併設されている。きゅうりやピーマンなど夏野菜を買う。
岩手 焼石クアパーク ひめかゆ
こちら、再訪。スパ銭ながら個性的なお湯でして、また来てしまいました。
奥州市はスーパースター、メジャーリーガーの大谷翔平選手の地元ということもあり、フロントはこんな感じ。
さて、温泉ですが宿泊棟があって、そちらの内湯と露天風呂が秀逸です。
お湯は緑がかった褐色のにごり湯。含硫黄-ナトリウム-塩化物泉。ヨウ素とシュウ素イオンが含まれていて、匂いが強く、特に露天風呂。シップの匂いでした。笑
成分濃いめの個性的なお湯です。源泉64度で熱めですが、露天風呂は比較的温め。こちらは15時以降は宿泊者専用になりますので注意。
日帰り側はプールなんかもあって大きな施設です。電気風呂もありました。内湯のみ。循環してるのが残念。ぜひ宿泊棟の方に入って下さい!
途中、東北道の長者原SAにてランチ。ここで食べてなかった岩手グルメをいただく。
これがかなり美味しくて!大満足でした♡
途中、事故渋滞もありヘトヘトで帰宅。豪雨から予約漏れのハプニングまで、ある意味印象に残る旅でした。とにもかくにも、温泉大好き!
おわり