福島横断 紅葉と足元湧出温泉巡り 奥会津編
10月末、有給を1日取って2泊3日の温泉巡りへ。一泊目は南会津、湯の花温泉の本家亀屋。2日目朝からです。1日目南会津編はこちら。
朝食前に宿の内湯へ。昨日の夜も行ったのだけど、真っ暗で何も見えず、見えたのは満天の星だけ。と言うのも、内湯は宿から歩いて5分ほどの小屋にあるのです!鍵を借りて行きます。
足元湧出です。46度の源泉が下から湧いています。昔は砂利を敷いて露天風呂で入ってたそうです。ご主人のお父様がコンクリートで湯船を作って塩ビパイプからお湯が出るようにしたそうです。おそらく単純泉なんですが、湯の花温泉の他の源泉とはちょっと違うらしい。
鮮度抜群の素晴らしいお湯でなかなか出られない。こんな贅沢有り得ない。至福。
福島 湯の花温泉 湯端の湯
近くの共同湯にも立ち寄り。見るだけと思ったけどついドボン。浴衣だと気軽に脱ぎ着出来るから良きです。
男湯は浴槽が小さく、激熱だったようで相方は入らなかったみたい。源泉55.8度の単純泉。
福島 湯の花温泉 天神の湯
宿の隣だったので帰りに寄ってみた。混浴でハードル高め。激熱でさすがに見学だけに。
宿に戻って朝食。
朝食も囲炉裏のお部屋で。自家製野菜が並ぶ朝ごはん。食後にコーヒーのサービス。しばしご主人とおしゃべり。
予約の時に、奥様が看護師の為、夜勤がある時はご主人が子供の面倒を見なきゃ行けないので、す土日以外は奥様のシフトが出てからでないと予約が取れないと言われました。日曜日は学校が休みだから土日はOKとのことでしたが、土日はすでに11月末まで予約でいっぱいとのことで、シフトを待ってから予約。
流行病全盛期は、奥様が医療従事者と言うこともあり、長期に休まざるを得なかったことや、南会津の秘境ならではの大変さも話してくれました。
湯の花温泉地区には高校がない為、子供は皆、高校進学と共に福島県内の各地域に下宿して高校に通うんだそうです。だから子離れが早くて寂しいと。ご主人も会津若松に下宿して高校に通われたそうです。
現在、奥様と下の中学生の娘さんは郡山に住んでいるそうで、奥様が夜勤の際はご主人は留守番で郡山に行かれるんだそうです。「遠いですね」と言うと「高速はないし、車で2時間」とのこと。上の息子さんはもう社会人で、浦和にいるらしいが、高速で浦和から郡山に来るのと変わらないんだとか。こんなに大変なのに、2食付きの宿を営業して、旅行割もやれなんてとても言えない。
地方の過疎化が問題になっていますが、こんな事情があるとは…。高校生から下宿って親も子供も大変だなあ。
9時過ぎにチェックアウト。ご主人と大女将に見送られながら出発。絶賛雨降り中。
【本家 亀屋】
1泊2食8150円(税込)アメニティ:バスタオル以外あり。Wi-Fiなし、携帯電波あり
福島 古町温泉 赤岩荘
源泉49.2度、ナトリウム-強塩化物泉。成分17gのしょっぱい濃ゆいお湯。実は内湯がいいのですが、町外からだと感染対策で露天風呂だけの利用でした。町外600円
福島 金山町温泉保養施設 炭酸温泉 せせらぎ荘
奥会津の金山町は、こちらが出来る前に来たので初訪。大黒湯は噂通りの炭酸しゅわしゅわでした。500円
「日本では数カ所しか存在しない天然炭酸温泉の一つである大黒湯と、玉梨温泉の二種類の源泉が楽しめる」(観光サイトより)
奥会津は良泉の宝庫なので湯巡りが楽しいですよ。小さな共同湯も良きです。
せせらぎ荘の食事処でランチしてから長距離移動。福島は横に長い!また雨が降り出す。
福島 湯岐温泉 山形屋旅館
奥会津から雨の中、移動距離100キロ超えの末、たどり着きました。今日のお宿です。
早速岩風呂へ。こちら足元湧出なんです。岩の割れ目から温泉がプクプク湧き出す。
単純泉ですが、CO3が33.1とツルツルです。美肌の湯ですねー!混浴ですが、湯浴みの貸し出しもありますし、女性用脱衣所もあり、脱水機完備。ハードル低いです。
夕食ですー。
食事少なめプランにしたのにすごいボリュームだった。お酒は中将と言うのをいただきました。
大旦那さんによれば、やはり日本酒は会津だそう。お酒をお土産に買えばよかったなー。
貸切風呂は予約でいっぱいだったので朝にしました。夜の岩風呂は誰もいなくてゆっくりできた。おやすみなさい。
つづく
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