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愛媛 道後温泉だけじゃない!初上陸湯巡り一人旅③

2025年の湯始めは初上陸の四国、愛媛に三泊四日で湯巡り旅。JALのタイムセールでチケットをゲット。初日は湯之谷温泉、2日目は鈍川温泉、3日目の記録です。2日目はこちら

こちらも沸かし湯のため朝風呂はなし。朝風呂がないとやっぱり寂しいな。

食堂に向かい階段を降りるがふくらはぎが痛い。一段一段ずつゆっくりじゃないと降りれない。
うわ、昨日の金比羅さんの石段で筋肉痛発症。かなり重症です。とにかく階段がツラい。

朝食

ごはんはセルフ。わかめごはんがうれしい。

サイドボードが家感マシマシ。
ウチの実家にもあったわよ。
オシャレなカップ&ソーサーを入れがちなのも同じ。笑

実家と見紛う食堂が良き。部屋食も出来ますが、自分でお膳を運びます。
高齢のご主人が出てきて「スマホに変えたけど、サッパリわからない」って愚痴ってった。笑
88歳だそうです。

今日はしまなみ海道へ行く。

女将「絶対行って!伯方島までで充分。その先はたいしたことない」
私「どんよりしてるし、天気予報は雪ですよね。私、雨女なんだよなあ」
女将「ここは山だから。しまなみ海道行ったらパーッと晴れるわよ!心配しないで」

と背中を押される。チェックアウトします。

【鈍川温泉 門田旅館】
一泊二食 8500円(+入湯税150円)アメニティ全部あり。Wi-Fiなし

今治を抜けてしまなみ海道へ。女将さんの言う通りにパーっと晴れた。
大島に渡る来島海峡大橋の絶景は思わず「わーっ!」って声が出てしまうほど。
ただ、横風がすごくて(50キロ規制)軽だと煽られて後半は怖さが勝りました。では、絶景をご覧下さい。

愛媛 大島 亀老山展望公園

来島海峡大橋

悪名高い(⁈)隈研吾氏の設計した展望デッキからの眺めです。息を呑むほどの絶景。


愛媛 大島 カレイ山展望公園

眺望は亀老山展望台の方がおすすめです。

さて、朝風呂に入れなかったのでひとっぷろしに行きますか!


愛媛 今治 清正乃湯

こちらは家族風呂と宿泊棟入口
日帰り施設はこちら

温泉プール併設の施設で、温泉付き離れがあり宿泊もできるようです。

お昼前だったからかなんと独泉。
かなり大きな施設。お湯はナトリウム-塩化物•炭酸水素塩泉。かなりツルツルです。29度の冷鉱泉なので加温しています。たくさんの浴槽があり、掛け流し浴槽も多い。

掛け流し浴槽
湯口
掛け流し浴槽
湯口

1日100トンの湧出量だそうです。カラン、シャワーも温泉でした。

掛け流しの露天風呂
湯口

露天風呂がお湯も含めて一番気に入った。
サウナもあって、かなり広い脱衣所にマッサージチェアが10台と100インチはあるどデカいテレビまである。
マダムがマッサージチェアに座ってテレビを見ながら持参の手作り弁当を食べていた。笑
これで時間制限なしの550円は安すぎでしょ。


愛媛 今治 重松飯店

ランチは今治のB級グルメ「焼豚玉子飯」をいただきにこちらへ。

焼豚玉子飯 小

何軒かのお店で食べれるようでしたが、町中華のこちらへ。
生卵が苦手なので、目玉焼きは両面焼き派なのですが、これはすき焼き感覚なので大丈夫。
混ぜながらいただきます。私的にはタレがちょっと甘すぎました。私は関東舌だからなー。
スープがめちゃくちゃ美味しかった。

次はちょっと買い物に。今治タオルじゃなくて。


愛媛 砥部焼伝統産業会館

旅先でその土地の焼き物を買うのは楽しい。
今回は「砥部焼」という焼き物を見てみる。どんぶりを一つ割ってしまったのでどんぶりを買いたい。

最初、砥部焼陶芸館に行くもまたもや定休日で近くのこちらへ。
いろんな窯元の商品が並んで、まるでショールームのよう。資料館も併設されていました。
アレンジされたものが多く、私の琴線に触れませんでした。偶然見つけた違う店に寄ってみます。


愛媛 砥部焼窯元直売所

「所」が半分落ちてる

昭和が漂うお店。声がデカめのご主人がいろいろ説明してくれた。アウトレット品があって、ちょうどいいどんぶりを発見。

こういうのでいいのよ。うどんに良さそう

ご主人曰く、砥部焼の伝統的な柄だそうです。購入!店内の写真を撮り忘れた。
宿に向かいます。今日の宿は山の上で、雪が心配なので早めに。


愛媛 石鎚山温泉 京屋観光旅館

ベンチはいつのだろう?

山道をグイグイ走って到着。今にも泣き出しそうな空。今日の夜から雪の予報。寒い。
たぶん、スタッフは中国の方。気さくなあるある日本語で部屋へ。

布団はセルフ
アメニティ
丹前じゃなくて半纏だ

部屋が広い。今日の宿泊は私だけ。
「お風呂すぐ入れるよ」って言われたので行く!

美人湯だって。期待しちゃう
白濁

おー!白濁の温泉。こちら、白濁ですが硫黄泉ではないんです。
含二酸化炭素•鉄-ナトリウム•カルシウム-塩化物•炭酸水素塩冷鉱泉という複雑な温泉。源泉15度なので沸かしています。たまに源泉がボコっ!と出る。

シャワーあり
湯口

湯口の析出物がアート。底には白い湯の花。
ただ、ジャグジーになってるのがちょっと落ち着かないかな?笑
炭酸感は感じないけど、加温前の源泉はシュワシュワなのかも。白濁温泉はテンションが上がりますね。

化石
湯上がりビール&ご当地缶チュー(広島だけど)

夕食は食堂で。半纏を羽織って行きました。

食堂

元々は山登りの山小屋ポジみたい。奥にスナックのようなカウンターやお座敷があった。

寒いから芋鍋したよーって、うれしいけど量がバグってます。

絶対一人前の量じゃない。笑
ごぼうと鴨肉は先に入ってた
みかんブリ

そしてこちらのハマチもゆずみたいな香りがする。ご主人に聞いたら「ハマチじゃなくて、ブリね。みかんを食べさせて養殖してんだわ」
へー!さすが愛媛。やっと謎が解けた。さわやかで美味しい。

みかんブリ大根

ごはんは羽釜で炊かれていた。ツヤツヤで美味しかったんだけど、鍋が多すぎてちょっとしか食べれず。鍋も食べ切れなかったし。

ツヤツヤ

温泉は沸かし湯なので9時までとのこと。明日、朝風呂に入りたいとリクエストしたら、7時に入れるようにしてくれた。ありがたい。

まだ雪は降っていない。

③につづく

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