①キタノカオリストレート
少し前から Instagram(@yumeneco_pan)で小麦粉20銘柄の焼き比べ実験を少しずつ投稿しています。
本当に面白い実験で、粉によって こんなにも違いが出るんだ!という驚きと共に、次はどんな焼き上がりになるんだろうと心躍る感覚です。
Instagramの投稿順とは違いますが、こちらでは より詳しく書いていこうと思います。
一袋250g入りの粉を使用し、半分はサワー種仕込み、もう半分はイースト仕込みをしています。
サワー種の方は時間がかかるため、同じ日に焼けないこともあり、下の写真のように別々に撮った写真をくっつけてあるものもあります。
①キタノカオリストレート
写真には6回目(Instagram)と書いてありますが、こちら(note記事)では順不同です。
ご覧の通り驚くほど黄色いです。こちらはイースト仕込みの方です。
卵を入れたのではなく、粉そのものの色です。
【水分量】
サワー種の方 80%(種の水分は含まず)
イーストの方 75%〜
※〜というのは仕込み時 目分量で追加したため。
詳しい工程については ここでは省略しますが、近々まとめます🥰
これは、サワー種仕込みの方の捏ね上がり直後です。
綺麗にまとまっているように見えますが、通常は手捏ねしている最中は なかなかベタつきます。
キタノカオリストレートは、80%の水分量にしてはベタつきにくい方だと感じました。
この「80%」という水分量ですが、私がサワー種仕込みの基本を80%にしているだけで、もっと減らしても問題ありません。
サワー種仕込みで、重みや作業性重視の場合は水分量を70%くらいまで減らすと とても楽に進めることができると感じます。
それに対して、穴ポコ系やもっちり系を目指したい場合は80%くらいがいいですが、粉によっては70%でもベタつく・ダレる粉もあるので注意が必要です。
フランスパン作りでよく使われるリスドオルは80%も入れたら 非常に作業性が悪くなります。
水分65〜70%で作るリスドオルのバゲットはとても良いものが焼けます。
「高加水のパン=美味しい」という訳ではないので、やはり その粉にあった水分量を探ることが 家庭でのパン作りの楽しさに繋がるのだと思います。
イースト仕込みに感しては、正直、もう一度仕込みたいです。(少量使い切りパックのため1回仕込み分しかなく一発勝負です。)
本当に可愛い色で、水がよく入り、味も良かったので、次回購入時は もう少し水分を増やして作ってみたいと思いました。
キタノカオリストレートは柔らかく、非常にソフトな食感でした。食パンやロールパンに使うと とても良いものが焼けるのではと思います。
読んでいただきありがとうございました。