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梅の自家製酵母パン

どうも yumeneco_panです。
最近は「サワー種のパン」中心の生活ですが、以前は 「果物や野菜を使った自家製酵母パン」も多く作っていました。

とにかく色々なパンに挑戦したかった頃です。
多くの失敗も重ねてきたので、どんなミスをしたのかなど知っていて損はない話がしたいと常に思っています。

自家製酵母パンの定番素材と言えば「レーズン」ですが、リンゴやヨーグルトなど使える素材はたくさん。

今回は「梅」を使います。

【梅酵母パン】

ふっくら梅酵母パン

旬の素材でパンが膨らむのでワクワクが止まりませんね。

実家の低農薬の梅。
黒いポツポツは家庭農園ではよくあることです。

切り込みを入れてスタートするとエキスが出やすいです。レーズンは高糖度なので糖分を加える必要がありませんが、梅は砂糖を加えます。ハチミツでもいいですね。

ミニバゲットは梅酵母とは無関係です。
しゅわしゅわが嬉しい。
完成は泡が落ち着いた頃。
ヘナヘナになった梅。

レーズン酵母でも何でもそうですが、まず重要なのは瓶の煮沸です。

これが不十分だと いとも簡単にカビます。
私も過去にカビさせてしまったことがあります。

エキス作りは数日をかけて楽しみにしながら育てるものなので、カビると かなりガッカリします。
素材も無駄にすることになるので慎重にいきたいですね。

仕込み方はストレート(エキスを水の代わりに使って仕込むこと)でも中種を作ってもどちらでも大丈夫。

しかし初めての方は中種を作る選択をしてほしいです。というのも、ストレート仕込みは失敗の可能性が高いからです。超強力にエキスが出来ていれば別ですが、大抵は発酵に時間がかかるので、初めての方は全然膨らんでこない😣と心配になるでしょう。

よく分からないまま続行すると、ネチャっとした超膨らみの悪いパン(パンと呼んでいいのか分からない)が出来上がります。

知識が少ない頃は、焼けば膨らむのではないか?と 期待して焼き、撃沈。ということが よくありました。

捨ててしまうのはもったいないが、無理矢理に食べるのもどうかと。発酵が期待できない生地はピザ生地にするという選択もあります。

こういうことはストレート仕込みでありがちな惨事です。

兎にも角にもパンは発酵が大切。
それに尽きます。自家製酵母エキスで仕込んだ生地は一次発酵の時点でふっくらしていなければ 最終的によいものにはなりません。

中種は 作ったエキスを元に 粉と水(またはエキス)を加えて作るパワーの強い種です。これがあれば勢いのある発酵が期待できます。

大きな梅酵母クッペ
梅を使っていても酸っぱくはない
香りのよい自家製酵母パン

今回の梅酵母パンは中種を作って仕込んだものです。旬の素材を使って仕込むパンは最高の贅沢品だと感じます。

ぜひ旬の素材を使って自家製酵母パンを焼いてみて下さいね😃




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