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【活動報告】れもんハウスに訪問し、社会的養護に関わる意見交換をしました。

夢の宝箱は2024年5月20日、新宿区にあるれもんハウスに訪問し、同施設を運営する一般社団法人青草の原の藤田琴子代表理事と、静岡大学で人文社会学科学部社会学科の白井千晶教授と対談しました。

■NPO法人夢の宝箱とは?
NPO法人夢の宝箱は、神奈川県を拠点に社会的養護を必要とする若者の自立を支援する団体。児童養護施設退所後の就労支援や心のケア、社会的養護を考えるセミナーなどを行っています。

参考:夢の宝箱 公式HP

▼前回の活動報告はこちら

静岡大教授と対談

この度、当社代表理事の土濃塚達也より社会的養護の活動に関わる知見を求め直談判したところ、静岡大学で人文社会科学部社会学科の教授を務める白井千晶さんとの対談が実現しました。

専門家の助言求め

白井教授は静岡大学の教授のほか、(一社)全国養子縁組団体協議会の代表理事、養子と里親を考える会の理事も務めていらっしゃいます。

今回は短い時間でしたが、当社が取り組んでいる社会的養護の取組について話を聞いていただき、支援方法や当事者の現状などアドバイスをいただきました。

白井教授

施設に入れない子の支援を

白井教授が特に言及されたのは、施設に入っていない子どもたちの支援について。

一次保護を繰り返し、施設に入らず在宅指導となる子どもたちも多くいると話し、彼らの精神状態や貧困は深刻なケースが多いことを様々なケースを通じて教えていただきました。

白井教授と意見交換する土濃塚代表理事

れもんハウス訪問

対談の後は白井教授に案内していただき、一般社団法人青草の原が運営するれもんハウスに訪問。青草の原の代表理事を務める藤田琴子さんに話しを伺いました。

みんなが集う居場所作り

「足を崩して座って下さいね」とフランクな場を提供して下さった藤田さん。

れもんハウスの利用者は月に延べ230名ほど。「子どもも若者も大人も、働いている人も旅人も学生も、あたたかな場に来たいと思う人どなたでも」と話し、多くの方が利用できるようにされているそうです。

さらに子どものショートステイの受け入れや、ご飯会などの交流イベントも定期的に開催しているとか。

藤田代表理事
れもんハウスで対談する2人

連携に向けて

居場所事業の成功事例として、れもんハウスの知見をお借りしたい旨をお伝えしました。

また当社からは「企業連携などが必要な場合には手を差し伸べさせていただきたい」と伝えさせていただき、貴重な訪問の時間を締めくくりました。

お忙しい中お時間いただき、誠にありがとうございました!

素敵な笑顔で迎え入れて下さいました

■れもんハウスのnoteはこちら


◆取材・編集
中村愛 - Ai Nakamura
青山学院大学経済学部卒業。新卒で医療福祉施設のM&A担当として新規施設の開所に携わる。その後児童福祉施設の支援員、タウンニュース編集記者を経て福祉業界に特化したフリーライターに。NPO法人夢の宝箱の広報担当。
Xアカウント ☞ https://x.com/love_chanchanch


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