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産後うつ病になったママ友とならなかった私の違いとは?!

出産してホッとしたのも、つかの間。朝、布団から起き上がれないほど身体がだるい。死にたいと思ってしまう・・・など、今までとは違う身体や感情の変化を感じたらまずは、産後うつ病かな?と病気を疑ってみてください。

今回は私が産後うつ病を回避できたと思う理由を産後うつになってしまったママ友の例とともにお伝えしていきます。


ママ友が産後うつになった原因は?



産後うつになった原因は・・・

  • 産後、誰にも頼れなかった

  • 一人で家事、育児を抱え込んでしまった

  • 食生活がかたよっていた

この3つが大きな原因だったようです。私には産後うつになったママ友がいます。彼女をこの場では、ママ友Cさん(仮名)と呼ばせていただきます。ママ友Cさんは私と同じように保育士免許をもっていますから、子育てに対する知識も一般のママさんよりあります。

そんなCさんが産後うつになったことを知ったとき、正直驚きました。
ということは保育経験や知識があっても、産後うつになることがあるということですよね。

私の勝手な思い込みだったかもしれませんが「保育士だから子どものあつかいは慣れてるでしょ?と思われがちです。また「赤ちゃんが産まれてもうまく、ひとりでのりきれるでしょ?!」と世間からはこの認識を受けてしまっていることもあると思います。

先輩保育士さんから「双子の子どもを出産したら地獄だった!」という話を聞いたことがあります。

産後すぐは双子の赤ちゃんが交互に夜通し授乳の嵐で寝られない日が続いたそうですが 、お姑さんから「保育士だから、私は手伝わなくても大丈夫でしょ?!」と言われたそうで助けを求めることができなかったそうです。

私も自ら出産を経験するまでは、保育士として子育ての知識も経験も子どもたちと携わってきたので大丈夫と自分を過信していました。実際は「思った以上にしんどい・・・(-_-;)」でした。

もちろん、子どもはかわいくて愛おしいと感じていましたが、つらいと感じていなくても 涙がポロポロと突然でてくることもありました。

出産後だからホルモンバランスが崩れて涙もろくなったのかと思って気にしていませんでした。もしかしたらさらにストレスが加わっていたら、産後うつになっていたかもしれません。

私はさいわいにも産前、産後6か月くらいは実家に帰っていました。子どもが生まれたあとも、ときどき抱っこしてもらったり1~3時間くらいは子どもをみてもらって買い物に出かけることもできました。

身内(父母)がいて助けてもらっていたので、気分的に救われたと思います。また、私は散歩が好きだったのと気分転換によく散歩へ出かけていました。

私は娘が1歳のときに姉が入院したので、3か月の甥っ子を2か月間くらい預かりました。保育士をしていたので、ひとりもふたりも大して負担は変わらないと思っていました。ですが予想以上にハードな毎日。

保育園ではたくさんのお子さんを預かりますが 、そのぶん保育士も何人もいます。大人の目も手も足りていて困ったときは助け合えることや時間も限られているので精神的にも心の余裕が生まれます。

ところが、家庭で二人の幼い子のお世話をすることは24時間休みもない状態。夫は仕事をしているので頼れず、夫が家にいない時間は孤独な戦いになりました。

一方、ママ友Cさんは産後、事情があって自分の実家に帰れなかったようです。さらにママ友Cさんの旦那さんの実家は?というとご両親ともに亡くなられていたので頼ることもできず、ほんとうに誰にも頼らず過ごしていたようです。

そして、ママ友Cさんは一人目を出産して約1年後に二人目を出産をしました。これがママ友Cさんにとって追い打ちをかける子育てだったようです。旦那さんは仕事が忙しく、子育てには参加しないタイプだったようです。

経済的にも余裕がなかったことで保育園や託児所を利用することもなく 、ママ友Cさんも子どもが小さいうちは仕事をするつもりがなかったので家にこもってしまう原因だったのかもしれません。

なぜ、私はうつ病を防げたのか?


私がうつ病を防げたのは、この3つが大きかったように思います。

①バランスよく栄養をとるようにしていた

②息抜きをしていた

③〇〇〇をしていた!

これはあくまで私の見解ですが、うつ病改善には良いといわれていることを自然としていたので、これがうつ病を防いでくれたのでは?!と思います。 1つずつ説明していきますね。


バランスよく栄養をとるようにしていた

夕食は祖父母と一緒に食べるので、ご飯も毎日私が担当して栄養面もそれなりに気を付けて作るようにしていました。みんなが食べると思うとそれなりのものを用意するようにしていたことが、バランスよくご飯が食べるきっかっけになっていたと思います。

特に夕食では、野菜はもちろんお肉か魚のたんぱく質を必ず毎日とっていました。たんぱく質に多く含まれるトリプトファンはうつ病で重要なセロトニンとつながっています。

なぜならば、リラックスを促してくれるセロトニンの材料はトリプトファンなんです。セロトニンを作るためにもお肉や魚を食べてトリプトファンを吸収することが大切ということですよね。

セロトニンが不足すると・・・

◆ 体内時計の調節や朝、脳と身体を覚醒できないので朝起きれなかったり、偏頭痛をおこしやすくなる
◆ 感情の浮き沈みが出て、きれやすくなる
◆ 衝動を抑えにくくなり、パチンコ、ギャンブル、過食など依存しやすくなる

セロトニンは体調や感情を健康に保つために大きな役割をしています。だから、うつ病を防ぐ上でも重要視されているんですよね。

息抜きをしていた

今思うと産後すぐは特に家族の手助けが必須でしたし、ありがたかったな~と感じています。24時間ずっと赤ちゃんは目が離せないので自分のトイレのやお風呂の時間が唯一の自分だけの時間だったりします。

夜の授乳で寝不足が続いたり、赤ちゃんのおんぶや抱っこで身体的も疲労はピーク。心も身体もバランスがとれなくなってしまうときこそ、赤ちゃんのお世話をしてくれるおじいちゃんおばあちゃん、旦那さんという家族の存在が大きかったです。

短時間でも自分の時間がもてる喜び、開放感は子育てママさんには必要不可欠。この時間や家族の手助けがあるからこそ「また子育てがんばろう!」という気持ちや「ひとりで子育てしなくてもいいんだ」という心の余裕にもつながりました。

また、あらためて家族への感謝の気持ちをもったり感じることができるので
できる限りたくさん人の手を借りて子育てをすることをおすすめします。

〇〇〇をしていた!

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