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心療内科に行ってみようかなっていう話1
上の記事を先に読んでもらえると嬉しいです。
私、今めちゃめちゃ病んでるし、上手くいかないことの多い人生を歩んで来たけど、一度も心療内科に行ったことがないんです。
とても病んでるし苦しい。心療内科の存在はもちろん知っている。
なのになぜ行かなかったのか、行っていないのか。行ってみようかなっていう気持ちの変化まで、記録も込めて全部書いてみます。
まだ行くか分かんないけどね。
高校3年生の半ばだったと思う。
一度だけ、「病院(心療内科)に行きたい」と母に言ったことがありました。
うちの両親は2人揃って否定から入るタイプ。悩みを話しても、「yumeも悪いんじゃない?」と開口一番に返してくる人達です。
そんな感じのため、学校であったことや悩みなど、親にはいつの間にか全く話さなくなりました。本当に全く。
そんな親子関係だったので、病院に行きたいと言うことは私にとって物凄く勇気のいること。
一つ試験があって、それの結果がダメだったらその結果報告と共に絶対言おう。3ヶ月前から決めていました。
結果はダメ。でも、やっと言えることが私はすごく嬉しかった。
母から返って来た言葉は、
「yumeはご飯も食べられてるし、寝られてるし、学校にも行けてるから大丈夫。」
「昔〇〇が鬱になったの知ってるでしょ?ママは近くで〇〇を見てたから分かるけど、鬱ってのはこんな軽いものじゃない、もっとすごいよ。」
「yumeは鬱なんかじゃないよ。だから心配しなくても大丈夫。」
「今は試験がダメで落ち込んでるだけ。急にそんなこと言うからママびっくりしちゃったよ。」
こんな感じ。まとめると、yumeは鬱じゃないから心配しなくても大丈夫だよって言われました。
大丈夫か否かは私が決めることだし、鬱か否かは病院の先生が決めること。ママが決めることではないんじゃないかなぁ。
でも、当時の私はそれ以上言えませんでした。
〇〇というのは、歳の離れた従兄弟のことです。
私が小学生の時に社会人数年目で激務から心を病み、仕事に行けなくなりました。(正確な診断名を私は聞いてないけど、多分うつ病だった)
従兄弟の両親はフルタイム正社員の共働き。当時専業主婦だった母が、代わりに何かと世話を焼いていたらしいです。
勝手に病院行けば良いじゃんって思われるかもしれないけど、当時高校生の私にはそれが出来ませんでした。
まず、保険証は親管理。勝手に持ち出すことは、うーん結構難しい。
あと、我が家はお小遣い制ではなく、使いたい時に必要な分だけもらい、お釣りを返すっていうシステムでした。
親戚からもらったお年玉やお盆小遣いは、学費貯金という名目で回収されていたし、こっそり自由に使えるお金が私にはなかった。
隠し持ってた1,2万円はあったし、友達と遊ぶと言って数千円貰うことは出来たでしょう。
でも病院に行けばそんな額すぐ無くなるし、行けても1,2回だなって思った。
学生なので、もちろん親の職場の健康保険です。保険証を持って病院に行けば、医療費控除に使う書類が送られて来た時にバレることになります。
10割負担で病院にかかるってのも一瞬考えたけど、お金ないから無理。
諸々を踏まえ、親の許可なしで強行突破的に心療内科に行くという選択肢はありませんでした。
勇気を出して言ったのにさらっと交わされた。拍子抜けしたのと同時に、もう一度言う勇気はなくなってしまいました。
病院以外の方法を探していた時に漢方を勧められたけど、漢方はよく分からず。結局その時初めてキューピーコーワゴールドの錠剤を買いました。
私には効果があったし、気軽に買えてとりあえずこれでいいやって思った。
結局、高校卒業までキューピーコーワを飲みながらやり過ごしました。今でもたまに飲んでます。
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