子どものため息を、とめないで~
次男がお世話になっている
幼児教室の先生から言われました。
「お母さん、お願い、
子どものため息を、とめないで~」
どうして、この話になったかというと・・・
コロナでの長期間休校があけて、
久しぶりに小学校へ通いだした長男は、
学校生活が思うようにいかず…
深いため息をつくようになって。
心配で、気持ちを聞いてみたり、
代替え案を探ったり、
休んだり、気分転換を試みたり、
なにか、できることはないかと
試行錯誤するなかで、
自分が幼い頃、
ため息をついて怒られた日のことを
思い出していました。
「幸せが逃げるでしょ!」
「不幸になる。」
「不運が、他人にもうつるから~」
大人から、
色々聞きましたし、言われました。
そんな時、
つらい気持ちを
ぎゅっと体の奥に押し込められたような
苦しくなった記憶があり、
現役の先生方に、聞いてみたのでした。
「子どもがため息をついた時って、
どうするのがいいんですか?」
すると、先生方は、
「聞いてくれてよかった!」
とおっしゃって、昔とは全然ちがう
ため息についての対応を教えてくれました。
ため息は、呼吸法のひとつ。
むりやり止めることが、体に悪いこと。
心にも、よくないこと。
止めたら、かえって苦しくなってしまうこと。
⦅なりました!私は子どもの頃、⦆
⦅ムググ……と、たしかに苦しく、つらくなりました。⦆
深呼吸をすると、体がふっと軽くなるように、
泣いたあとに、スッキリするように、
ため息にも、そんな効果があるんだそうです。
ため息のあとは、スッキリする。ーーー
これを知ってからは、
⦅ ため息は、とめなきゃいけない?⦆
と、たびたび迷って、そして焦ってもいた自分をたって、
ため息は、ついていい。
深いため息だって、出していい。
そう思うようになり・・・
長男がため息をついたときには、
⦅少し、スッキリできたかな?…⦆
と、ため息に、
感謝するようになりました。
深呼吸を「難しくてできないよ~」
と言う長男なので、
ため息で、体を整えている時もあるのかもしれません。
今日の長男は、
まだ、ため息をついていない様子。
でも、
次のため息も、
おだやかに迎えられそうです。
先生方、ありがとうございます。
→ 全記事一覧へ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?