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広告がなくなる日。 牧野圭太より

近日、人に言われて始めたNoteに本の感想なんて。知人にニコニコされながら紹介された本。ただ久々に僕も読んでいて人に紹介したくなるような一冊に出会ったので個人的感想を短く記したいと思います。そして是非皆さんにも手にとってもらいたい。

広告がなくなる日。広告界で一般社員として、現在はTOPの立場として、現場で長らく生きてきた牧野圭太さんによる現代広告の変化とこれから成るべき広告の姿を語っている一冊です。

広告業界を通して語られた内容は、私には我々がどんな時代に今生きているのかを切に伝わる内容だと思う。広告業界に興味のない方にも読んで頂きたい。私自信、日々の世界への見方が変わりました。再認識したという方が適切かもしれません。先日、即日取り止めになったNewspicks の広告で ”今日の仕事は楽しみですか” というPRが一風議論を巻き起こしました。当時の私はただユーモアのあるPRだなと思っていただけでしたが、本書を読んでからはその言葉がどういう真意で世に出されたものなのかを考えるようになりました。

上記の”真意”を語るに、本書から パッション という言葉が 1 つ Kew Word になると思っています。Creater と呼ばれるようになりつつある世の中に価値を広める役目の広告業界あるいは一個人が、何か パッション あるいは コンセプトを持って発信することは重要を極めると本書にも記されています。理由は本書の手にとっていただきたいのですが、私にはとても納得のできる内容でした。それらをどうデザインし、社会問題やこの世界に意義のある価値を大衆に着想させるかがこれからの時代だと。

私は人生を楽しむという抽象的でも壮大なパッションを持っています。しかし、それは自己完結型で自己満足以外なんでもありません。いつの日か、たとえマイノリティーだとしても外の社会により良い影響を与えらる・還元できるような新たなパッションを見つけたいと思う。

内容はもちろんのこと、流石と言わしめる本書のデザイン性は読み手に本書を一晩で読み終わらせる力を持っていました。是非、書店にて一目だけでも”広告のなくなる日” に目を通してみてください。

*ごく一部の感想に過ぎませんが、本書への理解に誤りがなきこと願います>_<




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