阿蘇に出かけたら古民家カフェに憧れが高まった!
夢が広がる熊本・阿蘇の旅
羨ましい。
阿蘇のお店は内装がどこもオシャレ。
手作りの雑貨を売って、飾って。
私も古民家カフェがやりたいと切実に思います。
住む家はログハウス。
棟建て貸切風呂つき。もちろん源泉掛け流し。
猫を飼って、猫スペースをたくさん作ってあげたいです。
阿蘇は寒くて山深いけれど、綺麗です。
ごはんの量が多いけれど、サービスが行き届いています。やり過ぎなほど。行くたびにカフェが増殖していませんか?
しかし、阿蘇でカフェがやりたくなる気持ちは分かります。
阿蘇って寒いんですよ。大袈裟に言って、九州の極寒地です。
外の冷たい風に吹かれたら、暖かい飲み物が欲しくなりますよね。
お店の人たちがやりたくてやっているお店。
できる限り心配りが行き届いていて、その素朴さに同じ県人として共感が満載でした。
普段県を意識することはないのです。
阿蘇だけは同胞意識を感じます。
同じ山の中だから?
土砂降りの阿蘇で幸せなもの思い。
黒川温泉は黒川にないのか?
熊本の黒川温泉と言えば、有名な観光地でしょう。ただし、久住や阿蘇の山々を越えていかなければならないので、阿蘇に着いてからさらに遠い阿蘇の山奥といった感じです。
最新式のカーナビだと違うかもしれませんが、阿蘇郡はカーナビに阿蘇郡と入れても検索できません。阿蘇市は阿蘇で検索できます。阿蘇市と阿蘇郡は別物です。阿蘇郡は広いので、例えば南小国町の場所であれば、南小国(阿蘇郡)で検索できます。小国町と南小国はまた別です。
これは私の個人の認識ですが恐らく一般的に言われる黒川温泉は、阿蘇市の黒川にはありません。そこから山を越えて、阿蘇郡小国町満願寺に行くのです。要するに、黒川温泉は、小国温泉郷です。
阿蘇市黒川の近くの温泉と言えば、内牧温泉です。近くといっても、黒川の観光施設のカドリー・ドミニオンという動物園やそのそばの「道の駅 阿蘇」から7キロ以上あるので、車で10分以上かかります。阿蘇はとてもとても広いです。私は熊本の別の場所の山あいに住んでいます。私の実家同様に阿蘇も車がないと何もできない場所です。
特に阿蘇で怖いのが道路の凍結。冬の山道は恐怖なので、もちろん、冬に阿蘇に行った事はなく、阿蘇に住む人たちは、車の運転が非常に上手だと尊敬しています。
九州で有名な温泉郷と言えば、鹿児島の指宿温泉や大分の別府や湯布院を思い浮かべる方も多いでしょう。それらより、もっと山の中で傾斜が多いのが黒川温泉(小国温泉街)ではないかという気がします。湯布院も混雑していて駐車場に車を止めるのが大変です。雨の平日だったので、それほどでもありませんでしたが、それでも黒川温泉も駐車場が空くのを待って、車を止めてから坂道を歩いていくのが、さらに大変(体の弱い人など)です。
私は、これまで黒川温泉まで行ったことがありませんでした(小国は山奥で山あいにすむ両親は山に憧れがありません)。もちろん、行ったことがないのは、阿蘇市の黒川ではなく阿蘇郡小国温泉郷の満願寺の「黒川温泉」です。想像した通りの山の中。想像していた以上に栄えている観光地が山の中に突如現れるといった感じがしました。
2年ぶりにカドリー・ドミニオンといいうニホンザルと熊とチンパンジーの動物園を目当てに家族旅行をしたら、思いがけず阿蘇でカフェ巡りがメインの旅になりました。
なぜなら、天気が悪くて、阿蘇の展望所は雨で真っ白。3月末に桜は木の枝すら見えず、景色を楽しめなかったからです。
理想の店
この2つはコンセプトに必要ですね。自分が作ったものってなくても、誰かの手作りを売って置いておきたい。できれば何か作れたらすばらしい。
でも、雑貨を作る前に、まず店の庭をきれいにしないとなぁ。我が家の庭が荒れ放題で、理想の店の理想の庭を作れる未来が見えません。
看板猫もおきたいけれど(すでに猫を飼っているけれど)、お店ができる頃には、我が家の猫はおばあちゃんかもしれない。お客さんのコーヒーを飲もうとするかもしれない。不安なので、やっぱり看板猫を置いておく未来も見えません。
飲み物はやっぱりハーブティーが良いでしょう。今年はハーブの種をじゃんじゃん買いました。苗ものを増やすのは難しいので、とりあえず一年草で種が取れるものをこぼれ種を期待して増やしていこうと思っています。
そして、いつかお店が開けたなら、お店の庭に育てたハーブを移植します。夢の中の話です。
先日、noteで別の方の作りたい店のコンセプトの記事を読みまして、憧れが高まっていたところ、阿蘇に一泊したら阿蘇に古民家カフェが増殖しており、ますます羨ましくなってしまいました。1週間泊まっても回り切れないほどカフェがあるのが熊本の阿蘇ではないでしょうか。
旅の1日目の昼ごはんは阿蘇市で食べました。
店内にウイスキーかお酒の樽を割ったものが置いてあって、これを植木鉢に使うのが憧れなんだよなぁと感動しました。雑貨が置いてありましたが、おそらく鉢植えにされるつもりで置いてあったのではないでしょうか。店の雰囲気がとにかく好きでした。
作りたい雑貨
参考になる手縫いや手編みの小物がどこの喫茶店にも飾ってあったり、売ってあったりして、お店の人の手作りなのかなぁ聞いてみたいなと思いながら、黙ってコーヒーやお茶を飲みました。
高齢の母があまり歩くことができないので、すぐに休憩することになったのです。
阿蘇神社の近くの門前仲町には飲食店や土産物屋さんが立ち並んでいます。
その一本道を歩ききる事は、母には難しいのです。
こちらのお店も手作りの雑貨がたくさんありました。お店の中を勝手に写真撮るのは失礼かなと思い、コーヒーだけ写真に撮りました。座布団なども、おそらく着物や半纏などを仕立て直して手作りされていたのではないかと思います。鯉の模様でしたから、もしかしたら5月のこいのぼりの幟だったのかもしれません。
熊本県民の私にとっては、熊本の料理は慣れ親しんだ味でどれも美味しく感じます。私が住む地方はもう少し鹿児島よりの濃い味付けですが、薄味好みなので、熊本の北部のお店の料理が好きです。しかし、そういった料理は熊本市内でも楽しめるので、阿蘇はやはり景観が記憶に残ります。あいにくの雨でも、建物の佇まいが良く、お庭が綺麗で小さなお店の前にも必ず植物が飾られていて、年配の方が働き者で、意欲的に町並みを作っていらっしゃると頭が下がります。
阿蘇は何より雰囲気を楽しむ場所です。
熊本県内で一番雰囲気のある地方だと感じます。
コーヒー屋さんで母が弟夫婦用と自分用に手編みのカップを買いました。自分で編んだぬいぐるみを飾るそうです。母が自分でコーヒーカップを編めば良いのではないかと思いましたが、たまには他の人が手作りしたものを買うのが良いのだそうです。
実家でタンスの肥やしとして眠っている着物を着て、和風の喫茶店にするのか。それらを解いて、和柄の小物を作って飾るのか、あるいは全く和風にしないで、趣味のマクラメ編みでタペストリーを作ったり、飼っている猫の写真でも飾りましょうか?
悩ましい。
店の中で幸せな夢が広がりました。
住みたい家
理想の住まいにこの二つは必要です。
我が家の庭掘ったら温泉が湧いて出ないでしょうか。
むりですよね。
ペット可の宿泊施設を検索して、小国にたどり着きました。だから今回は、雨でも足を伸ばして、山道を車で移動したのです。
一棟建で素朴な作りでした。一方で、普段遣いではない"おやど"の雰囲気がありました。
私の両親も高齢ですので、今お金があったら、こんなふうに広々とした、それでいて広すぎないバリアフリーの家に改築したいなぁと思ってしまいました。ペットと住むにも良いですよね。木造住宅で木目が見えていると、躊躇なく壁に釘が打てる気がします。
ペット可の宿泊施設は、部屋が傷んでいて嫌だと思われる方もいるかもしれません。しかし、ペットが泊まれる施設は、かえって掃除が行き届いているような気もします。ペットのために用意されたものにも心配りを感じるんですよね。
アメニティーも充実していました。私は炭アレルギーなので、備え付けのシャンプーやリンスが使えませんでしたが、炭は近年、熊本では推されているアイテムです。炭ソフトクリームなどもあります。熊本の温泉は美肌の湯です。傷の治りもよくなります。
私は体力がなくて、温泉は疲れるので普段はほとんど行きません。しかし、年に一回くらいは、温泉に浸かって肌ケアをするのも良いかなと思いました。
住んでいる家や作ったお店に何か飾るなら、雑貨や写真だけでなく、やはり植物は欲しいですよね。しかし、ペットを飼っていると植物を置けないので、植物の写真を飾ったり植物の刺繍の飾り物を作るのもありですよね。
作りたい料理
私は胃腸が弱いので、実はあまり野菜が食べられません。野菜好きなんですけど、普段料理するときは、むしろ引き算をしていろんな種類の野菜を使いすぎないようにしています。すると、どうしても作るものが和食より洋食に偏ります。
今年は、もう少しお菓子を上手に作れるようになりたくて、3月からは特にお菓子作りをする頻度が増えました。わざわざ旅行にも持っていっていたものの結局は食べずに、丸ごと別世帯の他の家族にあげてしまいました。
一日目は、カドリー・ドミニオンと阿蘇神社周辺を観光して、春の嵐雨の阿蘇ミルクロードの展望所をドライブして、小国町に宿泊しました。
2日目は、食べました。
いえ、やっぱり喫茶店に入るとか、食べ物を買って帰るとかしかなかったんですよ。雨だったから。
まずはほど近い黒川温泉街(小国町)へ。
雨でも、観光客でいっぱい。限られた駐車場に車を何とか停めてもらい、坂道を降りて甘味処へ。
店名は、パティシェールではなく、パティスリーでふもとではなく「ろく」と読みます。場所を検索する時ご注意ください。
お昼ごはんは、少しだけ山を降りてパン屋さんへ。
「茶菓房林檎の樹」。
写真でお分かりになるでしょうか。白玉のお店で白玉を食べず、フランス洋菓子店でフランボワーズを買わずに、何十年も続く老舗のアップルパイのお店でアップルパイを買わずに帰りました。
わざわざ小国まで行くことなんて滅多にないのに(実はほぼ生まれて初めてだったのに)、目当てのお店で目当てのものを買わなかったのです。家族旅行だったので、家族の意向もあったというのもありますが、私に無限の胃袋と底なしの財布あったら、買いたいものを買いたいだけ買えたのにと無念でなりません。
なぜ王道を外すのか?私の家族は天邪鬼?
白玉とアップルパイとフランボワーズとモンブランを買って、帰っても絶対に食べきれなかったことはわかっているのです。しかし、それらを全てクリアするためには、4回は阿蘇に行かなければなりません。
明日には行ってみたいお菓子屋さんもカフェもたくさんあります。1週間泊まったところで回り切れないでしょう。また運転はどうするのか。明日のお店を攻略するのに何日かかるのか。やってみた人はいらっしゃるのでしょうか。もちろん温泉施設も全部回って。一年ぐらい住まなければならないのではないでしょうか。
作りたい庭
もうすでにほとんど育てたい植物は我が家で育てています。クリスマスローズには手を出していません。もし枯らしてしまったら、毎年買うと値が高いからです。うまく育てて、株を増やせればいいんですけどね。
他にも、やっぱり山野草が欲しいです。ユキノシタはあるんです。でも、世の中には私が知らない山野草がまだまだたくさんあるんですよね。サンザシの木に憧れがあって、昔はどこの家庭の庭にも植えられていたそうですが、古い家なのに我が家にはありません。
私はスーパーにすら月に何度かしか行かないくらいに出かけません。久しぶりに長いドライブを経験すると、阿蘇だけでなく、熊本のきれいなお庭のおうちが目に付きました。九州のサービスエリアはこじんまりしていますが、やはり植物の手入れが行き届いていて、雨でなければ四季折々の花々が楽しめます。
SAのトイレにはいつもたくさんの花が飾ってあります。
寄せ植えの鉢もたくさんあって、この時期パンジーやビオラがあちこちに植えられていて、これまでよりパンジーやビオラに興味が湧いてきました。雨の日でも目に鮮やかで、強い花ですよね。
昨年植えた我が家のビオラやパンジーが元気なので、種が取れないかなと期待しています。
阿蘇に出かけたら、私が思う理想の暮らしの想像が膨らみました。今年もやはり熊本県人だったということでしょうか。けれど、私は人と話すのが苦手なので、、熊本県の人がどういう文化性の人たちなのかよくわからないのです。他人と話が噛み合ったことがありません。結局外観しかわからないんですよね。
それでも、店や町の佇まいに暮らしの温もりを感じました。
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