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俳句 part.91「数へ日」

「数へ日」は、年内の残る日数が指で数えるほどになったということを表現する冬の季語です。

今年も残りわずかとなりました。
と言っても、これを私が書いている時点ではまだ今年は数十日あります。
代り映えがしないようでいて、毎年同じように過ごすことができません。
自分も親も段々と取っていき、猫たちが少しずつ元気になっていくのだけが何だか逆行しています。
瀕死だった三毛猫も来年には4歳、瘦せこけた姿で現れた麦わら猫は来年で推定2歳になります。

人間の年齢を数えるのは面倒くさいですが、猫の誕生日を考えるのた楽しいですね。猫二匹の誕生日はとりあえず冬生まれだろうと2月1日に設定しています。そして、誕生日プレゼントは毎年11月末のネットショップサイトAmazonのブラックフライデーに買っています。
今年もすでに猫たちへの誕生日プレゼントは届いています。
縦置きの爪とぎです。安定の「猫壱」ブランド。
おもちゃやフードと違って猫用爪とぎに外れはほぼありません。
喜んで使ってくれます。
特に新しいものを好みます。
前のが破壊しつくされる前に買ってしまうので、我が家にどんどん猫の爪とぎが増えています。

数へ日やおつとめ植物寄せ植えす

数へ日の数だけ簡素な寄せ植えす

数へ日や猫の爪切りパチンパチン

数へ日やユダヤの春は何処にか

数へ日や花鉢も吾も寒さ除け

数へ日や胃瘻の母のあばら浮く

数へ日やヘルシー志向の三十路過ぎ

数へ日や来年分まで買い物す

数へ日やどこもかしこも総力祭

数へ日や200日生きた花萎る

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