読書録(2)「伝わる文章力」がつく本
基本情報
「伝わる文章力」がつく本
樋口裕一
大和書房
245ページ
2016年8月20日発行
第一版
読もうと思ったきっかけ・理由
記念すべき読書録1冊目となった
『頭のいい人は「質問」で差をつける」の作者である樋口裕一氏の
著書を次も読みたいと思っていました。
市立図書館の蔵書検索をしていたら、この本を見つけて、迷わず予約!
私は、このnoteを含むSNSだけでなく、
子育て応援サイトの運営ボランティアで記事の作成もしています。
情報を文章で発信することがあるため、伝わりやすい文章を書きたい!
この気持ちから手に取りました。
あらすじ
文型を使いこなせば、文章が見違える!
伝えたいことが分からないと指摘される。
ダラダラと長くなる。
大事なことが抜け落ちていると指摘を受けることが多い。
「つまらない」といつも言われる。
~本の表紙カバーより~
感想・思ったこと
私が書く文章は、ダラダラと長くなる傾向だと感じています。
そのため、noteも下書き保存して、読み返して分かりにくい部分を
手直しして・・・を何回か繰り返してから公開しています。
長く書いて、つまらない文章にならないためにはどうしたら良いか?
ココに着目しながら読み進めました。
シンプルにまとめるために2つの心得があり、
①話し言葉から書き言葉へスイッチ
②一文一要素 を意識すること。
一文の構造がチグハグであると、つまらない文章になるため、
文の構造(文型)を意識すること。
文章を書き始めると、あれもこれもと入れ込みたくなるため、
一文一要素は、目からウロコでした!
文型もたくさん紹介されていて、
各文型では、ダメな文章と良い回答がセットとなっている練習問題があり、
それを読むだけでも、やってしまいがちな文の構造を認識できました。
その中に、黄金文型として10個の文型が紹介されていますが、
・脱線防止の「理由は三つある」
・的確に物事を判断する【そもそも三段論法】
・ひとりよがりな印象を払拭する「具体的に示すと」
の3つは、文章を書くだけでなく、『伝える』という行為でも使えそう!
読み手に共感してもらうためには、リアリティな描写も必要。
具体例を挙げて説明をすることがおざなりになりやすいので、
論理的な表現を心掛けたいですね。
また、文章を終わらせる際、ブレないためには「言い切る」ことも大事。
文章であっても、口頭であっても、
結局、何を言っているのか迷子になって、論点がぼやけないよう
改めて意識することに繋がりました!
第8章、9章では、実践例のような形で
「決まり文句」の一行フレーズ、
困った時に役立つ「伝える力」Q&Aがあり、
すぐに使いたい! そういうこと知りたかった!がいくつもありました。
樋口裕一氏は、小論文の添削指導をしていらっしゃるため、
実践例があり、ビジネスにすぐに活かせるような構成の本でした。
読み進めやすくて、1週間かからずに読み切りました。
地域を知りたい!と、フットワークが軽く、
いつも動き回っている回遊魚だけど、家事が苦手な【まゆゆ~!】です。
まゆゆは、こんなことに携わっています。
・ICT支援員(元OAインストラクター)
・子育てサイト「こしがや子育てクワイエ」運営ボランティア
・コミュニティFM「こしがやエフエム」市民パーソナリティ
こしがやエフエム(FM周波数86.8MHz )は、2番組を担当。
リッスンラジオアプリで全国どこでも視聴可。
毎週火曜日 午前10時30分から1時間「子育てはひふへほ」※1
※1 放送後の毎週日曜日 18時00分から再放送
毎週金曜日 午前10時30分から30分間「タバティの絶好調」※2
※2 教育パーソナリティ・タバティと公開収録、放送は2週連続で同一内容