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節約・断酒も「実験」のうち?

はじめに

恥ずかしい話、私は浪費癖が激しい。
しかも酒好き。
そういう自分自身をコントロールするために、今年4月より現在まで、毎日スマホアプリで家計簿をつけ続けている。
この6ヶ月間を振り返ってみると、浪費が激しく一向に貯金ができていないという恥ずかしい有様。
こんなことが続けば日々の生活がままならなくなる。
何をどう削ればいいのだろう?
どうやって収入を増やせばいいのだろう?
こんな問いかけが毎日頭から離れない。

家計簿アプリ

私は毎日スマホとPCをいじっている。
ほとんど依存症のようなもの。
そんな特性を活かし、今年の4月まではスマホの表計算アプリを使って金銭出納帳らしきファイルをつくり、毎日入力していた。
ただ、カーソルの操作や分析がめんどくさかった。
それで4月以降は専用の家計簿アプリをスマホにインストールして使っている。
このアプリは、支出と収入を食費・住居費・光熱費・・・などといった細かい項目に分けて集計できるので便利。

とはいっても、9月の給料日より前までは、一定期間レシートを貯め、まとめて入力していた。
しかし、これでは財布の中にレシートが溜まって、札が取り出しにくい。
一度に入力する量が多くなり、入力が面倒。
入力した後にようやく大赤字と気づく。
これでは何も意味がない。
ということで、9月の給料日以降は買い物をしたら毎日その場でアプリに使用金額を入力してみた。
そうすると、1ヶ月の間でお金の用途と利用できる額が自分の中で意識づいてきた。

まずは断酒と使ったお金の記録から

これが高いのかどうかはわからないが、9月以前は毎月の食費が月収の20%を占めていた。
酒・外食・惣菜など、出費が重なる原因がいろいろ浮かび上がった。
また、今年の健康診断の結果と主治医から再三ご指導を受けていた。
ということで、これまで私が試してみたことをつらつらと。

断酒

・職場での毎日の昼食をレトルトカレー+ご飯のセットにした

外食は週1回までに抑えた

・買い物をしてレシートをもらったら、すぐに家計簿アプリに記録した

その結果、9月の食費はそれまでよりも数万円浮いた。
しかも酒を全く飲まなかったので、二日酔いの気だるさを感じることはなくなった。
裏を返せば、それだけ酒代に使っていたということなのだろうか?

レトルトカレーのことに気づくまでは、職場に行く際に毎日弁当を作って持参していた。
ただ、弁当の準備というのは非常に手間がかかるもの。
私の場合、弁当を作るのにかなり高額な食材を使っていたと途中で気づいた。
そこでレトルトカレーに着目。
レトルトカレーといっても、具が豊富に含まれ、栄養価が高いものもある。
しかもお手軽な値段で手に入るので、ご飯を準備しておくだけで十分。
レトルトカレーは費用面でも時間の面でもコスパが高い。

外食をするにしても、自分でもまかなえるのではないか?あるいは、スーパーで買った方が安上がりじゃないか?と思えるものが実は多い。
それなら外食をする必要がないなと思えることもしばしば。
ということで、結果的に外食の回数も減った。

継続は実験から始まる?

「継続は力なり」とはよくいわれる。
私の場合、肩肘張って続けていこうと思ってしたことについて、続いた試しはほとんどない。
それでもなぜ続いたのだろう?

一つ目は、「これを試したらどうなるか実験してみよう」という姿勢でいたこと。
この辺は理科教員らしいと我ながら思う。
ただ、実験といっても「次の給料日まで」といった期限をつけることが必要。
期限を細かく刻むことで、途中経過がわかるからである。

二つ目は、日常の習慣に併せて毎日記録を行ったこと
毎日何かを記録するのは正直めんどくさい。
特に数字の計算はなおさらめんどくさい。
だからこそ、毎日スマホをいじる習慣を活かし、アプリで支出と収入を入力してきた。
しかも私が使っているアプリでは、支出の用途や収入の割合を月ごとに集計・分析できるので、それをもとに私自身、行動改善を少しずつ行っている。

実験→記録→分析→改善という過程は、まさに自然科学の方法そのもの。
(ビジネスではPDCAサイクルともいわれる)
もっというと、実験するという姿勢でいることで、日常生活やビジネス活動が楽しくなるのでは?と思ったりもした。

次は毎日腹筋を20回して、1ヶ月でどれだけウエストを減らせるか実験してみるか。

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