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ナイキのズームフライ5でのランニングに試行錯誤中

私は夏に新しいランニングシューズを履き始めることが多いです。理由は単純で、走りたくなくなるような真夏の暑さでも、新しいシューズだとやる気が出るからです。

新しいと言っても、夏に最新モデルのシューズを買うわけではありません。セールのときに入手しておいたシューズを夏から使い始めることがほとんどです。

この数年はナイキのエアペガサスとアシックスのエボライド(EvoRide)が普段の練習シューズでした。どちらも走りやすくお気に入りです。エボライドは、以前になぜか「投げ売り」レベルの大セールがされている時期があり、そこで数足まとめ買いしました。少し名前が変わった最近のエボライド・スピードは、まだ履いたことがありません。

今年は、ちょっと違うシューズを試してみたくなりました。一歩踏み出して、ソールにプレートが入った反発力のあるシューズなんてどうだろう。でも2万円も3万円もするようなのは買えないし。

なんて考えていた春先に、ナイキのズームフライ5がかなりのセールになりました。たしか普段は19000円だったものが、ポイントとかも含めると実質1万円ちょっとで買えるというぐらいに。これはいいかもと、手に入れることにしました。それを夏から使っています。レディースのモデルは、今もなかなかの割引になっています。

私が入手したものは、アッパーに大きくナイキのロゴマークが入っています。こういうデカデカとしたデザインは好みでありません。でもまあ、ロードを走る分には自分の足元を見る機会はほとんどないし、と気にしないことにしました。

ズームフライ5で走る

初のプレート入りシューズ。どんな感じだろうと楽しみに使い始めました。が、このシューズはなかなか履きこなすのが難しいなーというのがひと月ほど経った今のところの感想です。プレートが入った厚底シューズとはそういうものなのでしょうか。これまでにない感触が続いています。

どのあたりがと言うと、素人の勝手な感想ですが

  • ソールが厚く、シューズの中でかかとを入れる場所がシビア(ちょっとずれただけでも路面にまっすぐ力が伝わらない気がする)

  • プレート入りでもレース仕様の軽量シューズではなく、軽やかに走る感じにならない

  • クッション性もあり靴の中で足が沈みこむような感触もするので、プレートの反発力というのがあまり感じられない(期待しすぎていたのかもしれません)

といった点です。不満だというのではありません。多分、私の走り方とこのシューズの特徴がまだうまく合っていないのだと思います。

ズームフライを履き始めて数回目のランニングで、ちょっと距離を伸ばして16km走ったとき、家に帰った後でふくらはぎが攣りました。平地のこの距離、このペースなら、そんなことはまず起きないはずなのに。ズームフライ に合わせた走り方というのを見つけていかなくてはいけません。

最近なんとなく感じているのは、プレートの反発力(これを私は実感できていないのですが)をもっと信頼して、その分力を入れずに走るというのはどうだろうということです。電動アシスト自転車に乗るようなイメージです。

電動自転車は平地でも坂道でもペダリングに力を加えてくれますが、一定以上の力は出ません。それを超えてスピードを出そうとすると、重い車体を自分の脚力で漕ぎ進めることになって疲れます。

ズームフライも、必要以上に力を入れない「程よい程度」を見つけることが、疲れずにスピードに乗るコツなのかもしれない。そんなことを考えながらこのシューズを使っています。

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