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川の浅瀬をジャブジャブ歩く 2024夏

夏。今年も猛暑。動かなくても汗が吹き出してくる気温の中、外にいながらにして涼めるのは、水浴びできる場所です。

海と川、どちらもいいですね。中でも、安全に遊べて魚を網ですくったりもできるきれいな川は、とびきり楽しいものです。昨年に続き、川遊びに行ってきました。向かったのは昨年と同じ川です。

日帰りで行けて、基本は膝ぐらいまでの深さ、たまにプカプカ浮けるぐらいの場所もあって、混んでいないところ。水がきれいで、両岸は魚やエビの隠れ家となる草が生えた土手が残っている場所。そんな川が理想です。全てを完璧に満たすわけではなくても、こういうスポットは宝物のように大切な遊び場となります。

しばらく雨が降っていないときを狙って行く日を決めます。それでも上流の方で前日に雨だったりすると、水が増えている可能性があるため、安全面には気を使います。今年も全員、空気で膨らませるライフジャケットを着用しました。持ち運びのときにはペタンとたためるのが便利です。

到着。水の量はすこし少なめでしょうか。澄んだ水面を見るだけでうれしくなります。 

昨年は下流に向けて歩いてから上流へ戻ってきました。流れに逆らって進む後半、つかれてしまったので、今回は最初に上流に向かいます。

マリンシューズを履いて、浅瀬をジャブジャブと歩きます。目が慣れてくると、たくさんの魚が泳いでいるのがわかってきます。パッと視界が開けてくるような、何度体験しても不思議なひとときです。

川の水は常に流れているので、海より冷たいです。気温36度の猛暑には、その冷たさが心地よく感じられます。

深いところ、流れが速いところは大体見てわかります。でも、どれぐらい速くて深いのかまではわかりません。入るときは注意が必要です。

奥の方は深み

あまり遠くまで行きすぎないようにしようと思っていても、先の方に橋が見えたりするとつい「あそこまで」と思ってしまいます。川の中洲に砂の道のようなものがあると、「ここを通りたい」と、歩きにくそうでもそちらに進んでしまいます。どちらも、ランナーの習性かもしれません。

昨年と違っていたのは、テナガエビがいなかったこと。網でガサガサと岸辺の草むらの下をすくいながら歩きましたが、今年は1匹も入りませんでした。何故かは、わかりません。たくさんつかまえた小さな川エビや小魚は、全部リリースしました。

持参したおにぎりとお菓子を食べ、ゆったりした時間を過ごしました。帰り際、今年見た中でいちばん夏らしい雲が出ていました。


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Sampo(山帆)
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