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心理カウンセラー的に「葬送のフリーレン」がおすすめすぎる理由6つ

こんにちは、カリフォルニアの心理カウンセラーのゆうこです

葬送のフリーレン、というアニメ・漫画をご存知でしょうか?

「もっと人の心を知るために」がテーマの本作は
観るだけで生きづらさを抱える人が気づきを得ることができる可能性がある

ものすごいセラピー効果があると私は思っています。

めちゃくちゃおもしろいです。めちゃくちゃおすすめです。

AIが生成したフリーレンのあらすじはこんな感じです:

勇者ヒンメルたちと共に魔王を倒し、世界に平和をもたらしたフリーレンは、魔法収集の旅に出る。

  • 50年後に勇者ヒンメルたちと再会するが、ヒンメルは老いており、人生は残りわずかだった。

  • ヒンメルの死を目の当たりにし、これまで「人を知る」ことをしてこなかったことを後悔したフリーレンは、「人を知るため」の旅に出る。

  • ハイターのもとを訪れたフリーレンは、戦災孤児のフェルンと出会い、魔法の修行を手伝う。

  • 数年後、病に臥せるハイターの頼みを聞き入れ、フリーレンはフェルンを旅の仲間として同行させる。

  • フリーレンの現在の旅の目的は、死者の魂と対話できるとされている「魂の眠る地(オレオール)」に行って、ヒンメルと話をすることだ。

フリーレンのどんなところがおもしろいのか、
動画でも紹介していますのでぜひチェックしてみてください

観たこともないし、読んだこともないと
意味不明なことが多いと思いますが
下にも文章で私が好きなポイントを書いておきます

1 今を生きるしかない

フリーレン、はエルフで1000年以上生きた魔法使いです。
エルフなので、人間の感情に少し疎くフラットです。

しかし、先に寿命を全うして逝ってしまう人間の仲間を見送った後に
「私は彼のことを何も知ろうとしなかった。
人間の寿命は短いとわかっていたのに、なんでもっと彼のことを知ろうとしなかったんだろう」と物語の冒頭に悲しむところからお話がスタートします。

意識しなければ、今が永遠に続くような気がする
明日も明後日も、目の前の人がそのままそこにいて
何も状況は変わらず、なんとなく毎日が終わっていくような感じがするかもしれません。

でも、「今この時」は永遠ではないのです。
必ず終わりがきます。


小学1年生になったこどもは、必ず2年生になり
3年生になり、気がつけばあっという間に中学生です

命には限りがあること、終わりがあることを意識することで
今を思いきり楽しみ、感謝し、目の前の人を知ろうとし
「いつでもできるから」と後回しにすることも少なくなるかもしれません

今を生きる、ひたすらにこの連続で
私たちは生きているのです

今が幸せでなかったら、いつ幸せになるのでしょうか
今を楽しむことが、未来でも幸せでいることにつながります

2 頑張るよりも楽しさを

フリーレンはめちゃくちゃ強い魔法使いですが、
好きな魔法は「花畑を出す魔法」

最強の攻撃ができる、だとか防御力が強いだとか
実際に実用的で役に立つ魔法ではありません

フリーレンの人間の弟子の女の子も、
めちゃくちゃ強い魔法使いに成長します
あるとき、最強の魔法使いから
なんでも好きな魔法を授けようと言ってもらえるシーンがあるのですが、
彼女が選んだのは「服を綺麗にする魔法」です

フリーレンが過去にいた、魔王を倒して世界を救ったパーティの勇者が
「ダンジョンは最短距離でクリアしてもつまらない。
ひとフロア、全て見て回ってから、次のフロアへ進むんだ。」
という趣旨のことを言っていたシーンが私はとても好きです。

この勇者はとても強いのですが、
「振り返った時に、ああ、くだらなかった、と言えるような
楽しい旅がしたい」
と常々言っていました

作品とキャラクターを通して、
歯を食いしばって頑張ったり、真面目に、効率や結果だけを優先していては人生つまらない。くだらないことにこそ人生の醍醐味がある。

というメッセージが表現されています

3 過去と現在は繋がっている


作品の中で、
フリーレンが元々一緒に旅をして、
魔王を倒したパーティの生きた証が
現在の世界にたくさん散りばめられています

人は必ず、過去と繋がっている
過去があるから今がある

自分は一人ぼっちだ、と思うことがもしあったら
例えば、親がいる、親にもその親たちがいて、またその先にも親がいて
命が繋がってきたから今があることを思い出すと
今生きている自分は本当に奇跡みたいなものだと思えるような気がします

過去があるから今があるのです

4 知ろうとすることに意味がある


フリーレンは人間ではないので、人間の気持ちがよくわからないことがあります。そんな中で、弟子の女の子に誕生日プレゼントをあげる回では
何をあげたらいいかわからなくて、一日中悩みます。

弟子の女の子は、そんなフリーレンの様子をこっそり見ていました。

わからないから、と一生懸命知ろうとしてくれたことがとても嬉しい

とこの弟子の彼女は言いました。

「知っている」という結果も大事だけれど、それよりも
「知らないから、知ろうとする」このことに意味があるのです

誰かが自分のことを知ろうと一生懸命考えたりしてくれたら
嬉しくなりますよね

5 イメージすることができなければ現実に叶うことはない

魔法はイメージの世界で、イメージできなければその魔法は使えない、
というのがフリーレンの世界です。

夢や願望も同じで、イメージできなければ現実にはならないですよね
望む未来をどれだけ具体的にイメージできるかが
その未来を手にするためにとても大切なことですね

6「今さら」なんてない

10年前に冒険者になる、と言って村を出た幼馴染を追いかけたい、というヤングアダルトな男性にフリーレン一行は出会います。

10年前に幼馴染に一緒に冒険の旅に出ようと誘われたけど、
村を出る選択をしなかったこの男性は
もう年だし、今更だし、10年も経って帰ってこないということはどこかでやられてしまっているかもしれないし、、、あの時行かない決断をしたのだし、、、」と冒険に出てみたい気持ちがあるのに、行かないための言い訳をずっとしていました。

そんな彼をフリーレンは、一緒に行こう、と何度も誘います。
そして、言い訳をする彼に
「私は、今の話をしているんだ」
と言います。

過去は変えられない。
でも、今、どうしたいんだ?
今、やりたいなら、今やればいいじゃないか

今が一番若いのです。
ついついできなかった理由や、今更やっても仕方ない
(今更やるのは怖い)と言い訳をしがちですが
解消されていない想いがあるのなら
今、その想いを叶えてあげるために動くのです

過去に何を選んだかよりも
今、何を選びたいのか、が大切なのです

まだ読んでいない方は本当におすすめなので、是非読んでみてほしいです

今を大切に、くだらない思い出を増やしながら
毎日を過ごしていきたいです


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