“何者かにならなければいけない”思い込みを手放して“等身大のわたし”で生きる
何者かにならなければいけない、そんな思いをずっと抱えていました。
ほんの、数ヶ月前まで。
3年前に起業家になろうと決めて
はじめにしたことは、情報と知識を得ることでした。
いろんな本を読んだり、YouTubeみたりと
知らない間に、発信者の人に影響を受けてる自分がいたなぁ。
不思議なことに
画面越しでいろんな起業家の人をみて
彼らのことを知っていくと、彼らに対する憧れとか羨望の気持ちが増えていって
今の自分ではだめだ。
こんなんじゃ、上手くできっこない。
完璧に喋れたり、完璧な自分にならないと。
沢山勉強して、スキルと知識を身につけなきゃ。
今のわたしとは違う、“何者”かにならなきゃ。
そんな思いが、心の中にズクズクと根付くようになっていました。
今思えば、当時はその想いがあったから
起業の勉強の原動力になっていたし
その期間に学んだことは今の自分に活かされているなぁと思えるんですね。
知識を蓄えることができたし
内側からしっかりと土台を固める期間になったとおもいます。
だけど反対に、その想いに縛られすぎて
行動を起こすことができなかった。
いつまでも、いつまでも
“何者かにならなきゃ”という思念がまとわりついて
ずっと自分には“足りない何か”を埋めようとしていたんです。
でも、このままじゃなにも変わらないって心の片隅で分かっていました。
わたし、一体いつまで勉強するの?
いつになったら、本当の起業家として活動できるの?
そんな疑問を抱えていると気付いているのに。
大きな使命を持って、自分の仕事に誇りを持って
大量の知識と情報を身につけなければ
わたしの中にある“起業家”という定義を超えることが
できなかったのです。
当時は、あとさき考えずに会社員もやめて
物販だけで生計を立てようと意気込んでた時期でした。
だから、会社を辞めても華々しく活躍して、仕事ができる自分を必死に守ろうとしていた。
いつでも、誰からでも慕われる存在でいたかった。
尊敬されて、なんでもできるかっこいい女性でいたかった。
起業して失敗して、惨めな姿を友人や
元同僚や、家族や、パートナーにみられたくなかったんです。
画面越しにみた起業家たちや
ブログやSNSで華々しく活動している
あの人たちと劣らないように、必死で自分を守ろうとしていたんですね。
そんな自分を守ろうとすればするほど
本来の自分とはかけ離れた方向にいってしまい
プライドや意地や、見栄、不正直になって
強くなった我を鱗のように身に纏って、身動きができなくなっていました。
だけど、わたしが本当になりたい起業家は
“いまのわたしとは違う何者” じゃなくて
“今の等身大のわたしで、起業家になりたい”んだって
ようやく本音で自分自身と話せるようになって。
自分自身に重りをつけていたのは
自分自身なんだと気づいた瞬間
見栄も、プライドも意地も、我の強さもなんにもいらなくて。
今のままの自分を表現すればいいんだって
思えるようになれた。
これからも、わたしらしく、ね😊
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