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ついに告知・・・乳がんだってさ~中年期の「喪失感」と対峙する♯121

今日は乳がん検査の結果を通知される日だった。

周りから「私も乳がん検診ひっかかったけど、大丈夫だったよ!」の声をちらほら聞いて、「案外、私も大丈夫なんじゃないか?」とほんの少し期待はしたけれど、結果は悪性。乳がん、確定とのことだった。

でも、ほんと、早期に発見できたのは、ラッキーでしかなかった。
来年、乳がんの無料クーポンが出るとわかり、一瞬、来年まで待とうかなーなんて気持ちが過ったけれど・・・マジで、そんなところでケチらなくてよかった。あの時の自分にGood Job!と言いたい。

ただ、乳房全摘の可能性はあるとのこと。

別に大きな目立つような胸でもないから、とってもとらなくても変わらないとは思いたいけど、あったものが無くなるって、どうしてもすんなり受け入れられない。
この「喪失」をどう受け止めようか。

でも、この先、いろんな場面で、この「喪失」と対峙することがあるんだよな。でも失ってこそ、入ってくること、気づけることもあるだろうし。失う悲しみを乗り越えて、強くなればいい。それが自分の魅力だと思えればいい。
仕事相手に、事情を伝えた時、
同世代の彼女も初期の癌が見つかった話をしてくれて
「人間だもの、色々あるけど、泣いて笑って乗り越えていきましょう」
と言ってくれた。本当にその通り。

人生100年時代なんてみんな言うから、自分も健康に100歳まで生きられるような気でいたけど、寿命なんて人それぞれ。中年にもなれば、命にかかわるような病気もする。諸行無常なんだと改めて自分に言い聞かせる。

だからこそ、自分の大切なことと、人のために時間とエネルギーを注ごう。
元気なうちに大切な人たちと会おう。
そして大切な家族をこの手でもっと抱きしめよう。
この人たちに「ありがとう」を伝えよう。

noteに気持ちを綴ったことで、同じように闘病中の方からの「いいね」や「フォロー」を頂いた。現在進行形で闘っているのは、自分一人じゃないと思えたことがとても心強かった。本当にありがとうございます。

そして、温かい言葉を直接かけてくれた友人の皆さんにも本当に感謝です。
(意外と気持ちは安定しているので、どうか心配しないでくださいね!!)

この先、痛み、恐怖、辛さと向き合うことになるかもしれないけど、頑張ろう。

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