待ち遠しい紅葉登山。西日本の行ってよかった山、ベストシーズンまとめ
紅葉が待ち遠しいです。
登山シーズンのなかで、個人的に一番気分があがるのが秋。紅色と橙色と山吹色と。そして一年中色が変わらない常磐色(常緑樹の色)が混ざり合い、冬支度前の山々はお祭りのよう。
いつどこへ行けば、山の紅葉が楽しめるのでしょう?
これから秋の山へ出かける計画をしたい方のために、日帰りハイキングができる西日本の名山を紹介します。
待ち遠しい気持ちを、ふくらませていきましょう(笑)
【10月上旬〜中旬】石鎚山1982m
西日本最高峰。四国・愛媛県にある石鎚山は百名山のひとつで、紅葉登山に人気の山。
登山口に石鎚神社があり、その奥宮が山頂にあります。参道が石鎚山の登山ルートになっているのです(富士山みたいな感じ!)。
途中、ロープを使った岩登り箇所(鎖場)もあるため、注意深く登る必要はありますが、わたしはその岩登りが楽しかった記憶があります。(笑)
【10月中旬〜11月上旬】伯耆大山1709m
山頂付近が雲に包まれていることが多い印象の大山。中国地方・鳥取県にある百名山です。
大山は登りごたえがあり、ブナ林の紅葉が美しかった記憶があります。
紅葉も素敵なのですが…
大山の登山口付近は観光地でもあります。
これがめっちゃよくて‥‥!
登山前に『モンベル大山店』のカフェで朝コーヒーをしたり、下山後に『豪円湯院』でお風呂&豆腐食べ放題(300円)を愉しんだり!
天国です。冷たいお豆腐が下山後のアイス的な感じで、しみます。
また豆腐食べ放題いきたい。
【10月中旬〜11月上旬】氷ノ山1510m
兵庫と鳥取の県境に位置する氷ノ山。
早朝に出れば、関西からでも車でアクセスしやすい場所です。氷ノ山の登山口から、隣の鉢伏山まで、ウキウキしながら縦走しました(ぶん廻しコース)。
けれど、かなり長距離で体力が必要だったので、それは健脚向き。氷ノ山のみの登山でも十分堪能できるでしょう。
老若男女問わず、多くの登山者に愛されている山、という印象でした。
【11月上旬〜中旬】赤坂山824m
滋賀県の高島にある赤坂山。
山頂からは町と琵琶湖が一望できて、とても開放感のある山です。高島トレイルのルート上にあります。
初心者向きの低山。
もし余力があれば、寒風から大谷山に抜ける縦走路がとっても絶景なので、ぜひ草原歩きをしてみては。
【11月中旬〜11月下旬】如意ヶ嶽(大文字山)742m
最後は、京都にある如意ヶ嶽です。
大文字焼きで有名な火床のある場所は、山頂ではないのです。そこからさらに登ったところに、山頂があります。ここが、如意ヶ嶽。
京都市民に愛される山で、わたしもよく朝山歩をしに訪れます。朝登って、昼には下山して、街でランチもできるので。銭湯好きな人は、銭湯いくのもあり。
▼大文字の火床から撮影した写真で、連作作っちゃいました。
紅葉前線の進み方
ここまで読んでくださった方の中には、もしかしたらお気づきの方もいるかもしれませんが…
山の紅葉前線の最盛期は、10月上旬が2000m前後、10月中旬が1500m前後、それ以下が10月末から11月上旬にかけて見頃を迎えます。
ちなみに、紅葉前線のスタートは、北海道の旭岳周辺(標高は2000m台の山域ですが、さすが北海道の山)。9月中旬に最盛期を迎えます。
そして9月末に、北アルプスの山々で、紅葉が満開に。
標高を目安に、「いつ頃なら紅葉が見頃かな?」と予測してみるのもおもしろいかもしれません。
あー、紅葉が待ち遠しいね!