funny meal 開業日記 vol.6 ~ ほわい funny meal? ~
instagramではお知らせしましたが、いよいよ物件の契約が巻け、無事カギももらいました~。この間相談に乗ってくださった皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。物件が正式に決まったということで、バナーは店内で撮影した写真です~。
ここ数日で、やることやれることが一気に増えました。が、誰になんと言われても、自分が楽しめるペースで楽しみながらやっていきまする~。
ということで(?)、今日まさに古物商の資格申請もして(funny mealでは私の好きな道具類販売もしちゃうんですよ~)、融資の申請もして、屋号付き口座の申請もして、同じく開業準備中のみなさんに刺さりそうなネタがいっぱいの私ですが、そこはマイペースに、今こそ店名の由来についてお話したいと思います。
funny meal店名の由来
前回お話したとおり、本来HOSONO HOUSEになるはずだった私のお店はなぜ funny mealになったのか。funny mealという店名は、私が細野さんと同じように大好きなミュージシャン、VIDEOTAPEMUSICさんの曲から拝借しています。You Tubeはこちら。
このYouTubeの映像には出てこないのですが、まさにこの解説にある一節が私の心にぐさっと刺さったのでした。
VIDEOTAPEMUSICさんのライブでは、演奏している背景にご本人作の映像が流れます。funny mealには古い映画のワンシーンが使われており、そこでの女優さんのセリフが上の赤線を引いた一節で、そのまま曲名にもなっています。去年の2月のライブでこの曲を聴いた/見た私は、「ああ、自分がもしお店をやることがあったら、funny mealっていう名前がいい!」と、びびびびびの一目惚れしてしまったのでした。
funnyなごはんはいいごはん
よその国の人、よその家の人が見れば、自分にとって普通のごはんもfunnyなmealなわけで、それって要は、ごはんに限らず自分にとっての正解や当たり前が、他の人にとってはそうでないこともあるよという、言ってみれば当然の話なんですよね。ただ改めてそう考えると、ベーグルと辛子蓮根とか、ヒジキの煮たのとトーストとか、自分にとっておいしいけどジャンルやカテゴリーを無視したおかしなごはんも、べつに間違っているわけではなく、単に無限に存在するいろんな人生のひとつで、むしろfunnyなごはん(とそれに象徴される何か)は世界に多ければ多いほどいいんだよ、って言われているようで、自分はごはんが大好きなだけになおさら、この曲で自分のなかの価値観がすごく広がった気がしたのでした。
でも、去年の2月の時点では会社を辞めるつもりはなく、飲食店チャレンジも、よく口にするだけの「いつかの夢」でしかありませんでした。
funny mealのシングル盤も実は持っているのですが、これは12月にもう一度行ったワンマンライブの後に、ああー、もう会社辞めちゃうし、本当に開業する日が来ちゃうかもだからまさかの時のために準備しておくかーと購入したものでした。そしてこのシングル盤をお店に飾る日がまもなく現実に。何事も形から、言霊isパワー、イメージが大切、道はそうやって決まっていくものなのかもしれません……(ほんとかな)。
funnyでfunな気持ちになれる空間を
ということで店名に負けず、funnyでfunなお店であることを大事にやっていきたいと思います。「おいしい」もそうなんですけど、funnyとかfunとか、そもそもどんな価値観も、他の人を傷つけたり否定したりしない限りは、すべて人それぞれで人生として受け入れていきたいし、何より窮屈なのが自分は嫌いなので、雑なまとめですがそういう空間に私はなりたい。私が考えた言葉ではありませんが、素敵な店名を選べたな、と心から思っています。
ということで開業日記的には次のステージに上がった感ですが、まいまいマイペースにやっていきます~。今後もどうぞよろしくお願いします~。
(続く)
(おまけ)HOSONO HOUSE表札
開業を決意する前、ぼんやりもやもやしていた1月、暇だったので表札を自作してみました。店名がHOSONO HOUSEになっていたならばこれをお店のドアの脇につけることもできた、かも、しれないです……。
「石垣りんだ!すごいね!」と褒めてもらったり、「猫2匹いたっけ?」という質問を受けたりして、受け手の解釈はout of コントロールであるという作家の気持ちを味わうことができました。どんなレベルの創作でも、創作ってすばらしい行為なんだと思いました。
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