東裕子(HigashiYuko)のブログー朝露日誌ー

絵描きです。制作はうまくいかない雨の日が多いです。でも一晩中雨に降られ頭を垂れても、新しい朝に光る朝露を見ると、気を取り直し今日もまた絵が描きたいと思ってしまう、ここはそんな絵描きのブログです。 ※プロフィール下部にデッサン会リンクもあります ©︎2000 YukoHigashi

東裕子(HigashiYuko)のブログー朝露日誌ー

絵描きです。制作はうまくいかない雨の日が多いです。でも一晩中雨に降られ頭を垂れても、新しい朝に光る朝露を見ると、気を取り直し今日もまた絵が描きたいと思ってしまう、ここはそんな絵描きのブログです。 ※プロフィール下部にデッサン会リンクもあります ©︎2000 YukoHigashi

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このブログについて

初めまして。東裕子(ひがし ゆうこ)といいます。 油彩と水彩を描いています。 東光展と日展に大作を出品しています。 日展は一瞬で落ちることがございます。 クロッキーや童画やスケッチなどの小さな作品はどこにも出ていくことはありません。 なのでここに発表の場を頂こうと思います。 発表といっても、完成作品ばかりが載るわけではありません。時々、失敗作が載ることもございます。 『朝露日誌』はあくまで『日誌』ですので、私の日常の絵の記録も載ることがございます。 それでも良ければお付

    • いつもと違う研究会、東光会東北支部(支部長 高田啓介先生)のことなど、色々

      先日、青森県八戸市美術館で東北支部研究会がありました。 こうして支部の研究会に行く度に感じるのですが、熱気ありますね。なんだか参加者も前回より増えているような。 読んで下さる方は「東北支部」と聞いてもピンと来ない…と思うので、改めて東北支部について書かせてもらいたいのですか、 東光会東北支部は、美術公募団体 東光会(とうこうかい)の全国15の支部のうちの1つで、青森岩手を中心に絵を志す者が集まり活動をしています。 高田啓介支部長(東光会理事、日展準会員、映画「海の沈黙

      • 「寄り添うように」

        こちらはここ数日でぐっと寒くなりました。 隣の畑では小菊が満開で、冷たい風に揺れています。 秋から冬へと変わる頃、畑に彩り豊かに咲き乱れる小菊が、まるで寒さの中で集まって暖をとっているように見えたので「寄り添うように」という画題で描きました。 日照時間も短くなっているのですが、花の構造上、ちゃんと光が一つ一つに当たる様に咲いていて、 お互い思い遣りがあるというか、お隣への気遣いが感じられる、やさしい世界ですね…と思いつつ描きました。 描いている途中に下(↓)の状態から

        • 2024年 第11回 日展 S60号「時の記憶―遥か―」

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          日展が始まりました。

          11月1日より日展が始まりました。  素敵だなぁ、好きだなぁと思う絵が沢山、、、私も内覧会で一足先に日展を楽しんで参りました。 自分の絵も会場で見てきました。 私は自分の作品が出ていけば、正直、もう2度とその作品は見たくないと思う方なのですが、 会場で見ることそのものが大きな勉強なので、そこは目を背けずに…。 今回とても苦労して出品したのですが、 最後まで色々と乗り越えられないまま、家から出ていきましたら、会場でもやっぱり色々と乗り越えられてない作品が壁に… 。 集荷

          晩秋 隙間風が吹くような

          晴れた昼間は暖かい。 朝夕が寒いんです。 昼に開けた二重窓を、私を含め誰かがめんどくさがって内窓だけ閉めて、取り繕ったことは陽が落ちるとわかります。 すきま風とともに、誰かのずぼらな心が肌にひんやりと伝ってくるような…そんな秋の暮れに、 10月初頭から暮らしを共にしてきた、うちの花瓶のコスモスは、いよいよ最後の時を迎えようとしています。 天高しと空を仰ぎ、ぱんっと張った帆のような花びらと強くしなる茎で、放った窓から来る向かい風に誇らしく顔を上げた日々はどこへやらで、

          寄り添うように

          お隣の畑に小菊が満開です。 こちらは岩手ですので、10月も末になると風が冷たいです。 11月になると雪のこともあるから、そろそろ冬タイヤも準備しないと… 羽織も薄手、厚手、裏起毛、裏ボア、ダウンみたいな感じで週変わりくらいのペースで移り変わり、 いよいよ秋から冬へと向かって、目まぐるしく季節が動いて行くんだなという頃合いに お隣の畑では小菊が満開になって、 それがなんだか冷たい風に身を寄せあって、暖をとっているように可愛いらしいので、 それを描いてみたいなと、昨日

          秋桜

          前回の紙で失敗したので、紙を新たにリトライしました。 これはこれとして。 もう一枚いきたい。 もう少し咲いててくれるかな。 季節が過ぎるのはあっという間ですからね。

          北上市民美術展が終わりました

          18日~22日開催の北上市民美術展(旧アンデパンダン展)が終わりました。 油彩、水彩、彫刻、切り絵、立体と内容様々、彩り豊かな展示で、私も楽しみました。 私は、よくnoteでは使ってるのですが、北上ではかけたことがない下の小さな水彩「光の方へ」を1つ飾らせてもらいました。 今年は今年で、と思って、昨日コスモスを描いて、激しく失敗。 もう一枚トライする前に、頭の整理もかねて、失敗した一枚は潰しきりました。 同じものを描いても、その時その時、何とかなったり、ならなかったり

          北上市民美術展が終わりました

          北上市人物デッサン会10/13(日)@さくらホールfeet.ツガワ大アトリエ(再)

          過去の記事が消えていたので再掲載させてください。わざわざ失敗絵を再度 載せるのもなんなんですが、記録なので。 ************************************************* 10月13日(日)の人物デッサン会のお知らせをさせてください。 日時:2024年10月13日(日)13:30~15:30(13:15~受付) 内容:アマチュア私服モデルデッサン会(2h) 場所:岩手県北上市 さくらホールfeet.ツガワ 大アトリエ お知らせがギリ

          北上市人物デッサン会10/13(日)@さくらホールfeet.ツガワ大アトリエ(再)

          お陰さまで

          第11回 日展の審査結果が届きました。 お陰さまで無事に入選にしてもらえたようです。 長く絵を描いていると、生活の変化とか不調とか…そういう色んな事情で、制作自体が骨が折れる、、、と感じる期間があると思うのですが、 私は過去に何度か、 「(他の方は大丈夫でも)私にとっては、絵を描くのが容易ではないときなのです…」という時があって、 その時は大抵、コンディションが整えられなかったり、手持ちの制作時間で器用にこなせなかったりして、 不出品か落選か…という、苦い経験だけ残

          問題点を1つずつ

          来春の東光展に向けて、途中だった手持ちの大作を引っ張り出してきました。 春は新しいテーマのものを出したいのですが、 これが… 問題が山積みだと思うんですよね。 そもそも作品として成立しますかねぇ、、 と自分で作ったエスキースを眺めながら、首を傾げつつ… 仮にギリギリ何とかなってはいる、という点まで漕ぎ着けたところで、また小難しい方向性のものになるのではないでしょうか……とキャンバスを見る目も遠めです。 でも少なくとも年2回、大きな新作を発表する生活が死ぬまで続くだろう

          デッサン会ありがとうございました。

          昨日はさくらホールfeet.ツガワ 大アトリエにてデッサン会でした。ありがとうございました。 デッサン会で大まかの形取りと構成を考えてきて、細かいところは家で描き入れました。 今回はお顔立ちのはっきりした、スレンダーなモデルさんで、黒い大きな瞳と長い手足が印象的でしたので、お顔と腕周辺をポイントにまとめようとしたのですが、うーん、難しかった。 もうちょっと描こうかな。 でもこういう時はこうしよう、次はこれはやめておこう、など経験値が増えるので、数をこなせばもう少し手慣れ

          デッサン会ありがとうございました。

          北上市民美術展2024年10/18~22@hokko

          ちょうどいい写真がなくて、上の写真は去年の搬入時の写真なのですが、今年の搬入ももうすぐです。 10月18日~22日に開催される北上市民美術展のお知らせをさせて下さい。 絵画、版画、切り絵、彫刻など40点が展示される予定です。私も小さな水彩を一点出品させて頂きます。 北上市民美術展は北上市さくらの百貨店隣のhokko1階展示室にて10月18日~10月22日 午前10時~午後6時まで(最終日は午後4時まで)開催です。 駐車場は市営本通り駐車場(ツインモールプラザ西館・東館

          北上市民美術展2024年10/18~22@hokko

          どうしようもありません

          昨日は日展の出品票を書きました。 書くところが多めなので、いつも時間がかかります。 自分の文章が読まれることはないだろう、と思うのは毎年のことなのですが、 適当な姿勢で臨むのもどうかと思うので、毎年一生懸命真面目に書くのです。。 さて、作品は梱包を終えて、いよいよ家から出ていきます。 薄く返ってくるか、分厚く返ってくるかわからない結果通知用の返信封筒に切手をのり付けし、 郵便料金変わったんですね、案内状のことなど考えると絵描きには優しくない値上げです…と、 切手を

          ら・ふれえど展9/12~18めんこい美術館

          岩手県奥州市を中心に活動する美術創作集団 ら・ふれいえど の展覧会が9月18日まで開催中です。 展示は水彩、油彩、版画、アクリル、陶芸…と楽しい内容になっています。 私はデッサン会で描いた水彩の人物画を2点と油彩6号の100号各1点の計4点を飾らせて頂いています。 今年の100号は、最近発表している「時の記憶」というシリーズの中でも1番目に発表した作品を展示させてもらいました。かれこれ6年近く前の作品になるかと思います。 F100号がそのままでは車に乗らないので家でキ

          ら・ふれえど展9/12~18めんこい美術館