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いつもと違う研究会、東光会東北支部(支部長 高田啓介先生)のことなど、色々
先日、青森県八戸市美術館で東北支部研究会がありました。
こうして支部の研究会に行く度に感じるのですが、熱気ありますね。なんだか参加者も前回より増えているような。
読んで下さる方は「東北支部」と聞いてもピンと来ない…と思うので、改めて東北支部について書かせてもらいたいのですか、
東光会東北支部は、美術公募団体 東光会(とうこうかい)の全国15の支部のうちの1つで、青森岩手を中心に絵を志す者が集まり活動をしています。
高田啓介支部長(東光会理事、日展準会員、映画「海の沈黙」絵画協力)を中心に、2018年に有志11名から発足した新しい支部です。
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↑支部発足を12月総会を起点に見るとさっぱりしすぎなのですが、
実際はそれまでの長年に渡る青森岩手での高田先生の真摯でひたむきな活動と、どこまでも惜しみの無い献身的な指導なくして、東北支部が形をなすことは無かったということは、成り立ちを知る者 皆が頷くところかと。
今回はその東北支部の活動の1つである「本部講師を招いての作品研究会」がありました。
私たちはよく「研究会」や「勉強会」という形で、作品を持ちより、指導を仰いで、研鑽の機会を持ちます。
東北支部内の青森の方(岩手もあるので)では、八戸市にて、支部発足前、今から約10年ほど前から、高田先生に指導を仰いでの「自主勉強会」が始まりました。(岩手は岩手で活動ありますが、また)
現在、その「自主勉強会」は令和5年より「公開作品勉強会」と形を変えて、《誰でも参加できる一般公開の勉強会(見学無料)》として、青森県八戸市美術館で継続されています。
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「公開作品勉強会」は地域で絵を描く会や場が減ってきたということもあり、絵を愛する者が集まれる場にという願いも込めて始まった勉強会。 1人で行き詰まったときや、ヒントが欲しいときなどにも訪れて頂ける場かなと。
指導:高田啓介 東北支部支部長(日展準会員 東光会理事)
参加費:指導希望者は、参加回数に関わらず年間1000円(会場費として)見学は無料
今回はその「公開作品勉強会」が開かれている八戸市美術館で、関東の洋画家 平野行雄先生(東光会常任理事 日展特別会員)を講師にお迎えしての第6回 東北支部研究会が開催されました。
この本部講師を招く支部研究会というのは、本来は東光会東北支部に所属する支部員に限定して参加できるもの。
けれども、今回は
「公開作品勉強会に参加の、他会所属の方や地域の絵画愛好家も参加可能」という、
これまでになく開かれた形で開催されました。
こちら東北にいながら、中央でご活躍の先生にお話を伺えることは有難いことで、本来なら東京まで出るだけでも費用も体力も大変なところ、
先生がわざわざ地元に来て下さって、
本部支部の助けで、良心的な受講料(今回 会員無料だった)で見てもらえるというのは支部員にとっても貴重な機会。
ちなみに、この「本部講師の先生をお迎えしての支部研究会」は、第1回の佐藤哲先生(洋画家 東光会理事長 日展副理事長 日本芸術員会員 )を始まりに、そうそうたる先生方が講師に来て下さっています 。
今回、そのような研究会が支部員以外も参加できる形で実施されたことは、支部始まって以来のこと。
私は運営には全く関わっていないですが、一支部員として、
今回の研究会での選択は、「自主勉強会」から始まり、中央との繋がりの中で研鑽の機会持ち続けながら、「公開作品勉強会」という形で地に根差す活動を展開してきた東北支部の、東北支部らしい選択だったなと感じます。
今後益々、勉強会や研究会が盛り上がっていけばいいなぁ。
公開勉強会も令和7年2月、3月と続くようです。
八戸市美術館入ってすぐの開かれたスペースでやっているので、来館者の見学も自由です。よろしければ覗きに来て下さい。
さて色々と支部の話が長くなってしまいました。
私の作品の方は、今回の支部研究会で、作品がどうやったらよくなるものか…と平野先生が真摯なご指導をして下さって、私も自分1人では気付けない気付きを多く頂いた。
そうやって気付かせてもらえる、というところも研究会のありがたいところかなと。
ちなみに、今回の扉の写真は支部研究会で沢山並べて下さったおやつ。
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支部に行くといつもおやつを沢山食べさせてもらう。
イベントの度に飲んで、食べて、談笑して、絵画談義に花を咲かせて…というのも、東北支部だな、と。
よし、私も絵がんばろう。