私が20代の頃に読んで支えられた、自分を愛して生きていきたい女性のための5冊
今月は noteが #推薦図書 の記事を募集しているようです。いつもファシリテーター向けにオススメの本はいろんな記事で書いているのですが、これを機会に今まで紹介したことがない本を紹介してみようかなぁと思います。
今回、私が紹介するのは私が20代の頃に読んでとても支えられた本たち。多感で自分の感情や気持ちの扱い方が今ほど上手くなかった時期にそっと寄り添ってくれた本ばかりなので、本は断捨離派の私が読んだ時の感触とともに手元に残し続けている本です。
私が20代の頃に読んだ=少なくとも5年以上前の本 (※私は現在、35歳) なのですが、今、もし自分の気持ちの揺らぎに悩む若い方がいらっしゃいましたらぜひ、ご紹介する本を手にとってみてください。
自分が自分にかけてあげる言葉がどれほど大切かを知らないあなたへ
一瞬「?」となるタイトルですが、潜在意識について最も分かりやすく書かれた本はこれだと思います。短いストーリー調の本で、15分ほどで読めるけれども、初めて読んだ時には泣いてしまいました。
もし、自分を責める癖がある人は絶対読んでみてください。この本を読んでから、「自分へどんな言葉をかけてあげるか」を意識して生きることができるようになりました。
小さなことで悩んでしまう、不安が止まらない、というネガティブな自分を変えたいあなたへ
著者のTEDがすごく好きだったので、この本もすぐに読んでみました。(※ 「傷つく心の力」というタイトルでTEDで話されている様子は、以前ブログにも紹介してみましたので、気になる方はそちらも合わせてどうぞ。)
自分の弱さや不安、くよくよ悩んでしまうことを「いけないこと」だと思っている人はぜひ読んでみると救われる言葉が並んでいるはずです。
幸せなパートナーシップを大切にしたくて、ヒントになる言葉を手元に置きたいあなたへ
今回ご紹介する5冊の中では唯一の詩集というか、短い言葉と写真が載せられた本。著者の方をTwitterでフォローしていて、その言葉を味わっていたのと、読んだ当時、本当に結婚を考えた時期だったこともあり、幸せなパートナーシップとはどういうことかを考えるヒントにさせていただきました。
結局、私は結婚はしなかったのですが、今でも誰かとペアで仕事をするときで特に男性と組む時にはパラっと見返したりして、そのパートナーシップを大切にできるようにしています。
本を読むのが苦手な人にもおすすめしやすいのと、写真も綺麗なので友人へのプレゼントにもしていたため、これまで最低でも3冊は買ったはず笑。
( 同じ著者の方のプレゼント 世界で1番大切な自分の見つけかたも、大切にしたい言葉がたくさんあっておすすめです )
自分で自分のことを上手く伝えられないあなたへ
ここまでご紹介した3冊は、どれもさらっと読める本でしたが、残りの2冊は比較的じっくり本を読みたい方向け。 この本はいわゆる、NVC ( Non violent communication ) の本です。
NVCの本は正直に言うとこちらの本の方が有名と言えば有名
ですが、「なんでわかってくれないの〜」の方が自分の気持ちを大切にすることと言う観点から書かれています。 ( 第1章のタイトルは「自分の気持ちを切り捨ててはいませんか?」と言うタイトル。本当の出会いは本当の感情を自覚することから始まる、と言うメッセージが他の箇所にも散りばめられているので、自分で自分の内面を伝えることが出来ていないと感じる方にはこちらの方がおすすめ。 2冊とも読むとNVCの一通りの理解はOKなのではないかと思います。)
自分の気持ちを大切にすることはもちろん、相手の大切な気持ちを聞くとどんなことがおきるのか、と言うことも書かれているので大切な人とのコミュニケーションに悩む方、またはより良くしたいと感じていらっしゃる方にとってもおすすめです。
大切な相手とのコミュニケーションをもっと大切にしたいあなたへ
最後にご紹介する本だけは、すみません、30代になってから読みました笑。
正直、コミュニケーションに関する本はNVCの本2冊 (※ ↑で紹介したもの) とこの本でOKと思っていて、私もこの3冊をひたすらローテーションしています。
この本は、言葉と脳の関係について書かれており、なぜ言葉が大切なのかがとてもよく分かると同時に、NVCとはまた別のつながりを育むコミュニケーションについて書かれています。
本の最後の一節が、大好きなのでご紹介させていただきます。
" 使う言葉を変えれば、脳も変わる。脳が変われば、他者との関わり合い方にも変化が訪れる。言葉を通してネガティブな社会を作るのか。それとも優しさと協調と信頼に溢れた社会を作るのか。その選択は私たちに託されている。"
以上が私の、「私が20代の頃に読んで支えられた、自分を愛して生きていきたい女性のための5冊」です。ご紹介した本が今、感情の揺らぎとともに自分自身を大切にしたいと願う誰かの心に触れたら嬉しいです。