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秋の食材と健康 (魚介類編) 知命の独り言 #14

暑い夏が去り、食事をゆっくり楽しめる良い季節になりましたね。

季節ごとの食材の意味

日本には四季があり、その季節に必要な食材が私たちの胃袋を満たしてくれます。

季節ごとの食材の意味を、改めて振り返ってみましょう。

食材の持つ味わいは「春は苦味、夏は酸味、秋は甘味、冬は厚味(※)」という具合に季節ごとに変化します。

※厚味:味がこってりしていて、おいしいこと。

春は毒消しの苦味、夏は疲労回復の酸味、秋はエネルギーを蓄えるための甘味、冬は身体を温めるための厚味など私たちが本能的に求める味と一致しているというのは不思議なものです。

日本クリニック会社 コラムより引用

秋の味覚 魚介類編

まずは魚介類編と称して、秋に旬を迎える魚介類に着目しました。

この季節は、水温が低くなるため、身に脂がのり、美味しくなるのです。

🐟 秋刀魚(さんま)

代表的な秋の味覚の秋刀魚。
脂には動脈硬化など、生活習慣病予防にも役立つEPADHAが多く含まれ、たんぱく質、ビタミンB12、カルシウム、鉄分など栄養分が豊富です。

【調理法】
塩焼きにして、大根おろしとすだちをかけて食べるのが定番です。
さしみや、たたきにして生姜を添えるのもいいですね。日本酒と相性バッチリ!

🐟 秋鮭(あきざけ)

消化・吸収のよい良質のたんぱく質やビタミン類が含まれています。

身に含まれる赤の色素はアスタキサンチンと呼ばれ、ビタミンEの約1000倍という強い抗酸化力があるんです。

【調理法】
脂質が少ないので、あっさりとした味の鮭ですが、バターで焼気にして醤油を垂らすのもいいですね。
きのこ類と一緒にホイル焼きにして、ポン酢で味わうのも美味しいです。

🐟 秋鯖(あきさば)

9~10月頃に獲れるものを「秋鯖」と呼び、脂がのった秋鯖は、EPADHAをより多く含んでいます。

血合いには、鉄分やビタミン類が豊富です。     

【調理法】
脂がのった秋鯖には、定番の味噌煮、塩焼きを、炊き立てのご飯をかっこみながら食べると絶品。
生姜と一緒に甘辛く煮付けたしぐれ煮もご飯と相性バッチリです。

我が家の食卓 魚編

以前にもお話ししたかもしれませんが、うちの長男が大の魚介類嫌い。

とは言っても、回転寿司に行けば、マグロやブリ、サーモンなんかも食べないことはありません。

ただ、我が家の食卓に魚料理が並ぶと、テンションが急降下する彼。

必然的に、我が家の食卓に魚介類が並ぶことは少ないです。

魚介類が苦手なので、貝類、甲殻類なんかも毛を逆立てた猫並みの反応を見せてくれます。

生臭さとか、食べ辛さが嫌なんだとか…。

そうは言っても良質の油を摂っていただきたい親心としては、魚を全く出さないわけにはいかない。

唯一彼が文句を言わずに食べる魚料理が、「サーモンを使った料理」です。

であれば、ホイル焼きだろうが、バター焼きだろうが、シチューなんかに使うこともできるのです。

ワガママな野郎だな…と思われる方も多いとは思います。

ただ、味覚というのは歳を重ねるにつれて変わるものだと思っている私は、強要することはしません。

嫌いなのは魚介類だけですから、栄養素は他で補えばいいやと思っているくらい。

「食育」という言葉がありますが、前提にあるのは、「食事は楽しむもの」だと思っているのです。

かく言う私はレバーが大嫌い。
幼い頃口に入れた瞬間、臭さと、舌触りで失神しそうになりました笑

貧血持ちの私ですが、レバー以外の鉄分豊富な食材に助けてもらい現在を健康に生きていますから、今後もレバーとは相入れない関係が続くと思いますね。

あとがき

秋の食材と健康とタイトルをうち、今日は魚介類にスポットを当ててみました。

食欲の秋とはよく言ったものです。
美味しい食材がたくさんあって、過ごしやすい気候の中、ゆっくりと食事ができる良い季節です。

皆さんもどうぞ食欲の秋を楽しみましょう!

明日は果物類に着目したいと思いますので、覗いてみてください。

本日は日本クリニック株式会社様のコラムを引用、参考せていただきました。

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