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第2話 夢は言葉に。中
がむしゃらに夢のために
自分が信じる方へ行動した。
上司に何言われようとも独自に動いていた。
夏は汗をかきまくりあらゆるハワイに行く可能性のある場所へ飛び込み営業した
秋の始まりくらいまで頑張ってみたが
いい話は出てこなかった
冬になり気温が下がる
もちろん自分のモチベも下がり
ハワイのイベントの営業も諦めかけていた
そんな時だった
同じ部署の先輩の案件
"12月に団体約100人越えでハワイ社員旅行"
それを知った瞬間に先輩から一言
"齋藤くんパスポートある??"
"え??" と私
どういうことなのか頭の中で理解が追いつかなかった。
どうも100人超えの団体旅行のため添乗員が複数必要とのこと
1人は新入社員を勉強も兼ねて連れて行こうという考えだったそうで。
"パスポートいつでも持ち歩いてます!!"
この日だとばかりにリュックから勢いよくパスポートを取り出し先輩に航空券を取ってもらった。
こうして、初の夢のハワイは
100人超えの団体旅行の添乗員として叶ったのである。
トップの写真は当時の会社の社長とのツーショット📸
この旅行中は社長も同伴していた
数十回以上ハワイへ来ている社長から
ハワイの基礎を教わった。
そして社長はこう私に伝えてくれた
"ハワイに行きたいとずっと齋藤言ってたよな。連れて来てよかったよ。"
就活中の最終面接で社長にハワイに行ってみたいと言葉で伝えて、仕事を始めてからも周りに伝えていたことが現実となったと確信したこの出来事。
自分の夢を誰かまわず言葉にしておいてよかったなと。
この旅行から帰ると。
別な先輩からまた嬉しい伝言が。
"齋藤くんが営業かけてたフラ教室の先生から、ハワイのイベント参加してみたいと電話があったよ!!"と。
急いで折り返し連絡を取ると
"イベントに参加してみたい。見積もりを頂けないか。" と。
寒さが厳しくなっていたが自分の熱は上がる一方だった。
下 に つづく。