探究課題の設定:マイテーマを決めよう!高校生ゆきぐに探究委員会活動
MYテーマを決めよう!
高校生ゆきぐに探究委員会のメンバーがMYテーマ、課題の設定を。
ゆきぐに探究委員会では、新潟県越後妻有(十日町市と津南町)の高校生が委員会活動として探究に取り組んでいます。R2学期の活動第1回目!
9月2日(月) in 十日町高等学校
十日町高校、十日総合高校、松代高校の3校合同で開催しました。
1学期の振り返りと、探究の大切な部分を再確認した後、
2学期に取り組むMYテーマ決めと、課題の設定に取り組みました。
夏休み明け第1回の活動をご紹介します!
【この記事を書いた人】
アイスブレイク&ゲスト紹介
2学期初の活動ということで、皆ちょっと緊張しながら始まった委員会。
今回は、探究コーディネーターの松井と小海の他にも、地域おこし協力隊の田中さん、アシスタントのアナ、学生サポーター2名、十日町高校OBの1名で、学校外のサポーメンバーは計7名。
高校生を応援するために、沢山の方が来てくれました。
田中さんからは、六箇地区の取り組みに関してお話をしてもらい、興味がある高校生メンバーが一緒に活動することになるかもしれません!
テキストマイニングで1学期の振り返り
学生サポーターのマジーが、ゆきぐに探究委員会の高校生が1学期を振り返った感想を分析し、テキストマイニングでまとめてくれました。
テキストマイニング、カッコいい!(カッコいいだけじゃない!)
生徒から自由に出てきた感想が表現されていて、テキストマイニングの力を実感。数値では表せない感情を取り扱えるってすごいな~と。
テキストマイニングで分析することによって、人、交流、話す、取材、他校など、高校生の刺激となった要素が分かり、今後の活動の参考になりました!みんなで共有できるのも、良い点ですね。
1学期の活動分析について聞いた後は、自分たちで振り返り。
隣の友達と話しながら、いつも使用しているノートに自分の想いを記入。
「上手くいったこととその理由」や、「活動を通してもっと深めたいと思ったこと」など、2学期への活動に繋がるように、1学期を振り返ってもらいました。
探究で大切なこと
振り返りを終えて、2学期の予定を共有した後は、これから取り組む探究で大切なことは?について少し、松井から話をさせてもらいました。
【総合的な探究の時間編】高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説に載っている、「探究における生徒の学習の姿」がベースなので、「課題の設定」、「情報の収集」、「整理・分析」、「まとめ・表現」の筋道を、まずは振り返り。
大切にしてほしいのは、課題の設定で「WHY?」を考えること。そして、自分が熱意を持って語れる問いやテーマを作ること。
探究学習は、調べ学習と違って、課題の設定をして、まとめたら終わりではない。探究の過程で新たな問いに出会い、常に新たな課題を設定してサイクルを積み重ねていく。
自分で考えて、調べて、そして行動してみて、壁にぶつかって、心に手を当てて、また行動してみて、気がついたら成長している。
周りには、学校の先生はもちろん、保護者の方、探究委員会のメンバー、探究・キャリアコーディネーター、学生サポーター、地域の方々など、みんなの選択した道を応援する人が沢山いる。
探究学習は、人生みたいなものだから、自分でWHY?を考えて、心惹かれるテーマを決めようという話をしました。
MYテーマを考えるワーク
そして、学生サポーターりこ氏からは、MYテーマを考えるワークをしてもらいました。
なぜこのテーマに取り組みたいのか。
現状と理想のギャップは何なのか。
現状を理想に近づけるためには、どんなことを考えたらいいのか。
など、1学期から少しずつテーマを考えてきたゆきぐに探究委員会のメンバー。MYテーマに関して問いを考え、思考を深めました。
外部から来てくれた大人と話したり、友達同士で話したり、先生と話したり。自分だけで考えるのも大切ですが、必要であれば、身近な大人と壁打ちをして想いを言語化するのも大切ですね。
最後に
夏休みが空けて、2学期第1回目の活動を終えた、ゆきぐに探究委員会!
今回は、1学期の活動を振り返り、探究の大切なことを確認。そして、MYテーマ決めと、課題の設定に取り組みました。
活動後には、来てくれたサポーターメンバーと高校生で話をしていたり。田中さんの取り組みに関して、質問していたり。国際関係の方を紹介してもらえないかという話をしていたり。
課題の設定を考えて思考を深めるのはもちろん、多様な大人と活動することで、少しずつ高校生の世界が広がるきっかけになったのではないでしょうか。
ゆきぐに探究委員会のメンバーから、どんな探究MYテーマが出てくるのか楽しみです!次回の活動は、9月12日(木)の予定です~
これからも、ゆきぐに探究委員会の活動にご注目を!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。