【福岡グルメ】”田しゅう”のもつちゃんぽん
自分の人生に対して、ほとんど後悔はしていないが、もしも、そう、例えば人生をやり直すことが出来るのであれば、若い頃から料理人の道を選んでいたのかも知れない
これまでベトナムやスペイン、そしてここインドネシアへ赴任歴があるが、いつの間にか、海外で活躍する料理人の友人たちが増えていった
飲食店には明確な栄枯盛衰があると思え、だから厳しい世界だということは認識しているが、彼らは腕を磨き、修行しながら世界を渡り歩いていくのだ
それはもちろん、世界と実力とを切り結んでいるように思われる
先だっての帰国休暇で福岡に帰省した際、用事があって国体通りからけやき通りに向かっていると、赤坂に、あるラーメン屋を見つけた
【まぜ麺 田しゅう】
ここか!!
この店は幼馴染の同級生が腕をふるう博多の名店で、彼のSNSを見たときから、<一度行かなければ!!>と思っていたのだ
店内に入ると、この同級生はちょうど厨房で包丁を握っていて、カウンター越しに目が合い、同級生はわたしの顔をみて、目を大きく開き驚いた
時刻は14:00過ぎでランチのピーク帯を過ぎていたので、店内は比較的に落ち着いていた
この店はランチ時になると延々と行列が出来る人気店でもあるので、少し時間をずらしてやってきたのだ
何を注文するか迷った挙句、<もつちゃんぽん>の醤油味を頼み、同級生とカウンター越しに旧交を温めながら待ちに待った一杯を心ゆくまで堪能
この店の本体はもつ鍋の老舗であり、〆で食べる<もつちゃんぽん>に特化した形態で、新鮮なもつがふんだんに入っていて、あっさりした醤油ベースのスープと相性が抜群
野菜も多めに入っていて、時間経過と共にスープに浸され柔らかくなっていくので食べやすく、止まらない
そしてセットとして焼売がついてくるというのも何だか新鮮
実はセットでは頼んでいないのだが、その同級生がこっそりおまけしてくれたのだ
でもそれはどうか、ここだけの話にしておいてください笑
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