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子どもが生まれてから、私が変わったこと

娘が4歳の誕生日を迎えました。

ふにゃふにゃだった赤ちゃんが、いつの間にかお姉さんに成長しました。

子どもの成長とともに、私自身にもいろいろな変化がありました。

今回は、その「ささいだけど大きな変化」を振り返ってみたいと思います。

1. 他の子どもを見る目が変わった


以前、道ですれ違う子どもたちにはほとんど関心がありませんでした。

むしろ、「子どもって何を考えているかわからない」と苦手意識を持っていたくらいです。

でも、今は違います。

例えば、公園で元気に遊ぶ子どもを見ると、「楽しそうだな」と自然と笑顔になります。

スーパーで親に甘える子どもを見ると、「うちの子もこんな感じ」と勝手に他の子どもと自分の子どもを重ねています。

「子どもが苦手」だった私が、子どもの成長に温かい目を向けられる人になれた。

これも、自分の子どもを育てる中で変わったことのひとつです。

✅他の子供を見る目が優しくなった

2. 親を見る目が変わった


スーパーで駄々をこねる子どもをなだめるお母さん。

以前は「子どもが騒いでいてうるさいな」と思っていました。

でも今は、その親御さんをつい自分と重ねてしまいます。

例えば、こんな場面がありました。

スーパーで2歳くらいの子どもが「お菓子買って!」と泣きわめいていました。

お母さんは真っ赤な顔で子どもを抱き上げ、レジ袋を肩にかけながらあたふたしていました。

その姿を見て、私は心の中でこう思ったのです。

「お母さん、頑張ってるね。私もこんな日あるよ!」

子どもを育てていると、こういう共感の場面が増えました。

✅親御さんへの共感が増えた

3. ニュースや映画がつらくなった


子どもがつらい目にあうニュースや映画が、本当に見られなくなりました。

あるドラマで、子どもが迷子になるシーンを見たときのことです。

「もし、うちの子だったら……」と考えてしまい、胸がザワザワして息苦しくなりました。

その後、私はそのドラマを見るのをやめました。

子どもが安全でいることが、どれだけ幸せなことか。

親になって初めて知った感覚です。

✅ニュースや映画を見るのがつらくなった

4. 忍耐力はついたけど、怒りっぽくもなった


子どもがぐずったり泣いたりしても、すぐにはイライラしなくなりました。

「ああ、今日はそういう気分なんだね」と、受け流す余裕が出てきた気がします。

でもその反面、怒る回数は明らかに増えました。

例えばこんな時です。

夜10時。「もう寝ようね」と言っても、「まだ遊びたい!」と子どもが駄々をこねる。

自分は疲れて眠いのに、子どもの要求に応える余裕がなくて、つい声を荒げてしまう。

怒ったあと、「もっと穏やかでいたいのに」と反省することもよくあります。

それでも、親として成長している自分を信じたいです。

✅忍耐力は上がったが、怒る回数も増えた

5. 子どもの発想に驚かされる

子どもは本当に『小さな宇宙人』です。

例えば、突然「救急車になりたい!」と言い出す。

意味はわからないけど、その発想がなんだか面白い。

「どうして救急車になりたいの?」と聞くと、「ピカピカ光るのがかっこいいから!」。
その答えに思わず笑ってしまいました。

こうした予測不能な言動に、毎日驚かされています。

✅子どもの自由な発想に驚く毎日

6. 子どもを優先することが自然になった


最初のころは「なんで私ばっかり」と感じることが多かったです。

夜泣きで眠れない日、夫が忙しくて頼れない日……。

でも今は、少しずつバランスを取れるようになりました。

noteを書いたり、本を読んだり、自分の好きなことを楽しむ時間も作れています。

子どもを優先しつつ、自分の時間を大事にする。

そのちょうどいいバランスを見つけられた気がします。

✅子ども優先でも自分の時間を作れるようになった

まとめ

子どもが生まれてから、私の中にこんな変化がありました。

他の子どもを見る目が優しくなった
親御さんへの共感が増えた
ニュースや映画がつらくなった
忍耐力が上がったけど、怒る回数も増えた

子どもの自由な発想に驚く毎日
子ども優先でも、自分の時間を作れるようになった

子どもと一緒にいると、私も一緒に成長していく。

これからも、子どもと共に変わり続ける自分を楽しみたいと思います。

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