絶対に忘れてはいけない株式投資の話：Vol.83
こんにちは、祐樹です。
起業20年目、年間50冊のビジネス書を読み、ビジネスと投資で億単位を稼いできました。
この記事は、そんな僕が多くの失敗から学んだ「絶対に忘れてはいけない知恵」を端的にまとめたものです。
お金・ビジネス・投資でお役に立てれば幸いです。
🌟優良ビジネスを買えば数年でかなりの価値上昇が期待できる
ビジネスの価値が育つには一定の時間はかかる。
しかし優良ビジネスを買っておけば、最終的にはかなりの価値上昇が期待できる。
たとえばバフェットは1986年にキャピタル・シティーズを1株17ドルで購入したが、9年後にその株は1株127ドルに上昇した。
年間収益率に直せば24％の投資となる。
GEICO社の投資は4500万ドルが15年で23億ドルになった。
年間収益率は29％。
🌟同じ商品を長年作り続ける企業に投資する
なぜなら商品の未来が予測可能なら、未来の収益も予測可能だから。
たとえばお菓子、飲料、保険などを扱う会社がその例になる。
逆に商品自体や商品ラインナップの更新が定期的に必要な会社の場合、先行きを予測することは不可能になる。
🌟永続的に競争優位性の高い商品を扱う会社に投資する
たとえばコカ・コーラのようにブランド価値で圧倒するような商品は永続的な競争優位性を持つ。
その商品は顧客に常に選ばれるので、商品は高い利ザヤを得られて、企業の売上は安定かつ成長していく。
またその商品には大きく手を加える必要はないので企業はコストを抑えられる。
そしてその浮いた資金を先行投資や自社株買いにお金を使える。
以上の理由で、永続的に競争優位性の高い商品を扱う会社は力強く成長するので、株価もそれに従って伸びていく。
投資価値がある。
🌟ファンドマネージャとは
ファンドマネージャは他人から預かった大金を株式市場というギャンブルに注ぎ込むことができる職業。
ファンドマネージャは仕事の性質上、株価にかかわらず株を換金せねばならない場合がある。
これが市況を激しく変動させる一因でもある。
🌟ファンドマネージャは株式市場の短期ゲームに引きずり込まれる運命にある
ファンドマネージャは、四半期や年度通期の数字が悪いと多数の顧客を失ってしまう。
そのため株式市場の短期ゲームに引きずり込まれる運命にある。
彼らは3ヶ月から半年で結果が出そうな銘柄を選び、短期間で株価が上がることに賭ける。
そのためファンドマネージャは株価が乱降下しやすいかどうかを重視している。
🌟ミューチュアル・ファンドとは
随時解約ができるファンドのこと。
多くの投資家から集めた資金を元手に運用をして、保有比率に応じて分配金を投資家に支払う。
会社型と契約型がある。
米国では会社型、日本では契約型が大半を占めている。
ヘッジファンドより手堅く、はるかに資産規模が大きい。
🌟ヘッジファンドとは
積極的に運用されているファンドのこと。
対象投資家は機関投資家や富裕層。
買い、空売り、先物、オプションなどで資産価格の下落からも利益を狙う。
また借入金を使ってレバレッジを高めて運用を行なう。
彼らはいかなる市場環境でも資産を増やすことが求められる。
🌟呼び値とは
ある銘柄の1株に対して注文できる最小の値幅（刻み値）のこと。
売買が「何円単位で行えるのか」を意味する。
その銘柄の株価によって「呼値の単位」が決まっている。
たとえば株価が1500円の場合、TOPIX100の銘柄なら呼び値は0.5円、他の銘柄では呼び値は1円となる。
🌟制限値幅とは
1日の株価変動幅の制限のこと。
取引所では急速な株価変動を避けるため、1日の株価変動幅を一定範囲に制限している。
具体的には基準値段（前日の終値等）から上下一定範囲に制限している。
これは大幅な需給の偏向や過当投機などによって市場価格が変動すると、投資者に投資判断を誤らせ、不測の損害を与えるおそれがあるため。
🌟ストップ高とは
制限値幅の上限、あるいはそこまで上がることをストップ高と言う。
また下限まで下がることをストップ安と言う。
たとえばA銘柄の前日終値が1000円の場合、基準値段は1000円。
値幅上限は1300円、値幅下限は700円となる。
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