【鬼滅の刃】累くんと子ども日、端午の節句。無惨様は研究熱心。
なぜ無惨様が手下の鬼に捜索のお仕事を与えたのか…。
たぶん、単純に忙しいからだと思います!笑
人脈を広げるために芸妓になったり、資金のために貿易をしたり、自分を押し殺して子どもになってまで薬学書を読み、研究や実験をしたり…忙しいですよね。
4月になって、みなさんもバタバタしていると思います。そんな中、私の長〜い記事を読んで頂けることに感謝しています!
端午の節句
累くんはなぜ下弦の「伍」なのかを考えました。
血鬼術の鋼の糸は、「刻糸牢」や「刻糸輪転」なので「刻糸」という名前だと思います。
「刻」という漢字には、むごいや、きざむという意味のほかに「午の刻」などの時刻を表す意味があります。
私は、④の時間の刻という意味で考えてみました。
午の刻…伍…、鬼=月だから、伍月…5月5日の端午の節句!?
子どもの日!
日本の端午の節句は、奈良時代から続く古い行事です。
端午とは「5月最初の午の日」という意味をもっています。
それが、 午という文字の音が五に通じるので、5月5日が端午の節句として定着していきました。
また、端午の節句の別名は「菖蒲の節句」とも言います。
なので、血鬼術の「殺目篭」は、「菖蒲」からきていると思いました。
菖蒲には、古来から健康を保ち、邪気を祓う力があると信じられていました。
旧暦5月5日は現在の6月にあたり、梅雨入りで気候が不安定な時期なので、厄払いや薬草として菖蒲を用いて、「菖蒲湯」に入り無病息災を願ったとされます。
無惨様は、累くんがまだ男の子だから「子どもの日」を意識して、下弦の「伍」にしたのかもしれません。粋な計らいですね!(良いように考えすぎ?笑)
鯉のぼり
鯉のぼりには、江戸時代から一般的に広まりました。
鯉のぼりの由来は、難しい関門という意味の「登竜門」からきています。
義勇さんが生み出した水の呼吸の11ノ型「凪」で、累くんは間合いに入り、攻撃をすることなく、一瞬にして首を切られました。
鯉だけに、水の呼吸の義勇さんだから、この場に加勢したのかなとも思いました。
血鬼術の「殺目篭」が龍の「籠」ではなく、竜の「篭」になっています。
前回の記事は3月3日の雛祭りの「桃の節句」の雛人形について書きました。
なので余計に、下弦の伍の累くんは5月5日の子どもの日「端午の節句」ではないかと考えました。
本物の家族の絆
累くんのご両親は、病弱な息子に大空を泳ぐ「鯉のぼり」のように、お日様の下で大きく元気に育ってほしいと思っていたはずです。
私も息子がいるので、鬼になって人を喰っていたら、きっと累くんの親と同じように、息子を殺して自分も死ぬと思うんです。
お母さんを殺した直後、きちんと「共に背負って死のうとしてくれた」と気がつきました!
しかし、時すでに遅し…
自分で本物の絆を切ってしまったことに悲しくて…寂しくて…
そして、寂しい心を埋めるために偽物の家族を作りましたが、心が満たされることはありませんでした。
自分が一番強くて、庇ってくれる人がいないから…
父…暴力
母…操り人形のように操る
姉…囲い込む、束縛
兄…毒(暴言)を吐く、親の言いなり
昨年あたり「親ガチャ」という言葉が世に出回りましたよね…
炭治郎の言葉は、洗脳されている累くんには響きません。
そんな洗脳を解くことができたのは、本物のお父さんとお母さんだけでした。
再会で謝りながら泣きじゃくる息子に対して、両親とも一緒に泣いているのかと思いきや…
一切、涙を流していませんでした!
もう息子の罪を全て受け入れて、全てを覚悟している顔です。
共に息子と地獄へ行く決心がついているようで…
悪いことは庇うのではなく、受け入れて共に罪を償う。本物の親子だからこそだと思います。
私も息子が罪を犯したら、息子を置いて天国には行けないわな〜…と思いました。
無惨様の洗脳
そもそも無惨様は洗脳をしていたのです。
怖いんです、洗脳…
親に対して自分のした事を後悔していた累くんに励ましていました。
「全てはお前を受け入れなかった親が悪い。己の強さを誇れ」という励ましです。
ついこないだ、私の話になるのですが…
仲良しなママ友Sちゃんに誘われて、ママ友3人でSちゃんのお家に遊びに行ったんです。
前もってLINEで「りっぺちゃんがタメになる節約の話をしてくれる知り合いの人も来てくれることになったから、参考になるよー!」とは聞いていました。
ちょっと「ん?」って思っていました。
けど、勉強になるかと思って、Sちゃんのお家に遊びに行きました。
スーツ姿の知らないおじさんが途中からやって来て、
その知らないおじさんがいきなり大きな声で
「夢ってなんですか〜?」
「きっと夢に近づけますよ!これからの人生をもっと輝かせて!!イキイキと!大変なパートをしなくても、私のように稼げますよー!」と目をギラギラさせて、ハワイの旅行写真や自慢話からの自己紹介で、私らドン引き…。
そして90分ほどプレゼンを聴きました。
「ネズミ講ではありません。国も認めてます」と言っていましたが、よくよく聞くとネズミ講でした(苦笑)
けれど、一緒に最初はドン引きしていた友達の1人が、途中から「うん、うん」と頷き始めたのです。(最後はその子は… お察し下さい。)
まず怖いなと思ったのが、
ママ友Sちゃんもそのおじさんも それが悪いことだと全く思ってないんです。
なんなら、「私らのためを想って、誘ってあげているんだよ!」という感じでした。
この出来事が直近であったものだから、
無惨様は、累くんや珠世さんに関しては純粋に「救ってあげたい」と思っていたんだと思いました。
マルチビジネスもですが、最初に幸せになる体験談しか言ってくれないから、珠世さんのように後で後悔して、退会する人が出てくるんです。稼げるのはほんのひと握りです。
私は考察するクセがついていたのか、いくら相手の話が上手でも、洗脳されませんでした。
無惨様は研究熱心
そういえば、
累くんに「この血に耐えられるかな?」とは聞いてません。(珠世さんは分かりませんが)
病人ほど、無惨の血は死にそうですが…たとえば、コロナが基礎疾患がある人ほど重症化しやすいように。
ということは、「累くんと珠世さんの病気を治すことのできる血」を持っていたんだと思います。
炭治郎に入れた血は「鬼にはならない血」でした。
無惨様は心臓が7つもあります。7種類ぐらいの血の種類があってもおかしくないと思いました。
また、視ただけで、血の種類や病気、遺伝子を判別できると言っています。
詳しくなるように熱心に研究もしています。
鬼を増やす理由の一つに、
日の光を克服する鬼が出現するのを期待しつつ、日に耐えられる薬を作るために、珠世さんと同じように鬼の血をたくさん集めて研究してきたのだと思います。
青い彼岸花が鍵となるので、手に入れば研究がスムーズにいきます。
そしてもう一つは、十ニ鬼月を作りたかった為。トラウマの縁壱さんにやられた後からです。
ある程度は、この男ならいきなり大量の血を与えても死なない、素質があると判別をしているんだと思います!
だって普通なら指1本です。
猗窩座は、いきなり腕1本を突っ込まれて、比較するとすごい!
1000年間もの間、無惨様は人間時代の自分の病気のことも調べただろうし、あらゆる病気、遺伝子、血、薬草や花について研究して、製薬会社の養子になってまで薬学書を読み漁り実験をする。
それほど執着してまで、日の光の下を歩きたいと思うのは、切実な夢であり、生きる希望でもあったんだろうなと思います。
なんだか切ないな…。
来月は子どもの日です。
今までは幼稚園で画用紙で作った鯉のぼりをベランダにさしていましたが、新一年になるので、買おうかなと思いました。
無惨様が憧れる太陽の下で、ぐんぐん身体も頭も成長して欲しいという意味もこめて。
大きいものが理想ですが、収納スペースがないので、我が家はちっこい安い手持ち用の鯉のぼりになりそうです。
ご一読いただきありがとうございます♪
【関連記事】
蜘蛛のお母さんが、童磨の万世極楽教の信者かもしれないと書いた記事はこちらです↓
無惨様は忙しい方です↓
選ばれし鬼の禰󠄀豆子は、かぐや姫のように追い求められています↓
那田蜘蛛山は奈良の三輪山のようです
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?