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食用菊食べ盛り
もうそろそろ花が開ききっちゃって、秋田弁でいう
「としょってきた」状態ということで終わりの食用菊。
としょってきたは、年取ってきた=終わりかけ
という意味である。
としょってきたといっても、茹でれば同じ味なので、実家の畑に毎年、雑草のごとく、何もせずとも花を咲かせてくれる食用菊をせっせと収穫している。
とってもとっても次から次へと花が咲くもんで、収穫が終わらないうれしい悲鳴。お母さん的にはもう見たくも食べたくもないから倒したいといっているが、そうは問屋がおろさね~。食べられるものは最後までいただく。
おひたしのように食べるのが定番で、両親やおじさん、おばさんたちはしょうゆをかけたり、ポン酢をかけて食べているが、ゆきんこ的一押しの食べ方は、クレイジーソルトをパラパラとふりかけ、オリーブオイルをたら~りとたらして混ぜ混ぜして食べるのがうまい。
後期高齢者たちには不評だが。
食用菊のあの花びらの何とも言えないプチプチ食感がたまらない。こんなおいしいものをたらふく食べられるとは幸せである。ということをしみじみ感じたのが道の駅。
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なんと、これだけで200円。茹でたらすぐになくなってしまう量ではないか!しかし、売り物にしているだけあって色がいいし、肉厚だし、としょってないのがよくわかる。としょってるのはもっと花びらがぶわ~っとなっててしまりが悪いのである。
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なんと乾燥の食用菊、通称菊のり?ブランド名?よくわからんが、これは790円!
というか乾燥もいけるのか・・・とあの大量の食用菊を食べきるしかないと思っていたのが乾燥があることを知り、早速、天日干し作戦開始といきたいところだが、また冷たい雨が続く・・・
と隣のおばあちゃんに乾燥食用菊を作れないことをかくかくしかじか言っていたら
「なんも、生のまま酢をちょろとたらしてジップロックにいれて冷凍せばいいべ」
ジップロックを使いこなす92歳。かっこいい!
そして、やっぱりおばあちゃんの知恵袋はすごい。
今日も読んでくれてコープクン・カー(タイ語)
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