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人生いろいろエッセイ

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2024年10月の記事一覧

幼少期からの友だちはどう足掻いても今から構築できない

「団地のふたり」はさまざまなことを考えさせてくれるドラマだ。ということで、最近、このドラマから感化されたことをつらつらと書いている。 1.来夏はなっちゃんスタイルで 2.団地に引っ越しても心配ご無用 3.あんたそういうとこあるよね 4.セーラー服と手投げ弾(てなげだん) 今日で5本め。どんだけ感化されているんだと思う。 本日はなっちゃんとノエチの関係。別れがあれば出会いがあるとはいうが、別れて別々の道を歩んだもののなんだかんだと連絡をとったりあったりするのが腐れ縁、いや

セーラー服と手投げ弾(てなげだん)

築60年の団地の建て替えに一度はサインをした。 しかし、いざ退去となると思い出がたっぷり詰まった住み慣れた家を離れたくなくなる。やっぱり建て替えなんてやめよう!このままみんなで仲良く住もう!中止をするためには立てこもりストライキするしかない。 住民のみんなで集まり、部屋の入り口にイスやテーブルを山積みにして立てこもる。外野からは「そんなことはやめなさい」と説得される。このままではみな共倒れ。 そのときノエチ母の手には手榴弾。それをみたみんなは大慌て。わかった、わたしが外

一期一会がつながるワインバー

大阪の十三といえば、立ち飲み、安い居酒屋、がやがやしている、大騒ぎしている人が街中にあふれている、反対にカウンターしかない小さいお店にお母さん手作りのお惣菜が並ぶこじんまりとした店・・・ そうした下町風情の店が多くあるイメージがあった。というのも、十三は知っていても行く機会がないのと、1人で行くには大阪人の圧にまけて帰ってきそうなそんな感じがしていっていなかった。 たまたま友人が昔、十三で働いていたことがあって、そのときによく通っていたお好み焼き「みっちゃん」に行きたいと

クマさんっぽいけど猫な駅

20代のころ成田空港にせっせと通うのにヘビロテしていた京成スカイライナー。成田まで一番安くかつ、なかなか早く着くので重宝していた。そのときに乗り換えで使っていた日暮里駅。 いつも乗換でしか使ってなかったので改札から出たことがなかったがこのたび谷中銀座で仕事がありお初に降りてみた。 御殿坂なんていうなんだか仰々しい名前の坂を上ったところでなんとなく振り返ってみた。 この無機質な感じ・・・隈さんっぽい。いや、でも隈さんにしたらちょっとシンプルすぎるか・・・とググってみても誰が

なぜ?の嵐2

本日、冷蔵保存していた島バナナちゃんのラストを食べ終えた。 9月27日にいただいてから約1か月、全身真っ黒になった島バナナちゃんだったが、冷蔵庫にいれておいたら、少し固くはなったものの、中はそれほど黒ずんでおらずおいしくいただけた。 さて、なぜ?の嵐からその後どうなったか? 追熟をゆるやかにするためエチレンブロックをしたほうのバナナがなぜか1本だけ黄色くなったのが9月30日。 その翌日の10月1日。 やはりエチレンブロック(アルミホイルつけたほうが)してないほうが黄色

タヌキがいる古民家カフェ

ガネーシャ神に誘われて食べた絶品カレーの余韻を楽しみながら、あてもなくぶらぶらと住宅街の中に入っていった。 ツイている日はどこまでもつくものなのだ。きっと、人知れずひっそりとオープンしているカフェがあるはず。もしくは、趣味で自宅の一角を開放してお茶を出しているお店とかそういったものがあるのではないか。そんな泡い期待を抱き、きょろきょろと見まわしていると、タヌキに出会った。 熊だの鹿だの猪だのがリアルに住宅街に現れる昨今、本物のタヌキが西新宿に?!ではなく、置き物のタヌキだ

団地に引っ越しても心配ご無用

2024年シーズンで一番ハマっているといっても過言ではないNHKドラマ「団地のふたり」。 小林聡美×小泉今日子という、見ていて安心感のある二人の主演と由紀さおり、ベンガル、橋爪功、丘みつ子、名取裕子、そして仲村トオルやムロツヨシといったゲストの豪華さも見るきっかけになった。 何より、今年6月から分譲マンションを売り払い、身も心も金もキレイに片づけ、団地に引っ越したということで、親近感が増したのだ。 団地に引っ越ししたというと心配されるドラマの共感ポイントの前に、小話を。

意外な人が意外な曲を選んで意外なアレンジをすると全く別の歌になる

すでに世にでた歌を別の人が歌うカバー。いやいや、もともと歌っていた第一人者が歌うのが一番いいだろうとずっと思っていて、カバー曲の魅力がさっぱりわからなかった。その歌をその歌手の声で歌っているのに慣れてるから違和感しかなかったからだ。歌がうまいと言われている人がうまく歌い上げていても、な~んか違うともやもやしていた。 声の力それが一変したのがスキマスイッチの「奏」を玉置浩二がカバーした番組。切ない歌詞に哀愁ただようメロディー。もちろんスキマスイッチの二人の歌声もはかなげで苦し

さようなら10月10日

本日、10月10日は体育の日、すなわち祝日とされていたため、10月10日になると、長年の実体験から体がお休みモードになってしまう。 しかし、今日は休みではない。いたって普通の日で、大体が仕事をしているからメールやSlackがバンバン入る。 「今日は休みじゃないんだな」 と体に思い込ませるまでに時間がかかる。 なにいってるのよ、2000年の祝日法の改正から24年もたってそれはないでしょうよと思われるかもしれないが、三つ子の魂百までといいますでしょ。 小中学校時代の体験が

来夏はなっちゃんスタイルで

8時から「光る君へ」 10時から「団地のふたり」 と、最近の日曜夜は珍しくがっつりテレビをみている。平安時代の雅な雰囲気と衣装、藤の花がゆれる優雅な演出にうっとりし、寝る前は団地を舞台に50代の幼馴染二人と昔ながらの知り合いのおじちゃん、おばちゃん、たまに入ってくる新参者との心温まるやりとりにほっこりしている。 番組HPの内容説明の最後の部分を引用したが、時々ほろりはしないものの、まったり、さらり、ゆる~くみられるのがいい。ノエチ(小泉今日子)は頭はいいのに思い描いたよう

古民家カフェがマイブーム

先日、グラングリーン大阪に行き、それなりにおしゃれだし、都会的だし、スタイリッシュだし、非の打ちどころがないのだけれど、新鮮味がないと書いた。 今や、再開発が進む世界各国で同じような街が出来上がり、結果、「まあ、こんなものね」と新しく、スタイリッシュなものにワクワクできなくなってきている。 新しいと気持ちがいい、特にトイレは新しければ新しいほどいいし、清潔感が感じられる空間は大事。となると、今は何にワクワクするのか。 古いものを活かしつつ、新しい息吹を加える、いわゆる古

人手不足で人と触れ合えない

アマゾンロッカーはみたことがあるが、使ったことがない。取材以外はほぼ家で仕事をしているため、いつでも自宅で受け取り可能だからだ。 前に住んでいたマンションは宅配ボックスを完備していたが、これもほぼ使わなかった。いつもくる郵便配達のおじちゃんに 「いてくれて助かった」 と言われたことがある。なぜなら秋田から米を送ってもらっているうえ、大量に野菜も入っているもんだから相当荷物が重いのだ。いつもありがとう。と言葉だけで伝えている。今度は野菜をおすそ分けするべきか。 1人悶々

行きたい場所はどこですか?

お昼を食べながら何気なくテレビをつけた。 おお!わたしの大好きなファビュラス叶姉妹じゃないか!!!と思ったが、うん?恭子さんちょっと雰囲気変わったな~と思ったらたかの由梨さんだった。同じような赤い衣装きて紛らわしい。 それにしてもあきらかにライトがあたりすぎて白飛びしているのが笑える。そんなのはどうでもよくて、恭子さんクイズスタート! 「恭子さんが今行きたい所をお答えください」 う~ん、おそらく、 ハワイ、ドバイ?いや、そんな一般人が思いつくような場所じゃない 北極、

麻酔並みのしびれ具合

20年ほど前、チベットから日本に帰国する際、成都に立ち寄った。というよりフライトの都合上、立ち寄らざるをえず、仕方なくだった。 成都は何があるのかなと地球の歩き方をパラパラめくっていて見つけたのが 「麻婆豆腐発祥のお店」 中華料理の中で1,2を争うほど麻婆豆腐が好きなモノにとって”発祥”のパワードにくいつかないはずはない。絶対にいかねばと「陳麻婆豆腐」に向かった。 さすが発祥の店だけありそれなりに並んでいる。中をのぞくとみんながみんな麻婆豆腐を食べている。独特の香りが