四月九日、彼女が教えてくれたこと…。
今日は…、大切な友人の、命日です…
天国で…
安らかに過ごしているかな……
それだけが、、
…私の願い…。、
…この日に限らず、私は、ふと彼女のことを思い出す度に…
…空を見上げて、そう思う…。
彼女の優しさ、彼女の辛さ、彼女の葛藤と苦しみ…、彼女の人生そのもの、
そして、彼女の最期の選択…。
を、絶対に無駄にしないために、
彼女を知っている一人の人間として、
また、今まだ、この世で生きている一人の人間として、
優先すべき自分がやれること、
やるべきことを、
大事にして生きていきたい…。
と、強くそう思う。
……彼女にこの世で会えなかったことが………、、
……、、一番悔やまれる…。
前にも書いたが、私と彼女は、実際に会ったことが、、、ないのだ……。
私が出逢ったのは、その妹なのである。
妹が、姉である、彼女の存在について、私に明かし、話してくれた…。そこで初めて私は、妹の姉である「彼女」と出逢ったのだ…。
…写真のフレームの中で……。。
…とても優しい人柄が、、
表情から滲み出ていた…。
今も、今この瞬間も、それぞれの悩みで、苦しんでいる人々が、たくさんいる。。
その中で、その苦しみを誰にも打ち明けることができず、一人で抱え込んでいる人たちが、たくさんたくさんいる。
その人たちは皆、その悩み、その苦しみ、その辛さの置き場、やり場、行き場に困り果て、限界の限界を超えた先、その人々は何を考えるかというと、、
…いのちの選択だ。
やはり、人間には、「限界」というものが必ずあると、私は思っている。人間は、それぞれの限界の限界を超えてしまうと、
「自分がこの世で生きている意味。」
というものを、見失う…。。
確実に…。。
それは、避けて通れない。
なぜか。、
それは、言葉にならないほどの悲しみや苦しみ、辛さと、
たった一人で
闘っているからだ…。
言葉にならないほどの、苦しみや悲しみ、辛さは、ひとりでは、絶対に闘えない…。
虚しい以外、何も感じなくなる。
虚しささえも、感じなくなる…。
結果、それらの人々は、
自分の存在意義を完全に見失い、、
…最期の選択をしてしまう…
のだと思う…。
気持ちが痛いほどわかる私は…、、
ならば、これから何が必要なのかが、
見えてくる…。
、、一緒に悩む、一緒に闘う。
だ。
それを、彼女が、教えてくれた。
自らのいのちと引き換えに…、、、…。
私も、実体験から、心からそう思う。
生死を彷徨うほど、苦しい渦の中にいる時に、
一緒に悩んだり、一緒に、ちゃんと歩幅を合わせて、うんうんと、真剣に向き合って、苦しいね、辛いね、って一緒に闘ってくれる人がいたのなら、きっと、私も、そんな経験は、しなかっただろう…と思ったり…、、、する…。
…やはり、
ひとりで闘ってしまうから、
辛いのだ…。
誰かが一緒なら、
誰かがそばにいてくれるなら、
すごい苦しい時、もう一番苦しい時に…
誰かが、、
誰かが、となりにいてくれたのなら…
心鎮まるまで、
ずっとそばにいてくれたのなら…
きっと、彼女も、
その選択を、
しなかっただろう……
と、推測するだけである。
真実なんて、もう誰にもわからない。
この先、ずっと、わかることは、
ない…。
…
…
…
。
だから、
彼女が教えてくれた、色々なことを、
私たちが、今この時に、この生きてる時代に、
伝えていく意味、伝える義務、実践する意義、実践していく責務が、あるのではないかと、考えるのである。
だから、私は、ピアサポーターという形で、困っている人、ひとり悩んでいる人たちを、少しでもいいから、その悩みの吐口になれるような人間の一人になりたい。
困ったね、苦しいね、と共感してあげる、優しく寄り添えるような人間の一人になりたい。
どうしようね、どうしたらいいんだろうね、そうか、それではこうしてみようか…、、
などと、一緒に苦しみながらも、一緒にもがいていけるような人間の一人になりたい…。。。
…もし誰かが、少しでも、彼女に、そのようなことをしてあげられていたらきっと…、、
…彼女とも、2021年4/10になった今…。
…普通に世間話を、隣で話せていたのかもしれない…。。
桜が、葉桜になってきたね…。。って。
出逢うのが………、、
…遅すぎた……、、。。。…
このような気持ちを、二度と、経験しないために、私は、前に、前に、進んでいかなければならないと思っている。
私にできること、
携わりたい。
「出逢うのが、遅かった…」
の言葉が出ないために…。
「こうして私も、まだこの世で、何とか生きてるよ。だから、今は、気持ち穏やかに…、、ゆっくりゆっくり休んでいてね。きっと私も、歳をとったら、そのうち、大空に行くよ。そしたら、大空で、会おう。あなたに、会いたいよ。大空で会ったら、たくさん握手して、たくさんハグして、たくさんたくさん話そうね。また手紙、書きます。」
ハナミズキが咲き始めるこの季節…。
ハナミズキの歌の歌詞と重なって、
切ない…。。