見出し画像

【詩】月は月明かりだけでは存在しない 女性性について

月は月明かりだけでは存在しない

月明かりを見たら

太陽の輝きが解る


一は二であり

二は一である

このことが理解できてはじめて

女性性も男性性も理解できる

一はニであり

ニは一である

これは物理的な法則であり

現象にあらわれた世界の法則である

一はニであり

ニは一である

一という自己充足のなかで

はじめて現象界のニを受容できる

一という自己充足のなかで

はじめて女性性も男性性も表現できる


たいていのひとは

心理学なのかスピリチュアルなのか

定義と分類で納得する記事の影響なのか

女性性も男性性も誤解している

令和5年現在、日本では

日本語のなかにある女性性も男性性も

ただ固定観念のなかにある

私は、こうこうこういう者です

と、私への固定観念で

いつも生きているようなもの

この誤解は、いつ解けるのか


もしも、現実を観たならば

女性性も男性性も自己充足のなかで

毎瞬毎瞬、うつり変わっている

一はニであり、ニは一である

現象の法則のなかで調和する

今夜の月明かりのように。


月明かりを感じれば、

太陽の輝きが解るように。

いいなと思ったら応援しよう!