【詩】帰り道の選択は
電車のなかで詩を読んでいたら
夜だということを忘れて
一度、二度、三度、四ツ谷を過ぎて
市ヶ谷から永田町、四ツ谷をやめて
渋谷まで来てしまった
東京メトロですら、帰り道の選択は
いくつも、いくつも、選ぶことができる
地下で迷うなら、帰り道の選択は
いくつも、いくつも、選ぶことができる
家に帰るのは、帰り道は、限りなく道があって
一度、二度、三度、通り過ぎても
今の選択は、どんな選択でも
家に帰ることができる
帰るところは、限りなく広い
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