【詩】風の時代 月の出が世に夜を明けるとき
風の時代 地球では
月の出が世に夜を明けるとき
東の空から帰る道には
木星とともにプレアデスが
南の空へ上っていく。
天の川銀河を宇宙から
宇宙の目で
見つめてみたら、
地球とプレアデスは
あ、うんの関係かもしれない。
ともに賢くあろう。
驕りなく、怖れなく
九月の空に輝く木星のように
晴れやかな光を浴びて
果てしない光を放ち
深く、深く、木星のように
広く、広く、拡がる世界へ
手をとりあって、
愛が生きるように。
永遠の花が咲くように
手をとりあって、
地球に愛が広がるように。