【詩というより咒】カルマ(考えと行いの結果)
ひとは毎瞬毎瞬、生まれ変わることができる
カルマは過去にあるわけではない
今この瞬間、何を考え何を行うのか
今この瞬間、何を考え何を思うのか
今この瞬間、何を考え何をことばにするのか
今この瞬間に、すべてのカルマがある
過去にどんな愚かな考えや行いが
積み重なっていても
今この瞬間は、すべてのものに勝る
今この瞬間に、すべてのカルマがある
今この瞬間に、
自らが考え行っていることに気づくこと。
今この瞬間に、
自らが選んでいる考えと行いを
自ら感じて観るだけで、
自ら、今、考えと行いを選ぶことができる
気づくことで、選ぶことができる
今この瞬間に、選ぶことができる
愛を選ぶのか
今まで習慣的に考え行ってきた、
エゴイズムにとって居心地のよい
愚かな考えや行いを選ぶのか
愛を選ぶのか
「愛のために」も
エゴイズムの餌になる
「愛のために」では
どんな愚かな考えや行いも
エゴイズムに覆い隠されてしまう
今この瞬間、愛を選ぶのか
今この瞬間、愛が愛することを選ぶのか
今この瞬間に、何を考え何を行うのか
すべては、今この瞬間に自らが選んでいる
今この瞬間に、勝るものはない
今この瞬間は、対立することのない
真実と愛と、湧き上がる創造性の現実で
あふれているから
ひとは毎瞬毎瞬、生まれ変わることができる
はじめは、ちょっとしたことから始まる
気づくのに、苦痛や困難は必要がない
春の日差しが、暖かかったから
神社に行ったとき、猫がいたから
春の風が頬にふれるような詩を、読んだから
ひとは毎瞬毎瞬、生まれ変わっている
今この瞬間に。
だから
今この瞬間に、選ぶことができる
今この瞬間、何を考え何を行うのか
すべてのカルマは、今ここで自らが選んでいる
今この瞬間、自らの選んだ考えと行いに
すべてのカルマがある
カルマは、考えと行いの結果だから
今この瞬間に、
過去から積み重ねた考えと行いの結果から
ひとは離れて、自ら考え行うことができる
すべてのカルマは、今ここで自らが選んでいる
過去から積み重ねた考えと行いは
こころに刷り込まれているので
居心地がいい。善きことも、愚かな行いも
愚かな考えと行いは、
自らがエゴイズムの餌になっているので
いっそう居心地がいい
しかし、ひとは選ぶことができる
今この瞬間に、
過去から積み重ねた考えと行いの結果から
ひとは離れて、自ら考え行うことができる
ひとは毎瞬毎瞬、生まれ変わっているから
すべての考えと行いは、今ここで自らが選んでいる
ひとは毎瞬毎瞬、生まれ変わることができる